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滋賀県のテレビジョン放送局 ウィキペディアから
びわ湖放送株式会社(びわこほうそう、Biwako Broadcasting Co., Ltd.、BBC)は、滋賀県を放送対象地域としたテレビジョン放送事業を行っている特定地上基幹放送事業者である。滋賀県が筆頭株主の第3セクター[3]。近畿地方で唯一、中日新聞に関係を持つテレビ局[4]。
テレビ番組・中継内での各種情報(終了した番組・中継を含みます)は、DVDやBlu-rayなどでの販売や公式なネット配信、または信頼できる紙媒体またはウェブ媒体が紹介するまで、出典として用いないで下さい。 |
びわ湖放送本社 | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
略称 | BBC[1] |
本社所在地 |
日本 〒520-8585[1] 滋賀県大津市鶴の里16番1号[1] |
設立 | 1971年(昭和46年)5月22日[1] |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 6160001001678 |
事業内容 |
放送法に基づくテレビジョン放送 事業 |
代表者 | 代表取締役社長 西川忠雄[1] |
資本金 |
8000万円(2020年3月31日現在) [1] |
発行済株式総数 | 92万438株[2] |
売上高 |
16億5918万2758円(2022年度) [2] |
営業利益 | 3689万2397円(2022年度)[2] |
経常利益 | 5531万7779円(2022年度)[2] |
純利益 | 5306万9211円(2022年度)[2] |
純資産 |
14億0737万3830円 (2023年3月31日現在)[2] |
総資産 |
19億6584万7285円 (2023年3月31日現在)[2] |
従業員数 | 52人(2022年3月31日現在)[2] |
決算期 | 3月 |
主要株主 |
「#2021年3月31日」を参照 |
主要子会社 |
株式会社 ビー・ビー・シー・サービス[1] |
外部リンク | https://www.bbc-tv.co.jp/ |
びわ湖放送 | |
---|---|
英名 | Biwako Broadcasting Co., Ltd. |
放送対象地域 | 滋賀県 |
ニュース系列 | - |
番組供給系列 | 全国独立放送協議会 |
略称 | BBC[1] |
愛称 | BBCびわ湖放送 |
呼出符号 | JOBL-DTV |
呼出名称 |
びわこほうそう デジタルテレビ |
開局日 | 1972年4月1日 |
本社 |
〒520-8585[1] 滋賀県大津市鶴の里 16番1号[1] |
演奏所 | 本社と同じ |
リモコンキーID | 3[1] |
デジタル親局 | 大津 20ch |
アナログ親局 | 大津 30ch |
ガイドチャンネル | 30ch |
主なデジタル中継局 |
「#デジタル放送概要」を参照 |
主なアナログ中継局 |
「#アナログ放送概要」を参照 |
公式サイト | https://www.bbc-tv.co.jp/ |
特記事項: 滋賀県内では多くの世帯でテレビ大阪やテレビ愛知を受信できないことから、テレビ東京の番組を多数同時・遅れネットしている。 |
どの系列にも属さない独立放送局で、全国独立放送協議会に加盟している。近畿広域圏ではテレビ東京系列局のテレビ大阪の放送対象地域が大阪府のみで、滋賀県内では大半の地域で同局を受信できない[* 1]ことから、それを補完するようにテレビ東京系列の番組を大量に購入して放送している(近畿地方では、奈良県の奈良テレビや和歌山県のテレビ和歌山も同様)。ただし、『ワールドビジネスサテライト』を除いて、同時ネットであってもCMは差し替えている。
番組編成の特徴として、自社制作番組の優先度が高いことが挙げられる。各番組の放送時間は原則として固定されているため、テレビ東京からのネット受け番組が特別番組として放送時間を拡大する場合であっても、特別番組を休止して自社制作番組を優先する[* 2]。
後述の通り、かつては平日に1時間以上の自社制作による帯番組が放送されていたが2023年現在は平日に30分以上自社制作による帯番組は放送されていない。また、サブチャンネルを用いたマルチ編成も定時番組では行っていない。
前述の通り、略称には「Biwako Broadcasting Co., Ltd.」より採った「BBC」を使用している[5]。この略称はイギリスの英国放送協会(The British Broadcasting Corporation)と同じもので[5][6]、滋賀県民を中心に両者を混同したりそのことをギャグのネタにしたりすることがあり(“日本のBBC”と称されることもある)、びわ湖放送自身も自社制作番組『藤井組TV』でネタにするほどである[7][* 3]。混同を防ぐため、県外ではBBCびわ湖放送と社名併記が多い。
2009年10月1日には、「アミンチュてれびBBC」というステーションコピーを制定した。「アミンチュ」とは「淡海人」を沖縄語的に読んだもので、滋賀県民を指す造語である[5][* 4]。
日本の独立テレビ単営局で唯一、社名に「テレビ(ジョン)」がつかない[* 5]。
企業・団体は当時の名称。出典:[8][9][10][11][12]
放送局は新聞社(地方紙)と関係が深いことが多いが、びわ湖放送の場合は県内で唯一の地元紙を発刊していた滋賀日日新聞社を京都新聞社が1979年4月に吸収合併して以降、県内に本社を置く地方新聞社が日本で唯一存在しない[* 6]。この事情から、地元を代表するマスメディアとして報道に積極的に取り組んでいる。なお、びわ湖放送の株主には東隣の岐阜県を地盤とする中日新聞社が名を連ねている(中日新聞は滋賀県内においても、中部地方寄りの彦根市・長浜市などでは一定のシェアを持つ)。
資本金 | 発行済株式総数 | 株式数 |
---|---|---|
8000万円 | 920,438株 | 48 |
資本金 | 授権資本 | 1株 | 発行済株式総数 |
---|---|---|---|
6億円 | 12億円 | 500円 | 1,200,000株 |
資本金 | 授権資本 | 1株 | 発行済株式総数 |
---|---|---|---|
1億円 | 4億円 | 500円 | 200,000株 |
資本金 | 発行済株式総数 |
---|---|
4億0121万円 | 920,438株 |
1980年代初めまでは主に夕方から夜間にかけてしか放送を行わなかったが、1982年4月から早朝の情報ワイド番組『おはようびわこ』の開始を皮切りに7:00 - 8:30(後に9:30前後まで)の朝の部の放送を開始し、中断を挟んで17:00頃から夜の部を再開するという形態で放送していた時期があった[* 7]。
1990年代までは、小学校3年生を対象とする学校向けの教育番組(『まほうのちず』など)が放送されていた。毎年7月から翌年3月にかけて放送され、何度も再放送が行われていた。また、学校では事前に小学3年生にこの番組についてのテキストが配布されていた[* 8]。
1980年1月1日の01:00から、新春特別番組『'80年未来をこの手に!』(TBSテレビ製作、ライオン油脂とライオン歯磨の合併記念番組『ライオンスペシャル』として1社提供)が当社を含む民間放送テレビ全社で放送される予定であったが、当社のみ放送を中止した[* 9]。当社では当初、担当の広告代理店である電通からの打診に対し一旦ネットを了承したものの、後になってネット受けを拒否した。これは当時琵琶湖の環境問題でリンを含んだ合成洗剤が問題になっており、「洗剤メーカーがスポンサーの番組を放送すること」に筆頭株主である滋賀県が難色を示したためとされている。当時「たった1社の反乱」と呼ばれた。
玄関のレリーフは熊倉順吉の作品。
現在の番組の詳細は、公式サイトの番組紹介あるいは週間番組表を参照。
太字は字幕放送(自社番組のみ記載)。
制作局もあわせて表記。
「※」と付した番組はテレビ大阪では放送されていない番組。また、制作局もあわせて表記した。
テレビ東京で字幕放送を行っている番組では、当局でも実施している。
先述のように、『ワールドビジネスサテライト』以外は同時ネットであってもローカルセールス扱いとなり、CMは差し替えられている。提供クレジットも、テレビ東京においてスポンサー付きの同時ネット番組では、ブルーバックや番組ロゴ等を表示して差し替えられ(2011年8月よりハイビジョン対応)、テレビ東京・当局共にノンスポンサーの番組では、提供ベースを流さずにスポットCMに差し替える。
休止された番組の多くは返上となり、振替放送は行われないが、一部の番組において通常の時間枠および週末・祝日などの昼に、過去に未放送だった回を遅れて放送するなどの例外はある。
遅れネットの番組では字幕放送は行わないが、年末年始の番組ではテレビ東京から数日以内に遅れて放送の場合に限り行われる(提供クレジットはブルーバックで差し替え)。
など
びわ湖放送は、テレビ東京から番組販売を通じて購入した全日帯の番組を、夕方を中心にしばしば遅れネットで放送している(早朝に放送される作品もある)。中には、『家庭教師ヒットマンREBORN!』(第118話以降)[* 30]のようにテレビ東京系列外(地上波)では唯一ネットした作品も散見される(アニメ関連の情報番組も含めれば『アニソンぷらす』も該当する)。
2000年代後半には、テレビ東京系列の深夜アニメの一部を平日夕方の全国ニュースとローカルニュースの間に挟まれる形で複数遅れネットした[* 31]。2010年代は深夜アニメのネットは減少に転じ、2020年10月現在はいわゆるUHFアニメを含め散発的な放送に留まっている[* 32]。その代わりに、2010年代後半以降は『BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』のようにテレビ東京系列で全日帯に放送される作品を深夜帯に編成する事例も見られるようになった。
2014年秋には、滋賀県大津市が舞台で原作者が県内に在住しているという縁で、日本テレビ製作の『曇天に笑う』をネット受けした。
2018年1月 - 3月にネットした『ダーリン・イン・ザ・フランキス』は朝日放送テレビでも同じ時期に放送されたため、滋賀県内では同じ番組を地上波で週に2度視聴できる珍しい事例が生じた[* 33]。
京都府・福井県で視聴してもそのまま「3」となる。 岐阜県と三重県はNHK総合テレビが「3」のため、031-1となる。
2011年7月24日終了時点。
空中線電力 | 実効輻射電力 | |
---|---|---|
映像 | 1kW | 7.2kW |
音声 | 250W | 1.8kW |
この節には独自研究が含まれているおそれがあります。 |
当社には長年専門職としてのアナウンサーは存在せず、会社として正式に認知する「アナウンサー」は在籍していなかった[5]。
社員は基本的に総合職として採用されており、その中からアナウンス適性があると判断された人物がアナウンス業務を行う形式をとる[5]。また、学生時代に、課外活動で記者やアナウンスを経験したり、アナウンススクールで訓練していた者もいる。小規模な会社であることから、入社した者は何でもやらなければならない。アナウンサーとして広く認知されていたと思われる牧田衞活も記者やディレクターとしての仕事も日常的に行っていた他、入社時にディレクターとして採用された小西あゆ香が後にアナウンサーとしての活動も手がけるようになり、退職した牧田衞活の穴を埋める形で地上デジタル放送推進大使“TEAM2011”のメンバーにもなった。
2021年4月にアナウンスルームとアナウンス部公式ツイッタ―アカウントが開設された[26]。
このほか番組出演契約という形で、外部プロダクション所属のフリーアナウンサーを起用している。
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