2011年のナショナルリーグチャンピオンシップシリーズ
メジャーリーグベースボールの第42回ナショナルリーグ優勝決定シリーズ / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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2011年の野球において、メジャーリーグベースボール(MLB)のポストシーズンは9月30日に開幕した。ナショナルリーグの第42回リーグチャンピオンシップシリーズ(英語: 42nd National League Championship Series、以下「リーグ優勝決定戦」と表記)は、10月9日から16日にかけて計6試合が開催された。その結果、セントルイス・カージナルス(中地区)がミルウォーキー・ブルワーズ(同)を4勝2敗で下し、5年ぶり18回目のリーグ優勝およびワールドシリーズ進出を果たした。
概要
2011年のナショナルリーグ チャンピオンシップシリーズ | |||||||
第1戦決着時のミラー・パークの様子 | |||||||
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シリーズ情報 | |||||||
試合日程 | 10月9日–16日 | ||||||
観客動員 | 6試合合計:26万7570人 1試合平均:04万4595人 | ||||||
MVP | デビッド・フリース(STL) | ||||||
責任審判 | ゲイリー・ダーリング[1] | ||||||
NLDS | STL 3–2 PHI MIL 3–2 ARI | ||||||
殿堂表彰者 | トニー・ラルーサ(STL監督) | ||||||
チーム情報 | |||||||
セントルイス・カージナルス(STL) | |||||||
シリーズ出場 | 05年ぶり10回目 | ||||||
GM | ジョン・モゼリアク | ||||||
監督 | トニー・ラルーサ | ||||||
シーズン成績 | 90勝72敗・勝率.556 中地区2位=ワイルドカード | ||||||
分配金 | 選手1人あたり32万3169.98ドル[2] | ||||||
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ミルウォーキー・ブルワーズ(MIL) | |||||||
シリーズ出場 | 29年ぶり02回目(ナショナルリーグ転籍後は14年目で初) | ||||||
GM | ダグ・メルビン | ||||||
監督 | ロン・レニキー | ||||||
シーズン成績 | 96勝66敗・勝率.593 中地区優勝 | ||||||
分配金 | 選手1人あたり13万3511.33ドル[2] | ||||||
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ワールドシリーズ |
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両球団がポストシーズンで対戦するのは、1982年のワールドシリーズ以来29年ぶり2度目。その当時ブルワーズはアメリカンリーグに加盟していたが、1997年シーズン終了後のエクスパンションにともないナショナルリーグへ転籍した。もし今シリーズをブルワーズが制すれば、史上初めて両リーグからのワールドシリーズへの出場を果たすところだったが[3]、カージナルスが阻止した。カージナルスは今シリーズで、先発投手が誰一人として6回以降のマウンドに立たなかったにもかかわらずポストシーズンのシリーズを制した史上初のチームとなった[4]。シリーズMVPには、第1戦と第6戦でそれぞれ3点本塁打を放つなど、6試合で打率.545・3本塁打・9打点・OPS 1.691という成績を残したカージナルスのデビッド・フリースが選出された。このあとカージナルスは、ワールドシリーズでもアメリカンリーグ王者テキサス・レンジャーズを4勝3敗で下し、5年ぶり11度目の優勝を成し遂げた。