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日本のサッカー選手 ウィキペディアから
前田 大然(まえだ だいぜん、1997年10月20日 - )は、大阪府南河内郡太子町出身のプロサッカー選手。スコティッシュ・プレミアシップ・セルティックFC所属。ポジションはフォワード(センターフォワード、ウイング)、ミッドフィルダー(サイドハーフ、左ウィングバック)。日本代表。
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名前 | ||||||||||||||
愛称 | ダイゼン、ダイゼンマン、BPFA[1] | |||||||||||||
カタカナ | マエダ ダイゼン | |||||||||||||
ラテン文字 | MAEDA Daizen | |||||||||||||
基本情報 | ||||||||||||||
国籍 | 日本 | |||||||||||||
生年月日 | 1997年10月20日(26歳) | |||||||||||||
出身地 | 大阪府南河内郡太子町 | |||||||||||||
身長 | 173cm[2] | |||||||||||||
体重 | 67kg[2] | |||||||||||||
選手情報 | ||||||||||||||
在籍チーム | セルティックFC | |||||||||||||
ポジション | FW(CFW、LWG)[3][4] | |||||||||||||
背番号 | 38 | |||||||||||||
利き足 | 右足 | |||||||||||||
ユース | ||||||||||||||
2004-2009 | 太子町JSC | |||||||||||||
2010-2012 | 川上FC(太子町立中学校) | |||||||||||||
2013-2015 | 山梨学院大学附属高等学校 | |||||||||||||
クラブ1 | ||||||||||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||||||||||
2016-2020 | 松本山雅FC | 56 | (9) | |||||||||||
2017 | → 水戸ホーリーホック(loan) | 36 | (13) | |||||||||||
2019-2020 | → CSマリティモ(loan) | 23 | (3) | |||||||||||
2020 | → 横浜F・マリノス(loan) | 23 | (3) | |||||||||||
2021-2022 | 横浜F・マリノス | 36 | (23) | |||||||||||
2022 | → セルティックFC(loan) | 16 | (6) | |||||||||||
2022- | セルティックFC | 63 | (14) | |||||||||||
通算 | 253 | (71) | ||||||||||||
代表歴2 | ||||||||||||||
2018-2021 | 日本 U-23 | 17 | (9) | |||||||||||
2019- | 日本 | 18 | (3) | |||||||||||
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1. 国内リーグ戦に限る。2024年5月15日現在。 2. 2024年6月6日現在。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
2010年1月の全国高校サッカー選手権で優勝した山梨学院大学附属高校に憧れ、大阪から越境で同校へ入学[5]。高校1年生の1月に、部員仲間1人とチームの規律を乱す行為をしたとしてサッカー部から除籍されるが[6][7]、約1年後に復部が認められ、高校3年次のプリンスリーグ関東では、12ゴールを挙げて得点王になった[5]。
前線からの鋭いプレッシングと同時に相手選手に気づかれない絶妙なステップで間合いを詰める様子が、静粛性に優れたプリウスの特徴とかぶったことから[8]、高校時代のあだ名は「プリウス」。
大学進学を視野に入れていた2014年11月、松本山雅FCの練習へ2度参加し実力を認められ[5]、2016年に加入[9]。同年2月28日、開幕戦のロアッソ熊本戦で途中出場し、Jリーグデビュー。天皇杯1回戦の徳山大学戦でプロ初ゴールを決めた[10]。
2017年、水戸ホーリーホックへ期限付き移籍した[11]。第31節の名古屋グランパス戦で得点を決めてシーズン2桁ゴールを達成した。
2018年、松本に復帰[12]。同年は29試合7ゴールを記録し、松本のJ1昇格及びJ2優勝に貢献した。
2019年7月21日、ポルトガル1部CSマリティモへの期限付き移籍が発表された[13]。8月11日、開幕戦のスポルティングCP戦で途中出場からデビューを果たした[14]。8月25日、CDトンデラ戦で移籍後初ゴールを決めた[15]。
2020年8月3日、横浜F・マリノスへの期限付き移籍が発表された[16]。8月19日、第11節の清水エスパルス戦で移籍後初ゴールを決めた[17]。シーズン終了後、完全移籍で加入を発表した[18][19]。
2021年は、第2節のサンフレッチェ広島戦で2ゴールを決めたことを皮切りにゴールを量産[20][21]。第24節の大分トリニータ戦ではプロ初のハットトリックを達成。第35節のFC東京戦ではシーズン2度目のハットトリックを達成し、第38節の川崎フロンターレ戦でもゴールを決め、この試合で先制ゴールを挙げていた川崎のレアンドロ・ダミアンと23ゴールで並び、得点王を分け合う形となった。この年は前田の活躍もあり、チームはJ1過去最多82ゴールを挙げ、2位の好成績を残した。
2021年12月31日、セルティックFCへの期限付き移籍(買い取りオプション付き)が発表された[22]。2022年1月19日、リーグ第21節のハイバーニアンFC戦で移籍後初出場で初ゴールを決めた。味方を助ける前線からのプレスなど献身的な動きから、ファンの間では漫画「ドラゴンボール」のキャラクタークリリンに因んで、足の速いクリリンと呼ばれている[23]。加入後リーグ戦6ゴールを決めるなどの活躍を見せ、シーズン終了後に完全移籍が決定した[24]。
2022年9月6日、UEFAチャンピオンズリーグ・GL第1節のレアル・マドリード戦で途中出場からCLデビューを果たした[25]。
2018年、パラグアイ遠征でU-21日本代表へ選出され、第2戦のU-21ベネズエラ代表戦で代表初先発を果たした[26]。2018年アジア競技大会の日本代表へ選出されたが準決勝(アラブ首長国連邦代表戦)で負傷し、右前脛腓靭帯および右前距腓靭帯損傷で全治5~6週間の怪我と診断された[27]。
2019年5月24日、コパ・アメリカに臨む東京オリンピック世代中心で構成された日本代表へ初選出された[28][29]。松本山雅から初めて選ばれたA代表選手となった[30]。6月17日、初戦のチリ戦でスタメン出場し、代表デビューを果たした[31]。
2021年6月22日、東京オリンピックに出場するU-24日本代表のメンバーに選出[32]。グループリーグ第3節のフランス戦でゴールを挙げた。
2022年11月1日、カタールワールドカップに臨む日本代表に選出[33]。グループステージのスペイン戦に1トップで出場すると、得意のプレスをかけ続け、62分に交代するまでに両チーム最多の62回のスプリントを記録。同点ゴールの起点にもなるなど、グループステージ突破に貢献した[34][35]。決勝トーナメント1回戦のクロアチア戦では先制ゴールを挙げ、64分間の出場でスペイン戦を上回る68回のスプリントを記録した[36]。チームは敗れたものの、スプリント力を生かした前線からの守備でチームのベスト16進出に貢献し、『BBC』ユーザーの採点によるW杯ベスト11に選出された[37]。
2023年6月20日、ペルー戦で後半26分から途中出場し、後半30分に相手のパスミスを突き、ゴールを挙げた。
2024年9月5日、2026 FIFAワールドカップ・アジア3次予選の中国戦に後半から途中出場し、伊東純也のクロスからタイミング良く頭で合わせ、ゴールを挙げた。
国内大会個人成績 | |||||||||||
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年度 | クラブ | 背番号 | リーグ | リーグ戦 | リーグ杯 | オープン杯 | 期間通算 | ||||
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||
日本 | リーグ戦 | リーグ杯 | 天皇杯 | 期間通算 | |||||||
2016 | 松本 | 38 | J2 | 9 | 0 | - | 1 | 1 | 10 | 1 | |
2017 | 水戸 | 36 | 13 | - | 0 | 0 | 36 | 13 | |||
2018 | 松本 | 7 | 29 | 7 | - | 0 | 0 | 29 | 7 | ||
2019 | J1 | 18 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 18 | 2 | ||
ポルトガル | リーグ戦 | リーグ杯 | ポルトガル杯 | 期間通算 | |||||||
2019-20 | マリティモ | 13 | プリメイラ | 23 | 3 | 0 | 0 | 1 | 1 | 24 | 4 |
日本 | リーグ戦 | リーグ杯 | 天皇杯 | 期間通算 | |||||||
2020 | 横浜FM | 38 | J1 | 23 | 3 | 2 | 0 | - | 25 | 3 | |
2021 | 36 | 23 | 4 | 0 | 0 | 0 | 40 | 23 | |||
スコットランド | リーグ戦 | S・リーグ杯 | スコティッシュ杯 | 期間通算 | |||||||
2021-22 | セルティック | 38 | S・プレミア | 16 | 6 | - | 4 | 1 | 20 | 7 | |
2022-23 | 35 | 8 | 4 | 2 | 4 | 1 | 43 | 11 | |||
2023-24 | 28 | 6 | 1 | 0 | 3 | 4 | 32 | 10 | |||
通算 | 日本 | J1 | 77 | 28 | 6 | 0 | 0 | 0 | 83 | 28 | |
日本 | J2 | 74 | 20 | - | 1 | 1 | 75 | 21 | |||
ポルトガル | プリメイラ | 23 | 3 | 0 | 0 | 1 | 1 | 24 | 4 | ||
スコットランド | S・プレミア | 79 | 20 | 5 | 2 | 11 | 6 | 95 | 28 | ||
総通算 | 253 | 71 | 11 | 2 | 13 | 8 | 277 | 81 |
No. | 開催日 | 開催都市 | スタジアム | 対戦国 | 結果 | 監督 | 大会 |
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1. | 2019年6月17日 | サンパウロ | エスタジオ・ド・モルンビー | チリ | ●0-4 | 森保一 | コパ・アメリカ2019 |
2. | 2019年6月24日 | ベロオリゾンテ | エスタジオ・ミネイロン | エクアドル | △1-1 | ||
3. | 2022年1月27日 | さいたま | 埼玉スタジアム2002 | 中国 | ○2-0 | 2022 FIFAワールドカップ・アジア3次予選 | |
4. | 2022年2月1日 | サウジアラビア | ○2-0 | ||||
5. | 2022年6月2日 | 札幌 | 札幌ドーム | パラグアイ | ○4-1 | キリンチャレンジカップ2022 | |
6. | 2022年6月6日 | 新宿 | 国立競技場 | ブラジル | ●0-1 | ||
7. | 2022年6月10日 | 神戸 | ノエビアスタジアム神戸 | ガーナ | ○4-1 | キリンカップサッカー2022 | |
8. | 2022年9月23日 | デュッセルドルフ | デュッセルドルフ・アレーナ | アメリカ合衆国 | ○2-0 | 国際親善試合 | |
9. | 2022年11月23日 | ライヤーン | ハリーファ国際スタジアム | ドイツ | ○2-1 | 2022 FIFAワールドカップ | |
10. | 2022年12月1日 | スペイン | ○2-1 | ||||
11. | 2022年12月5日 | アル=ワクラ | アル・ジャヌーブ・スタジアム | クロアチア | △1-1(PK1-3) | ||
12. | 2023年6月20日 | 吹田 | パナソニックスタジアム吹田 | ペルー | ○4-1 | キリンチャレンジカップ2023 | |
13. | 2023年9月12日 | ヘンク | セゲカ・アレーナ | トルコ | ○4-2 | ||
14. | 2024年1月19日 | ライヤーン | エデュケーション・シティ・スタジアム | イラク | ●1-2 | AFCアジアカップ2023 | |
15. | 2024年1月24日 | ドーハ | アル・トゥマーマ・スタジアム | インドネシア | ○3-1 | ||
16. | 2024年2月3日 | ライヤーン | エデュケーション・シティ・スタジアム | イラン | ●1-2 | ||
17. | 2024年3月21日 | 東京 | 国立競技場 | 朝鮮民主主義人民共和国 | ○1-0 | 2026 FIFAワールドカップ・アジア2次予選 | |
18. | 2024年6月6日 | ヤンゴン | トゥウンナ・スタジアム | ミャンマー | ○5-0 | ||
19. | 2024年9月5日 | さいたま | 埼玉スタジアム2002 | 中国 | ◯7-0 | 2026 FIFAワールドカップ・アジア3次予選 |
# | 開催年月日 | 開催地 | スタジアム | 対戦国 | 勝敗 | 試合概要 |
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1. | 2022年6月10日 | 神戸 | ノエビアスタジアム神戸 | ガーナ | ○4-1 | キリンカップサッカー2022 |
2. | 2022年12月5日 | アル=ワクラ | アル・ジャヌーブ・スタジアム | クロアチア | △1-1 (PK1-3) | 2022 FIFAワールドカップ |
3. | 2023年6月20日 | 吹田 | パナソニックスタジアム吹田 | ペルー | ○4-1 | キリンチャレンジカップ2023 |
4. | 2024年9月5日 | さいたま | 埼玉スタジアム2002 | 中国 | ◯7-0 | 2026 FIFAワールドカップ・アジア3次予選 |
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