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日本のテレビドラマ番組シリーズ ウィキペディアから
『ストロベリーナイト』は、誉田哲也の警察小説シリーズ「姫川玲子シリーズ」を原作として、2010年からフジテレビ系において竹内結子の主演で放送された刑事ドラマおよび映画のシリーズ。(二階堂ふみのリメイクは#関連項目および別記事へ)
ストロベリーナイト | |
---|---|
ジャンル | 刑事ドラマ |
原作 | 誉田哲也「姫川玲子シリーズ」 |
脚本 |
龍居由佳里 林誠人 黒岩勉 旺季志ずか |
出演者 |
竹内結子 西島秀俊 小出恵介 宇梶剛士 丸山隆平 津川雅彦 渡辺いっけい 遠藤憲一 髙嶋政宏 生瀬勝久 武田鉄矢 |
オープニング | 林ゆうき「ストロベリーナイト」 |
製作 | |
制作 |
フジテレビジョン 共同テレビジョン |
放送 | |
音声形式 | ステレオ放送 |
放送国・地域 | 日本 |
パイロット版 | |
プロデューサー | 成河広明 高丸雅隆 江森浩子 |
エンディング | 柴咲コウ「EUPHORIA」 |
放送期間 | 2010年11月13日 |
放送時間 | 土曜21:00 - 23:10 |
放送枠 | 土曜プレミアム |
放送分 | 130分 |
回数 | 1 |
フジテレビ番組基本情報 | |
ドラマレジェンド | |
プロデューサー | 成河広明 佐藤未郷 高丸雅隆 江森浩子 |
エンディング | 柴咲コウ「EUPHORIA」 |
放送期間 | 2012年1月6日 |
放送時間 | 金曜21:00 - 23:22 |
放送枠 | 金曜プレステージ |
放送分 | 142分 |
回数 | 1 |
フジテレビ番組基本情報 | |
連続ドラマ版 | |
プロデューサー | 高丸雅隆 江森浩子 |
エンディング | GReeeeN「ミセナイナミダハ、きっといつか」 |
放送期間 | 2012年1月10日 - 3月20日 |
放送時間 | 火曜21:00 - 21:54 |
放送枠 | フジテレビ火曜9時枠の連続ドラマ |
放送分 | 54分 |
回数 | 11 |
フジテレビ番組基本情報 | |
ストロベリーミッドナイト | |
プロデューサー | 土屋健 成河広明 高丸雅隆 |
放送期間 | 2013年1月22日 - 1月25日 |
放送時間 | 放送日・放送局によって異なる |
放送分 | 10分 |
回数 | 4 |
フジテレビ番組基本情報 | |
アフター・ザ・インビジブルレイン | |
プロデューサー | 成河広明 高丸雅隆 江森浩子 |
放送期間 | 2013年1月26日 |
放送時間 | 土曜21:00 - 23:10 |
放送枠 | 土曜プレミアム |
放送分 | 130分 |
回数 | 1 |
フジテレビ番組基本情報 | |
特記事項: 初回15分拡大(21:00 - 22:09)。 最終回10分拡大(21:00 - 22:04)。 映画化作品:『ストロベリーナイト』(2013年) |
映像化第1作となるドラマは、2010年11月13日に『土曜プレミアム』特別企画として放送された姫川玲子シリーズ第1作『ストロベリーナイト』を原作としたスペシャルドラマ(以下、パイロット版と表記)である。2012年1月6日には連続ドラマ版の放送に合わせ、若干の新撮部分を加えた『金曜プレステージ』特別企画枠ドラマレジェンドとして放送された。
2012年1月10日から3月20日まで、続編が連続ドラマとして火曜21時枠で放送された。特別企画同様、主演の竹内をはじめ小出恵介、丸山隆平、大和田獏らはこの連続ドラマから新たに出演する(なお、小出と丸山はドラマレジェンドの新撮場面にも登場している)。連続ドラマ版では『ストロベリーナイト』に続く姫川玲子シリーズから、『ソウルケイジ』『シンメトリー』『感染遊戯』を原作に物語を展開する。
連続ドラマ版のキャッチコピーは「アタマの中で、殺人犯が巣喰っている。」。
2013年1月26日に姫川玲子シリーズの『インビジブルレイン』を原作とした劇場版が公開された[1]。劇場版のタイトルもドラマシリーズと同様、『ストロベリーナイト』である。
また、映画公開に先駆け、映画のストーリーとリンクするスペシャルドラマ2作が放送された。同年1月22日から1月25日までの深夜には4夜連続で『ストロベリーミッドナイト』を、映画公開日の1月26日には土曜プレミアム特別企画として『シンメトリー』『感染遊戯』『アンダーカヴァー』を原作としたオムニバスドラマ『ストロベリーナイト アフター・ザ・インビジブルレイン』を放送。
映画化については本シリーズのプロジェクトが映画ありきで進行していたわけではなく、映画化が正式に決定したのは連続ドラマ放送期間中のことである[2]。映画化されることは2012年3月20日に放送された最終回の本編終了後に公式に発表された[3]。
原作者の誉田は松嶋菜々子をイメージして主人公・姫川玲子のキャラクターを作り上げたと公言しているが[2][4]、実際の映像化作品においては竹内がキャスティングされた。企画の成河広明プロデューサーは竹内を「玲子というキャラが持っている“強さ”と“弱さ”を表現できる女優」と評し、竹内をオファーしたことについては「難しいお芝居を要求される役なので、達者な方にお願いしたいことと、この手の男社会の紅一点ものみたいなジャンルをそれまでやっていない方がいいと思って、竹内さんにオファーしました」と語っている[5]。
企画の段階から女性刑事が主人公でありながら姫川班のメンバー一人一人を丁寧に描く群像劇にしていく方針が決まっていた。脚本を担当する龍居由佳里は玲子の部下・菊田和男について原作ではあまり重点が置かれていない玲子への恋愛感情を膨らませたキャラクターとした旨を述べている。また、龍居は玲子と母親の関係に興味を持ち、過去のトラウマを起点とした母娘の心情的な確執を膨らませて描いたことも同時に述べている[6]。
パイロット版は2010年5月ごろに撮影され、連続ドラマ版の撮影は2011年6月上旬から9月30日まで行われた[7]。連続ドラマとしては放送開始前に全話撮影終了しているのは異例である。
グロテスクな描写が多い姫川玲子シリーズを映像化するにあたり、チーフディレクターの佐藤祐市監督は放送倫理としてどこまで表現していいか、フジテレビのコンプライアンスを扱う部署と相談しながら、テレビの映像として見せられる範囲で原作の世界観を損なわないような表現方法、例えば、血が激しく出るところは映像をモノクロにしたり逆に全体を真っ赤にしたりするなどの工夫を施したという[2][8]。また、色彩の表現として、玲子の赤い鞄や高校生の玲子が事件に遭った時に見ていた赤い月など、作品のキーカラーそして玲子のイメージカラーとして「赤」が各シーンで印象的に用いられている。その他にも赤色をはじめ姫川班の各キャラクターに合わせた色を映像に取り入れている[2][8][9]。
連続ドラマ放送開始に先駆け、2011年12月13日の完成披露試写会では六本木の映画館で約300人の観客および記者を招いて第1話「シンメトリー」の試写を[10]、2012年1月5日には東京都内の映画館「シネマヴェーラ渋谷」にて一般視聴者約120名を招いて約15時間に及ぶ「全話一挙上映プレミア試写会」を行なった[11]。そして最終話前日の同年3月19日にはフジテレビクラブ会員を対象に「ソウルケイジ」の試写会と主演の竹内のトークセッションが行なわれた[12]。
連続ドラマは初回15分拡大(21:00 - 22:09)、最終回10分拡大(21:00 - 22:04)。
インターネット上では、特別編集の動画コンテンツや予告などが配信された(放送終了後は削除されている)[13]。連続ドラマ放送時は、地上デジタルテレビ放送やワンセグによるデータ放送が行われ、放送中にリモコンのdボタンを押してクイズに参加するとプレゼント応募のためのキーワードが手に入るキャンペーンなどの視聴者参加企画などがあった[14]。
また、番宣として以下の番組が放送された。
人物名は連続ドラマ公式サイト相関図[15]、ホームメディアで確認できるものに基づく。
フジテレビで2013年1月22日から1月25日まで深夜帯に4夜連続で放送された、1話10分のショートドラマ。なお、地方の系列各局の放送日・放送時間は各地で異なり、深夜帯を中心に昼間に放送された地域もある。映画の物語前の“第二の捜査会議室”居酒屋で繰り広げられる、捜査一課メンバーの「居酒屋会議」を湯田康平中心に描くコミカルな作品。
2013年7月17日発売の映画『ストロベリーナイト コレクターズエディション』DVD・Blu-rayの特典ディスクに収録されている。
2013年1月26日に土曜プレミアム特別企画として21:00 - 23:10に放送された。映画で描かれる姫川班の「最後の事件」の後日をそれぞれ姫川、菊田、葉山、井岡・日下、勝俣を主人公にオムニバス形式で描く。『シンメトリー』より「東京」「左だけ見た場合」、『感染遊戯』より「沈黙怨嗟 / サイレントマーダー」「推定有罪 / プロバブリィギルティ」、未単行本化作品「アンダーカヴァー」(小説宝石特別編集『宝石・ザ・ミステリー』収録)の5本の短編がドラマ化される。原作では玲子が主人公である「東京」と「左だけ見た場合」は、それぞれ菊田と井岡・日下のエピソードとして描かれている。
また、「推定有罪 / プロバブリィギルティ」では、連続ドラマ版「過ぎた正義」のゲストとして出演した杉本哲太、パイロット版に出演した佐藤祐基が再登場する。
連続ドラマ版よりレギュラー出演している湯田康平役の丸山隆平は裏番組の日本テレビ系列連続ドラマ『泣くな、はらちゃん』に出演するため今作には出演しない(回想シーンのみの出演)。
話数 | エピソードタイトル(ラテ欄) エピソードタイトル(放送時) / 原作 | 初回放送日 | 脚本 | 演出 | 視聴率 |
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1 | ストロベリーナイト ストロベリーナイト / 原作:『ストロベリーナイト』 | 2010年11月13日 | 龍居由佳里 | 佐藤祐市 | 14.0% |
葛飾区元水公園内の池のほとりにおいて、ビニールシートに包まれた男性の惨殺死体が発見される。池をさらったところ、さらに同様のビニールシートに包まれた死体が発見された。被害者たちは毎月第2日曜日に秘密の会合に参加しており、最近妙に生き生きしてきたという共通点があった。被害者が口にしていたという謎の言葉「ストロベリーナイト」を調べ始めた姫川班の面々だったが、その捜査中、大塚刑事が廃ビルで射殺体で発見される。 | |||||
2 | すべてはこの猟奇殺人事件から始まった!! 1月10日ついにスタートの本格刑事ドラマその原点がここに!! ストロベリーナイトレジェンド / 原作:『ストロベリーナイト』 | 2012年1月6日 | 龍居由佳里 林誠人 | 佐藤祐市 | 12.7% |
パイロット版に新撮部分を加えて、ドラマレジェンドとして放送。 |
話数 | エピソードタイトル(ラテ欄) エピソードタイトル(放送時) / 原作 | 初回放送日 | 脚本 | 演出 | 視聴率[27] |
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I | シンメトリー シンメトリー / 原作:『シンメトリー』 | 2012年1月10日 | 龍居由佳里 | 佐藤祐市 | 16.8% |
10年前に100人以上の死傷者を出した列車転覆事故を引き起こした男・米田が事故と同じ場所で左右対称真っ二つの轢死体で発見される。自殺と他殺の両面で捜査が進められる中、玲子は列車転覆事故で車両に潰され死亡した「被害者と遺族の会」の小川会長の長女・実春を、その死の直前、必死に助けようとした駅員がいたことを知る。 ※原作では事故発生場所および徳山の元勤務先がJR東日本となっているが、ドラマでは架空の鉄道会社・都市中央鉄道[28]に変更されている。物語も姫川班視点から展開されるほか、米田以外の被害者も出たり、原作以上に強いシンメトリーへのこだわりが犯行動機として描かれたりするといった改変が加えられている。人物の差異では、実春の父に「小川睦男」の名前が与えられ、徳山も事故で右腕は失っていない。 | |||||
II | 右では殴らない 右では殴らない / 原作:『シンメトリー』 | 2012年1月17日 | 黒岩勉 | 佐藤祐市 | 16.9% |
III | 右では殴らない(2) 右では殴らない / 原作:『シンメトリー』 | 2012年1月24日 | 黒岩勉 | 佐藤祐市 | 16.4% |
覚醒剤使用の痕跡が見られる男性三人が劇症肝炎で立て続けに死亡した。玲子は國奥からこれらは病死でなく連続殺人ではないかとの助言を受け、薬物テロの線で捜査を開始する。被害者三人はいずれもオンラインゲームサイト「ガチャゲー」の会員で、彼らがゲーム内で接触したうちの一人「シド」と名乗る人物がゲームを通じて不特定多数の相手に違法薬物「ゼブラ」を配っていた。一方、六本木署とともに暴力団構成員殺人事件を捜査する勝俣もまた「ゼブラ」を追い、四人目と思われる犠牲者が発生したが、「ゼブラ」の模倣薬による事件であったことが判明。玲子は事件の発端が薬物テロでも暴力団の抗争でもないもっと単純なことにあるのではないかと考え、ある人物に思い当たる。 ※ドラマ版では携帯オンラインゲームサイト「ガチャゲー」や白と黒の配色の違法薬物「ゼブラ」といったオリジナル要素を交えた構成となっており、美樹の父親も主要人物として描かれ、政界とのパイプが強い大物として設定が変更されている。本編では捜査に井岡と三係主任の島千秋が参加し、勝俣も担当する暴力団構成員殺人事件を介して連続薬殺事件に関わっている。 | |||||
IV | 過ぎた正義 過ぎた正義 / 原作:『シンメトリー』 | 2012年1月31日 | 旺季志ずか | 石川淳一 | 16.3% |
V | 選ばれた殺意〜過ぎた正義 過ぎた正義 / 原作:『シンメトリー』 | 2012年2月7日 | 旺季志ずか | 石川淳一 | 15.4% |
3か月前、短い刑期で出所した殺人容疑者2名の不審死が連続して報告され、國奥は事件性を疑っていた。玲子たちが軽い刑や無罪となった前科者の近辺を追跡する中、新たに3人目の犠牲者が出る。不審死した3名は全て同じ捜査員・倉田修二に逮捕されていた。勝俣から倉田や服役中の息子・英樹について知った玲子は、一連の不審死に倉田の関与を確信し、出所した英樹にも制裁を下すことを危惧していた。そして、捜査の傍ら、英樹が服役する少年刑務所を訪ねて3か月、ようやく倉田に会うことができた玲子は、一連の事件は英樹に罰を与える決心を鈍らせないための犯行ではないかと倉田に問う。 ※ドラマでは『感染遊戯』内で描かれた後日談のエピソードも取り入れて一つの話として構成されている。事件数は3件となり、本編では玲子独自の捜査だったのに対し姫川班全体での捜査として描かれているという相違点があり、勝俣が倉田を知る人物として玲子に倉田のことを教える場面もある。 | |||||
VI | 感染遊戯 感染遊戯 / 原作:『感染遊戯』 | 2012年2月14日 | 林誠人 | 佐藤祐市 | 14.0% |
製薬会社勤務のエリート社員が自宅前でメッタ刺しに殺害された。過去のトラウマが脳裏に去来していた葉山は遺体に目を背けながらも突如として事件解決に意気込む。一方、被害者の着衣のボタンから犯人らしき指紋が検出され、玲子らはかつて旧厚生省の役人として薬害感染問題に関わっていた被害者の父が事件の標的だったのではないかと推測する。 ※原作では高野真弓は「手紙」(『シンメトリー』所収)で品川署盗犯係主任として登場するが、ドラマでは所属も成城南署強行犯捜査係刑事に変更され、葉山の警察学校時代の同期で姫川に憧れている人物として描かれている。 | |||||
VII | 悪しき実 悪しき実 / 原作:『シンメトリー』 | 2012年2月21日 | 林誠人 | 石川淳一 | 15.6% |
VIII | 悪しき実〜嗚咽 悪しき実 / 原作:『シンメトリー』 | 2012年2月28日 | 林誠人 | 石川淳一 | 14.8% |
都内のアパートの一室で右半身だけ死後硬直が早く解けた男性の変死体が発見され、玲子は暴力団組長殺害事件の特別捜査本部にいる今泉からその究明を指令される。アパートからは何かで削られた13個の木片と鍵が見つかる。さらに、男性の正体が元暴力団構成員であることがわかり、玲子は行方をくらました第一発見者の恋人を追い、静岡へ向かう。 | |||||
IX | ソウルケイジ ソウルケイジ / 原作:『ソウルケイジ』 | 2012年3月6日 | 龍居由佳里 | 佐藤祐市 | 13.8% |
X | 檻に閉じ込められた親子〜ソウルケイジ ソウルケイジ / 原作:『ソウルケイジ』 | 2012年3月13日 | 龍居由佳里 | 佐藤祐市 | 12.9% |
XI | こんなにも人を愛した殺人者がいただろうか〜ソウルケイジ ソウルケイジ / 原作:『ソウルケイジ』 | 2012年3月20日 | 龍居由佳里 | 佐藤祐市 | 15.9% |
多摩川土手で血まみれの左手首が発見された。被害者の手首は大工・高岡賢一のものであること、彼が経営する工務店のガレージから致死量を超える大量の血液が発見されたことなどから高岡が殺害された可能性を考慮して死体損壊遺棄事件であると認定された。高岡の過去を調べる玲子は高岡が工務店の従業員・三島耕介を我が子のように育てていたことを知る。 |
話数 | エピソードタイトル 原作 | 放送期間 | 脚本 | 演出 |
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全4夜 | ストロベリーミッドナイト 原作:オリジナル(原案・誉田哲也) | 2013年1月22日 - 1月25日 | 黒岩勉 | 佐藤祐市 |
居酒屋で姫川たちの到着を待とうとしていた湯田は、座敷で今泉と二人きりに。差し向かいの状況に気まずさを隠せない二人だったが、石倉がやってくると皆で姫川と菊田の仲について噂話を始める。宴席が進むにつれ、隣の部屋から乱入する井岡や、姫川との仲を聞き出そうとしたものの、道に迷った彼女を迎えに席を外してしまう菊田、突然やってきた橋爪の若手への説教などに振り回されながら、一同は酔いつぶれるのだった。 |
映画では姫川の恋愛描写における菊田・牧田との三角関係を強調した内容となり、事件の流れも原作小説『インビジブルレイン』とは異なるものとなっている。公開初週の日本観客動員ランキングでは1位を記録し、最終興収は21.5億円[30]。
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