クールシューズ
アーサー王伝説に登場するバン王の剣 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
クールシューズ[1](Courechouse, Coreuseuse)[2]はアーサー王伝説に登場する剣。クレシューズ[3]と表記されることもある。その名前は「激怒した」を意味する[4][5]。13世紀古フランス語の散文『アーサー王の最初の武勲』(別名『流布本系メルラン物語続編』、流布本サイクル(ランスロ=聖杯サイクル)の一部)[6][7][8]に登場する。
伝承では、ランスロットの父としても知られるベンウィック(フランス語版)王バンの剣とされる[4][9][7][10]。バン王はいつでも最初に見た敵に突撃し、敵の盾、鎖帷子、兜、乗騎ごと一刀のもとに斬り伏せたと伝えられる[10][11]。