PlayStation Vitaのゲームタイトル一覧
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PlayStation Vitaのゲームタイトル一覧では、PlayStation Vita対応として日本国内で発売されたパッケージタイトルおよび配信専用タイトルを発売順に列記する。なお追加要素を含まない廉価版などは除く。
2011年12月に発売されたPlayStation Vitaは前面のタッチスクリーンと背面のタッチパッドや、高い解像度などを目玉としており、コアゲーマーから支持を得ていた[1]。その一方、PlayStation Vitaが発売された時期はモバイル端末全体の転換期とかぶっており、スマートフォンとの差が小さいうえに、独自性を打ち出せなかった結果、同時期に発売されたニンテンドー3DSよりも強い影響を受けてしまったと指摘する声もある[2]。ハード面においては、PlayStation Portableとの互換性が不完全である点も普及を阻害する要因として挙がり、前述の背面タッチパネルパッドなどの機能はソフト開発者にとって扱いにくいものだった[2]。
2012年1月以降における月当たりの販売台数は10万台に届かず、年末商戦でも7万台を下回るなど売れ行きがいまひとつであり、旧世代機PlayStation Portableとの競合も指摘されていた[3]。その中で発売された『GRAVITY DAZE/重力的眩暈:上層への帰還において彼女の内宇宙に生じた摂動』(以下:『GRAVITY DAZE』)はその斬新さから日本ゲーム大賞の「年間作品部門」の大賞を受賞した[4]。
その翌年の2013年度にはハードの販売台数を39%、ソフトの販売本数を70%近く伸ばすことができた[5]。この年は『SOUL SACRIFICE』や『討鬼伝』など協力プレイを目玉としたソフトが次々と発売され、ソニー・コンピュータエンタテインメント・ジャパンアジアも協力プレイを前面に押し出した販促キャンペーン「共闘先生プロジェクト」を展開した[6]。このような作品のうち、『ゴッドイーター2』は、2013年11月14日の発売から2014年の3月末にかけて39万本をこえる売り上げをたたき出した[5]。また、2013年10月31日にはCEROレーティング「Z(18歳以上のみ対象)」の作品がPlayStation Storeにて配信されるようになった[7]。一方、PlayStation Storeの総合ランキングにおいては、Vita版『Dragon's Crown』がPS3版を抑えて1位にランクインしたほか、トップ10には前述の『ゴッドイーター2』や『閃乱カグラ SHINOVI VERSUS -少女達の証明-』といった作品がランクインした[8]。
2014年10月29日にダウンロードタイトルとして配信されたサンドボックスゲーム『Minecraft: PlayStation Vita Edition』は幅広い層に支持され、2015年1月26日の時点でダウンロード数が20万本を突破した[9]。2015年3月19日発売されたパッケージ版も、しばらくファミ通による年間パッケージタイトルランキングで首位を獲得する状態が続き、3年目となる2017年には累計販売本数が100万本を突破した[10]。また、2016年1月28日に発売された『ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ』は、サンドボックスゲームにドラゴンクエストシリーズの世界観を合わせたことでシリーズに新たな機軸を打ち立て、年末までに29万本を超える売り上げを記録した[11]。他方、2016年と2017年は『Minecraft』を超えるようなパッケージタイトルのヒット作が出ず、2017年以降は市場が縮小し続けた[12][13]。2018年には『実況パワフルプロ野球2018』が唯一10万本を超える売り上げを記録したタイトルとなり、『スーパーロボット大戦X』や『Fate/EXTELLA LINK』が続いた[14]』[14]。とはいえ、1万本を超える売り上げを記録したタイトルは16作品という厳しい状況に陥っていた[14]。そして2018年9月20日、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は2019年を以て日本の出荷を終了することを表明した[15]。また、この声明に当たっては後継機を出さないことが明言されていたため、これはソニーの携帯ゲーム機製造市場からの撤退を意味していた[1][15]。Vita本体の出荷が終わった2019年において発売されたソフトの4割はアドベンチャーゲームだった[16]。
他方、据え置き機が主力の欧米では苦戦し、日本よりも先に出荷を終えている[15]。また、ハード末期には『Midnight Deluxe』のようにトロフィー収集を目的とした作品も続出した[17]。