ワサビノキ
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ワサビノキ(学名:Moringa oleifera Lam.[3])は、ワサビノキ科唯一の属であるワサビノキ属の1種であり、本属で最も広く栽培されている。属名のモリンガで呼ばれることもあり、日本で食材として扱う事業者やその商品名でも「モリンガ」と称することが多い[4]。フィリピンでは、カムンガイ、カモンガイ、マルンガイと呼ばれる。
概要 ワサビノキ, 分類(APG III) ...
ワサビノキ | ||||||||||||||||||||||||||||||
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分類(APG III) | ||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Moringa oleifera Lam.[3] | ||||||||||||||||||||||||||||||
シノニム | ||||||||||||||||||||||||||||||
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英語では「モリンガ」の他、果実の形態から「ドラムスティックツリー」、根の味から「ホースラディッシュツリー」、種子からとれる油に注目して「ベンオイルツリー(ベンゾイルツリー)」の名がある。本種は木本であり、生長が速く旱魃に強い。インド北西部のヒマラヤ山脈南麓を原産とし、熱帯・亜熱帯地域で広く栽培されている。栽培地域を中心に若い果実や葉が野菜として食される他、浄水や手洗いに用いられ、時に薬用植物とされる。