貫頭衣(かんとうい)とは衣服の分類のひとつ。
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中央に穿たれた穴から頭を出して着るごく単純な構成の衣装である。着脱は容易であるが被覆性に劣るため、多くの場合外套として用いられる。皮革、樹皮衣、フェルトなどに向くが、頭を通す穴からのほつれがある織物、編み物などには基本的には不向き。
腕を通す穴を残して脇を縫ったものを筒型衣と呼び、代表的なものには古代ギリシャのチュニックなどが挙げられる。南米の民族衣装、台湾の北部山地先住民の方衣、日本の千早などが代表例。