冷却塔(れいきゃくとう、クーリングタワー、cooling tower)とは、水などの熱媒体を大気と直接または間接的に接触させて冷却する熱交換器の一種で特に屋外に設置するものをさす。また、加熱に使用するものを加熱塔と呼ぶ。
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水の一部を蒸発させてその潜熱により冷却する原理であり、その伝熱量は、水の蒸発潜熱によるものが約80%、温度差(顕熱)によるものが約20%と言われる[1]。原理的には外気温よりも低温(湿球温度近くまで)の水を得ることができ、空冷熱交換器よりも高い伝熱効率を得られることが特長である。[2]