晁蓋
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晁 蓋(ちょう がい)は中国の小説で四大奇書の一つである『水滸伝』の登場人物。
梁山泊の2代目首領。渾名は托塔天王(たくとうてんのう)もしくは鉄天王(てってんのう)。隣村に谷川の妖怪を鎮めるための宝塔が建てられたせいで、東渓村に妖怪が集まってしまった際、怒った晁蓋がその宝塔を強奪して一人で担いで持ち帰ったことに由来する。仲間内からはよく晁天王(ちょうてんのう)と呼ばれる。登場時の年齢は30代後半~40代前半。がっちりとした体格で怪力の持ち主。朴刀の達人でもあり、分別もある。独身。 宋江と同じく義侠心に厚く、人に分け隔てなく接する人物。ただ、柔和な宋江に比べて厳格なところがあり、多少怒りっぽい。梁山泊に豪傑108人が揃う前に戦死してしまったため、百八星には含まれないが、初期の梁山泊は晁蓋の力によってまとめられたと言えることから、梁山泊の重要人物の一人とされる。