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ウィキペディアから
All About(オールアバウト)は、株式会社オールアバウトが運営する総合情報サイトである。
URL |
allabout |
---|---|
言語 | 日本語 |
タイプ | 生活情報サイト |
運営者 | 株式会社オールアバウト |
収益 | 広告など |
営利性 | 営利 |
登録 | 不要 |
開始 | 2001年 |
2001年に株式会社リクルートとアメリカ合衆国のAbout Inc社(2017年Dotdashに社名変更)との合弁会社として運営をスタートした。その後、2017年3月に日本テレビ放送網株式会社[1]、2018年5月に株式会社NTTドコモと資本業務提携し[2]、現在に至っている。
日本語版All Aboutは、2001年2月15日にリクルートと米About.comを運営するAbout Inc社の合弁企業、リクルート・アバウトドットコム・ジャパン社による「All About Japan」としてサービスを開始した。About.comの方針を持ち込んで敷かれたさまざまなジャンルの専門家をAll Aboutガイドとして起用するガイド制は、現在も引き継がれている。
2004年7月には社名を株式会社オールアバウトとし、同9月にはヤフーが米About社の株式持ち分をすべて取得。また同10月にはサイト名からJapanを外し、「All About」としている。
約1,300のテーマごとに、専門の知識や経験を持った人=「ガイド」が、その分野に関する信頼性の高い情報を提供する総合情報サイトを運営。2001年2月15日のサイトオープン以来、順調にユーザ数を伸ばし、月間総利用者数は約2,600万人(2023年1月実績)。
主として30代後半から40代をターゲットとし、「All Aboutガイド」と呼ばれる専門家が編集する記事による情報提供を絡めた広告収入をコアビジネスとしている。「仕事」「趣味」「就職」「結婚」「出産・育児」「住宅購入」など、日常生活に関わるあらゆるテーマを設け、各テーマごとに細分化されたサイトを開設している。テーマは約1,300にものぼり、記事本数は約18万本となる。ガイドは基本的に実名制であり、顔写真入りのプロフィールを公開するなど、ガイドの色が濃く現れる運営方法をとっている。
All Aboutガイドには知識(担当テーマを俯瞰する専門知識/テーマに関連する業法/ビジネス、ネットマナー)だけではなく、意識(All Aboutの理念/サービスへの共感/おもてなしの心/ユーザ中心主義/バランス感覚)、技術(ガイドスキル/コミュニケーションスキル/文章表現力/業務遂行能力)のようなスキルを有し、厳しい審査をクリアした特定分野の専門家がなることができるもの。ガイドの職業・資格は、以下のとおり。さまざまな分野の専門家がAll Aboutでの信頼できる情報を発信している。
医師、弁護士、税理士、一級建築士、FP(ファイナンシャルプランナー)、企業経営者、評論家、ジャーナリスト、コンサルタント、アドバイザー、コーディネーター、カウンセラー、デザイナー、編集者、ライター、エッセイスト、コピーライター、講師、管理栄養士など。
現在所属している各テーマ毎のガイドは以下のとおり。All Aboutでは専門家を探すための専門家サーチを提供しており[3]、気になるワードで検索することができる。
2022年5月16日現在、専門家は868人登録されている。
住宅・不動産(59人)、マネー(83人)、健康・医療(62人)、ビューティ(84人)、デジタル(63人)、暮らし(140人)、恋愛・結婚(32人)、ビジネス・学習(97人)、メンズスタイル(25人)、旅行(108人)、趣味(82人)、ファッション(15人)、グルメ(38人)、車・バイク(19人)。
以下は、メディア掲載実績のある主な専門家。
イチオシ
For M
その年、「健康」「マネー」などの部門において、生活者の身の回りで特徴的だったと思われる“コト”とそれに対する「決断」について、ガイド(専門家)のアンケート結果をもとにAll About編集部が審議を行い、総合ランキングを発表するアワード企画。2014年から行われている。
年度 | 部門 | トピック |
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2013年 | 健康部門 | ”個人”が未来の病気を把握し、その対策をする決断 |
2014年 | 住まい部門 | 売るか壊すか、そのままか?“空き家にさせない”実家対策 [リンク切れ] |
2015年 | 健康部門 | 相次ぐ著名人のがん報道に衝撃 がん検診を受ける決断 [リンク切れ] |
2016年 | 健康部門 | うつは誰でもなる病気 社会がうつと向き合う決断 [リンク切れ] |
2017年 | キャリア部門 | 意外にできた『働き方改革』~定時に帰る決断 |
最新の家電事情に精通したAll Aboutガイドが、その年に最も感動や驚きを感じた家電を、キッチン、掃除・洗濯などのカテゴリーから選出するアワード企画。その年の家電業界における注目トピックスもガイドが解説している[4]。
2011年より行われている、その年に発売された化粧品および定番の通販化粧品の中から、美容のプロが部門ごとに最も優れた商品を選定するアワード企画。
最新のエンタメ事情に精通したAll Aboutガイドが、その年に上演されたミュージカル作品の中から、部門ごとに最も優れた作品や人を選定するアワード企画[5]。
「簡単ダイエット」の記事を担当するエステティシャンの土井千春が、2014年6月に「驚愕!3日間で2kg痩せるレモネードダイエットとは?」という記事で、塩水による消化器官の洗浄として、1リットルの水に塩を小さじ2杯を入れたものを毎朝空腹時に一気に飲む「ソルト・ウォーター・バッシング」なるものを紹介。「塩水洗浄は塩と水しか使用していないのでもっとも安全」「塩水の濃度は、血液に近い濃度なので、腎臓は水を吸収せず、塩分も身体には吸収されません」と述べていた[6]。2016年2月にNHKが「塩水飲んでダイエット?あふれる“フェイク”健康情報」としてその危険性を特集した[7]。All aboutはNHKの取材に、「当該の記事についてはダイエット方法として捉えていたので、医師の監修の必要性は感じていなかった」と回答、記事の執筆者は「自分も何度も塩水洗浄をやっているし、顧客にも行うよう指導しているが、これまで体調を崩した人はいない」「ダイエット方法だったので、医師の監修は必要ないと思った」と回答した。記事が問題視されるようになり、記事には注意喚起の文が入れられた。その後、記事は削除された。
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