クラレント (アーサー王伝説)
アーサー王伝説に登場する剣 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
クラレント(Clarent, Clarente)[1][2]は、アーサー王伝説に登場する剣。14世紀末頃の中英語の韻文『頭韻詩アーサーの死(英語版)』[3]に登場する。
クラレントは、アーサー王とモードレッドの戦い(いわゆるカムランの戦い)の場面において、モードレッドの剣として登場する。作中では、アーサー王がウォリングフォード (Wallingford) の武器庫に保管しており、その場所はアーサー王と王妃グィネヴィアだけが知っていたと説明されている[4][5]。本作ではグィネヴィアはモードレッドと繋がりアーサー王を裏切っている。またこの戦いにおいてアーサー王は致命傷を受けるが、おそらくクラレントが使用されただろうと考えられている[4]。