ラダマンテュス
ギリシア神話に登場する人物 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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ラダマンテュス(古希: Ῥαδάμανθυς, Rhadamanthys, ラテン語: Rhadamanthus)は、ギリシア神話に登場する人物である。ラダマンティス、ラテン語でラダマントゥスとも表記される。ミーノース[1]、アイアコスとともに冥界の審判者を務めるとされる。またエーリュシオンの長であるとも言われる[2]。ホメーロスの叙事詩『オデュッセイアー』では「金髪のラダマンテュス」と呼ばれている[3][4]。
ゼウスとポイニーケーの王アゲーノールの娘エウローペーとの間に生まれた子で、ミーノース、サルペードーンと兄弟[5][6][7][8][9][10]。ただしホメーロスはミーノースとラダマンテュスのみエウローペーの息子としている[11]。スパルタの詩人キナイトーン(英語版)によれば、ラダマンテュスはクーレースの子タロースの子ヘーパイストスの子であるという[12]。エリュトロス[13][14]、ゴルテュスの父[15]。アルクメーネーの再婚相手とされる[1][16]。