鉄道記念物
日本国有鉄道が1958年に制定した制度 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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鉄道記念物(てつどうきねんぶつ)は、日本国有鉄道(国鉄)が1958年(昭和33年)に制定した、日本の鉄道に関する歴史的文化的に重要な事物等を指定して保存、継承するための制度、あるいはその制度により指定された事物等をいう。本項においては、1963年(昭和38年)に制定された、地方的に重要な事物等を指定する準鉄道記念物(じゅんてつどうきねんぶつ)についても記述する。
1987年(昭和62年)の国鉄分割民営化後は、既存の記念物がJR各社の管理に移されたものの長らく指定が行われなかったが、2004年(平成16年)に西日本旅客鉄道(JR西日本)が、準鉄道記念物から鉄道記念物への格上げという形で、18年ぶり(鉄道記念物に限れば32年ぶり)に指定を実施した。2010年には、やはり準鉄道記念物からの格上げで北海道旅客鉄道(JR北海道)も指定をおこなった。