E.T.
スティーヴン・スピルバーグ監督の1982年のアメリカ映画 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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『E.T.』(イーティー、原題: E.T. The Extra-Terrestrial)は、1982年のアメリカのSF映画。製作・監督はスティーヴン・スピルバーグ、脚本はメリッサ・マシスンが務め、ディー・ウォレス、ヘンリー・トーマス、ピーター・コヨーテ、ロバート・マクノートン、ドリュー・バリモアなどが出演した。地球に取り残された地球外生命体(E.T.)と少年エリオットとの交流を描いた物語[5]。
E.T. | |
---|---|
E.T. The Extra-Terrestrial | |
監督 | スティーヴン・スピルバーグ |
脚本 | メリッサ・マシスン |
製作 |
スティーヴン・スピルバーグ キャスリーン・ケネディ |
出演者 |
パット・ウェルシュ ヘンリー・トーマス ディー・ウォレス ロバート・マクノートン(英語版) ドリュー・バリモア ピーター・コヨーテ K・C・マーテル |
音楽 | ジョン・ウィリアムズ |
撮影 | アレン・ダヴィオー |
編集 | キャロル・リトルトン |
製作会社 |
ユニバーサル・スタジオ アンブリン・エンターテインメント |
配給 |
ユニバーサル・スタジオ CIC |
公開 |
1982年6月11日 1982年12月4日 |
上映時間 |
115分(オリジナル版) 120分(20周年記念特別版)(40th Anniversary) |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $10,500,000[1] |
興行収入 |
$792,910,554[1] $437,141,279[1] 135億円(再公開も含む)[2] 8億円(20周年特別版)[3] |
配給収入 | 96億2000万円[4] |
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コンセプトは、スピルバーグが両親の離婚後に作った空想上の友人が元になっている。1980年、スピルバーグはマシスンと出会い、失敗したプロジェクト『Night Skies』から新たなストーリーを展開した。撮影は1981年9月から12月にかけて、1,050万ドルの予算で行われた。他の映画とは異なり、若いキャストが感情を込めた演技をしやすいように、大まかな年代順に撮影された。E.T.のアニマトロニクスは、カルロ・ランバルディがデザインした。
約1,000万ドルという予算で製作されたが、公開後にはアメリカ国内でおよそ3億ドルという当時の映画史上最大の興行収入を記録する。『スター・ウォーズ』(1977年)の全世界興収記録を抜いて、世界歴代興行収入1位の記録を更新し、『ジュラシック・パーク』(1993年)に抜かれるまで記録を保持した[6]。日本では『ジョーズ』(1975年)が保持していた配給収入の日本記録を更新し、『もののけ姫』(1997年)に抜かれるまで日本最高配給収入記録を堅持していた。批評家からも高く評価され、史上最高の映画の一つとされており、第55回アカデミー賞では、作曲賞、視覚効果賞、音響賞、音響編集賞の4部門を受賞した。1985年には再公開され、2002年には公開20周年を記念して、ショットや視覚効果、シーンの追加などが行われた。1994年には「文化的、歴史的、美学的に重要な作品」として、米国議会図書館のアメリカ国立フィルム登録簿に登録された。