いぶき (人工衛星)
日本の温室効果ガス観測技術衛星 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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いぶき(GOSAT : ゴーサット、Greenhouse gases Observing SATellite)は、環境省、国立環境研究所(NIES)、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が共同で開発した温室効果ガス観測技術衛星。地球温暖化の原因とされている二酸化炭素やメタンガスなどの温室効果ガスの濃度分布を宇宙から観測する。2008年10月15日、愛称が一般公募によって「いぶき」に決定された。2009年1月23日、種子島宇宙センターからH-IIAロケット15号機にて打ち上げられた。同年2月より観測データの取得を開始し[1]、5月には未校正値ながら地球規模での解析結果も発表されている[2]。
概要 温室効果ガス観測技術衛星 「いぶき(GOSAT)」, 所属 ...
温室効果ガス観測技術衛星 「いぶき(GOSAT)」 | |
---|---|
所属 | 宇宙航空研究開発機構(JAXA) |
主製造業者 | 三菱電機 |
公式ページ | JAXA |
国際標識番号 | 2009-002A |
カタログ番号 | 33492 |
状態 | 運用中 |
目的 |
二酸化炭素およびメタンの 濃度分布の測定 |
設計寿命 | 5年 |
打上げ機 | H-IIAロケット 15号機 |
打上げ日時 | 2009年1月23日12時54分 |
物理的特長 | |
本体寸法 | 2.4 m x 2.6 m x 3.7 m |
最大寸法 | 13.7m(太陽電池パドル翼端間) |
質量 | 1750 kg(打上げ時) |
発生電力 |
5,140 W (軌道上初期実績) 4,743 W(寿命末期予測) |
姿勢制御方式 |
3軸姿勢制御 異常時は太陽指向スピン安定 |
軌道要素 | |
軌道 | 太陽同期準回帰軌道 |
高度 (h) | 666km |
軌道傾斜角 (i) | 98.06度 |
軌道周期 (P) | 100分 |
回帰日数 | 3日 |
観測機器 | |
TANSO-FTS (GOS) | 温室効果ガス観測センサ |
TANSO-CAI | 雲・エアロソルセンサ |
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2号機のGOSAT-2は、2018年度に打ち上げが予定されており、三菱電機が2014年4月に開発着手した[3]。GOSAT-2は、初号機よりも観測精度を向上させる他、雲・エアロソルセンサーへの観測波長域を追加することにより、ブラックカーボンやPM2.5等の微小粒子状物質の監視も可能となる[4]。