ティベリウス
ウィキペディア フリーな encyclopedia
この項目では、ローマ帝国の第2代皇帝について説明しています。
|
ティベリウス・ユリウス・カエサル(古典ラテン語:Tiberius Julius Caesar、紀元前42年11月16日 - 紀元後37年3月16日[1])は、ユリウス=クラウディウス朝ローマの第2代元首(皇帝)(在位:紀元14年 - 37年)。初代元首アウグストゥスの養子。養子となる以前の名前は実父と同じティベリウス・クラウディウス・ネロ。文武に優れ、アウグストゥスの後継者としてその手腕を発揮して元首政を盤石にしたが周囲の権力闘争に悩まされてカプリ島に隠棲し、晩年は恐怖政治を敷いた。
概要 ティベリウス Tiberius, 在位 ...
ティベリウス Tiberius | |
---|---|
ローマ皇帝 | |
| |
在位 | 紀元14年9月18日 - 紀元37年3月16日 |
全名 | ティベリウス・ユリウス・カエサル |
出生 |
紀元前42年11月16日 |
死去 |
(37-03-16) 37年3月16日(78歳没) |
継承者 | カリグラ |
配偶者 | ウィプサニア |
ユリア | |
子女 |
小ドルスス ゲルマニクス(養子) |
王朝 | ユリウス=クラウディウス朝 |
父親 | ティベリウス・クラウディウス・ネロ |
母親 | リウィア・ドルシッラ |
テンプレートを表示 |
閉じる
なお、イエス・キリストが世に出、刑死したときのローマ皇帝である。イエスの言葉である「カエサルのものはカエサルに、神のものは神に」(新約マタ 22:17-21、マコ12:14-17、ルカ 20:22-25)の「カエサル」とは、ティベリウスないし彼を含めた(元首の称号としての) カエサル(=ローマ皇帝)一般のことである[2]。