トロイアの木馬
トロイア戦争における逸話 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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トロイアの木馬(トロイアのもくば:英 Trojan Horse またはトロイの木馬・トロヤの木馬)は、古代ギリシアの伝承に語られてきたトロイア戦争において、ギリシア連合軍がトロイアを攻め滅ぼすきっかけになったとされる中空の巨大な木馬[1][2]。
ギリシア側は、この「木馬」内部に兵士らをひそませて敵方トロイアの城壁外に放置、トロイア側が油断してこれを城内に引き入れると、人々が寝静まったころ中から兵士が現れて城壁を開け放ったため城は容易に陥落し、10年来続いたトロイア戦争は終結した、と伝えられた[1]。
トロイアは現在のトルコの小アジア北西端(アナトリア)にある先史時代の遺跡都市で、木馬に関する伝承はウェルギリウス『アエネーイス』とホメロス『オデュッセイア』を主な典拠とする[2]。
このような伝承から転じて、内通者などを忍び込まてせ巧妙に相手をおとしいれる罠を「トロイの木馬」と呼ぶ慣用句がつくられ、とくに悪意をもってパソコンへ侵入するコンピューター・プログラムを指して用いられる[3]。