アポロ・ソユーズテスト計画
ウィキペディア フリーな encyclopedia
アポロ・ソユーズテスト計画(アポロ・ソユーズテストけいかく、英語: Apollo-Soyuz test project、ロシア語: Экспериментальный полёт «Союз» — «Аполлон» エクスペリメンタリヌィ・パリョート・サユース-アパロン)とは、アメリカ合衆国とソビエト連邦(当時)の宇宙船が共同飛行した最初の宇宙計画である。1972年5月に調印され、1975年7月に行われた。アメリカにとっては、これがアポロ宇宙船を使用した最後のフライトであり、1981年4月にスペースシャトル1号機が発射されるまで、有人宇宙飛行は行われなかった。二つの超大国が共同して一つのプロジェクトを実行するASTPはデタント(緊張緩和)の象徴であり、熾烈をきわめた宇宙開発競争の終わりを告げるものであった[1]。
概要 アポロ・ソユーズテスト計画, アメリカ側 ...
アポロ・ソユーズテスト計画 | |
---|---|
アメリカ側 | |
ミッション名 | アポロ・ソユーズテスト計画 |
総重量 | 16.780kg |
司令船重量 | 14,768kg |
ドッキング区画重量 | 2,012kg |
乗員数 | 3名 |
発射日時 | 1975年7月15日 19:50(UTC) |
発射場所 | ケネディ宇宙センター39番B発射台 |
帰還日時 | 1975年7月24日 21:18(UTC) |
宇宙滞在時間 | 9日01時間28分 |
地球周回回数 | 148周 |
総飛行距離 | 約5,990,000km |
軌道傾斜角 | 51.75度 |
遠地点 | 231km |
近地点 | 217km |
地球周回時間 | 88.91分 |
ソ連側 | |
ミッション名 | Soyuz19 |
総重量 | 6,790kg |
乗員数 | 2名 |
発射日時 | 1975年7月15日 12:50(UTC) |
発射場所 | バイコヌール宇宙基地(カザフスタン) |
帰還日時 | 1975年7月21日 10:50(UTC) |
宇宙滞在時間 | 5日22時間30分 |
地球周回回数 | 96周 |
総飛行距離 | 約3,900,000km |
軌道傾斜角 | 51.76度 |
遠地点 | 231km |
近地点 | 218km |
地球周回時間 | 88.92分 |
搭乗員写真。左からスレイトン(米)、スタッフォード(米)、ブランド(米)、レオノフ(ソ)、クバソフ(ソ) | |
閉じる