遍路道
四国霊場の巡礼者が歩く道 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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遍路道(へんろみち)は、四国霊場において霊場間を繋ぎ、巡礼者(「お遍路」)が歩く道を言う。
四国八十八箇所の札所間だけではなく、番外霊場(四国別格二十霊場を含む)や新四国曼荼羅霊場、四国三十三観音霊場へつながる道も含まれる。狭義には「歩き」でしか通れない道を呼ぶことがある。また、小豆島霊場の歩行者のみが通る巡礼道、篠栗霊場の巡礼道も遍路道という。一般的には車道として整備された道も含むが、車やオートバイ・自転車などを使った遍路が狭義の遍路道を迂回するために通行する道路で、歩き遍路が使わない道は遍路道とは呼ばない。また、空海が通ったとみられる本来の道を旧遍路道というが、崩れたり藪化したりして通れなくなったり、新しく近い道ができた為にほとんどの巡礼者が通らなくなった道を旧遍路道という場合もある。