リゼルグ酸
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リゼルグ酸(Lysergic acid)は、麦角菌が生産し、ツルビナ、ギンヨウアサガオ、ソライロアサガオ等の種子でも見られるエルゴリンアルカロイドの前駆体である。
概要 リゼルグ酸, 識別情報 ...
リゼルグ酸 | |
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7-Methyl-4,6,6a,7,8,9-hexahydroindolo[4,3-fg]quinoline-9-carboxylic acid | |
別称 6-Methyl-9,10-didehydroergoline-8-carboxylic acid | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 82-58-6 , [478-95-5], [6915-32-8], [23953-76-6], [68985-97-7], [68985-98-8] |
ChemSpider | 6461 |
ChEBI | |
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特性 | |
化学式 | C16H16N2O2 |
モル質量 | 268.31 g mol−1 |
融点 |
238 - 240 °C |
酸解離定数 pKa | pKa1 = 7.80, pKa2 = 3.30 [1] |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
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リゼルグ酸のアミドであるリゼルグ酸アミドは、医薬品や幻覚剤として幅広く用いられている。リゼルグ酸は、様々な麦角菌(ergot)のアルカロイドの分解物(lysis)であることから、命名された[2]。