2001年のナショナルリーグチャンピオンシップシリーズ
メジャーリーグベースボールの第32回ナショナルリーグ優勝決定シリーズ / ウィキペディア フリーな encyclopedia
2001年の野球において、メジャーリーグベースボール(MLB)のポストシーズンは10月9日に開幕した。ナショナルリーグの第32回リーグチャンピオンシップシリーズ(32nd National League Championship Series、以下「リーグ優勝決定戦」と表記)は、16日から21日にかけて計5試合が開催された。その結果、アリゾナ・ダイヤモンドバックス(西地区)がアトランタ・ブレーブス(東地区)を4勝1敗で下し、球団創設4年目で初のリーグ優勝およびワールドシリーズ進出を果たした。
概要
2001年のナショナルリーグ チャンピオンシップシリーズ | |||||||
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シリーズ情報 | |||||||
試合日程 | 10月16日–21日 | ||||||
観客動員 | 5試合合計:20万6630人 1試合平均:04万1326人 | ||||||
MVP | クレイグ・カウンセル(ARI) | ||||||
NLDS | ARI 3–2 STL ATL 3–0 HOU | ||||||
殿堂表彰者 | ランディ・ジョンソン(ARI投手) ジョン・シャーホルツ(ATL GM) ボビー・コックス(ATL監督) トム・グラビン(ATL投手) チッパー・ジョーンズ(ATL内野手) グレッグ・マダックス(ATL投手) ジョン・スモルツ(ATL投手) | ||||||
チーム情報 | |||||||
アリゾナ・ダイヤモンドバックス(ARI) | |||||||
シリーズ出場 | 球団創設4年目で初 | ||||||
GM | ジョー・ガラジオーラ・ジュニア | ||||||
監督 | ボブ・ブレンリー | ||||||
シーズン成績 | 92勝70敗・勝率.568 西地区優勝 | ||||||
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アトランタ・ブレーブス(ATL) | |||||||
シリーズ出場 | 2年ぶり11回目 | ||||||
GM | ジョン・シャーホルツ | ||||||
監督 | ボビー・コックス | ||||||
シーズン成績 | 88勝74敗・勝率.543 東地区優勝 | ||||||
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ワールドシリーズ |
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両球団がポストシーズンで対戦するのはこれが初めて。この年のレギュラーシーズンでは両球団は7試合対戦し、ダイヤモンドバックスが5勝2敗と勝ち越していた[1]。ダイヤモンドバックスの創設4年目でのリーグ優勝は、1961年以降のエクスパンションで創設された球団によるものとしては史上最速である[2]。前の最速記録はフロリダ・マーリンズによるもので、球団創設5年目の1997年にナショナルリーグを制覇していた。その年と翌1998年に続き、ブレーブスが本拠地球場ターナー・フィールドで対戦相手にリーグ優勝を決められたのは、ここ5年間で3度目となる[3]。シリーズMVPには、第4戦で3適時打を放ち4打点を挙げるなど、5試合で打率.381・4打点・OPS.905という成績を残したダイヤモンドバックスのクレイグ・カウンセルが選出された。このあとダイヤモンドバックスは、ワールドシリーズでもアメリカンリーグ王者ニューヨーク・ヤンキースを4勝3敗で下して初優勝を成し遂げた。