Motif (GUI)
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Motif(モチーフ)は、X Window Systemでの操作手順、見栄え(ルック・アンド・フィール)などを統一しようというグラフィカルユーザインタフェース (GUI) 規格のひとつ。Open Software Foundation (OSF) によって定められ、正式にはOSF/Motifという。 1989年に最初のバージョンがリリースされた。その後のOSF自体の変遷を経て、現在の管理団体はThe Open Groupである。
Motifのスクリーンショット | |
開発元 | The Open Group |
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最新版 |
2.3.8
/ 2017年12月5日 (6年前) (2017-12-05) |
リポジトリ | |
プログラミング 言語 | C言語 |
対応OS | Unix系(当初はOSF/1) |
対応言語 | 多言語 |
サポート状況 | 開発中 |
種別 | ウィジェット・ツールキット |
ライセンス | LGPL v2.1(2012年の2.3.4から。それ以前はプロプライエタリ) |
公式サイト | http://motif.ics.com/ |
テンプレートを表示 |
日本語版の OSF/Motif が(株)アスキーと(株)アステック(現、株式会社アールワークス[1])によって共同開発されている[2]。
この規格に沿ってプログラムを開発するためのウィジェット・ツールキットのことをMotifツールキットという。このツールキットのことをMotifと呼ぶ場合もある。IEEE 1295 [注 1]として規格化されている。
Motifベースのウィンドウマネージャはmwm(Motif Window Manager)であり、後述の CDEでも標準のウィンドウマネージャとなっている。各アプリケーションウィンドウの外側にMotifの規定に従った枠やボタンが付けられる。ウインドウの枠はリサイズ・ハンドルといい、それを使っての拡大、縮小などの操作ができる。左上のボタンはメニューボタン、右上にはアイコン化ボタンと最大化ボタンが並んでいる。ボタンの間を埋める部分はタイトルバーといい、文字通りタイトルの表示とウィンドウの移動機能を持つ。
3ボタンマウスの使用が前提となっている設計が見られることも多いがこれはMotif固有ではなくX Window Systemの主なプラットフォームとして使われてきたエンジニアリングワークステーションにおいて一般的であったためである。
デスクトップ環境としたものにヒューレット・パッカードが開発した、HP-VUE (Visual User Environment) がある。さらにそれを元に複数のベンダーでの共通規格としたものがCommon Desktop Environment (CDE) である。