岡山市
岡山県庁所在地 ウィキペディアから
岡山県庁所在地 ウィキペディアから
岡山市(おかやまし)は、岡山県の南東部に位置する都市。政令指定都市に指定されている。
おかやまし 岡山市 | |||||
---|---|---|---|---|---|
| |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 中国地方(山陽地方) | ||||
都道府県 | 岡山県 | ||||
市町村コード | 33100-7 | ||||
法人番号 | 5000020331007 | ||||
面積 |
789.95km2 | ||||
総人口 |
713,212人 [編集] (推計人口、2024年8月1日) | ||||
人口密度 | 903人/km2 | ||||
隣接自治体 |
倉敷市、玉野市、総社市、備前市、瀬戸内市、赤磐市、加賀郡吉備中央町、久米郡久米南町、美咲町、都窪郡早島町 香川県小豆郡土庄町(海上で隣接) | ||||
市の木 | クロガネモチ(アクラ) | ||||
市の花 | キク | ||||
市の花木 市の鳥 市の歌 |
サルスベリ タンチョウ 岡山市民歌(1958年〈昭和33年〉制定) | ||||
岡山市役所 | |||||
市長 | 大森雅夫 | ||||
所在地 |
〒700-8544 岡山県岡山市北区大供一丁目1番1号 北緯34度39分18秒 東経133度55分10秒 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
岡山県の県庁所在地および東瀬戸経済圏最多の人口を有する都市であり、当市を中心とした岡山都市圏は中四国地方最大の都市雇用圏を持つ。
全国的には桃太郎の伝説と吉備団子や西大寺会陽(裸祭り)が有名である。温暖な瀬戸内の気候により育まれたマスカット・オブ・アレキサンドリア、シャインマスカット、ニューピオーネ、桃太郎ぶどう、白桃、愛宕梨(あたご梨)、鴨梨(ヤーリー)など高級フルーツの産地としても有名な都市である。中心部には岡山城や日本三名園の一つである後楽園を擁している。岡山藩池田氏の城下町として栄えた江戸時代以来、地域の中心都市として発展してきた高層ビルの立ち並ぶ中心部と、閑静な田園や中山間地域が広がる郊外部を持っている。
また古くから学都としての趣を持ち、明治期から戦前の昭和期にかけて旧制第六高等学校(中国四国地方唯一のナンバースクール、後の岡山大学)や旧制岡山医科大学(中国・四国地方で設置された初めての大学)、旧制岡山農業専門学校、岡山農業研究所、旧制岡山師範学校、旧制清心女子専門学校などが開校された。現在でも、市街地中心部に数多くの大学や専門学校が存在し、学都としての性格をより一層強めている。
中四国のクロスポイントとして、1980年代以降、瀬戸大橋の開通やJR線の四国との直通化、山陽自動車道の開通など、交通インフラが急速に整備され、岡山都市圏は周辺都市圏と共に東瀬戸経済圏最大の都市として成長してきた。岡山駅は、山陽新幹線や山陰・四国方面への特急列車が乗り入れる中国四国地方最大級のターミナル駅である。岡山都市圏の人口は、当市が人口47万人の倉敷市と隣接することから、人口118万人を擁する広島市を中心とした広島都市圏を上回る規模を誇る。
戦後一貫して人口増加しており、2005年以降、周辺4町と合併したこともあり、人口は70万人を突破した。2009年4月1日には政令指定都市に移行し、北・中・東・南の4行政区が設置された。岡山駅や中心市街地である表町商店街、岡山県庁、岡山市役所などの主要な都市機能は、北区内に位置している。また岡山市の中心部を擁する北区の人口は、少子高齢化社会における人口減少下においても都心回帰の影響で2045年時点でも2015年現在と同程度の人口が維持される見込みとなっている[1]。
国土地理院地理情報 によると、岡山市の東西南北それぞれの端は以下の位置で、東西の長さは35.08 km、南北の長さは47.76kmである。また、2010年(平成22年)国勢調査 基準による人口の重心は、岡山市北区表町3丁目10番27号付近にある。 |
北端 北緯34度56分57秒 東経133度54分20秒 ↑ | ||
西端 北緯34度46分8秒 東経133度44分23秒← | 中心点 北緯34度44分2秒 東経133度55分52.5秒 | 東端 → 北緯34度45分8秒 東経134度7分22秒 |
人口重心 北緯34度39分27.82秒 東経133度55分48.81秒 | ↓ 南端 北緯34度31分7秒 東経133度51分59秒 | |
市の北部はなだらかな丘が続く吉備高原の一角をなしており、市民の水がめである旭川ダムや岡山空港、および近郊住宅街がある。瀬戸内海に注ぐ旭川と吉井川、2つの一級河川の運搬・堆積作用によって形成された南部の岡山平野に中心市街地が位置しており、さらに平野の南部は江戸時代以降の干拓地であり農地が広がり、穀倉地帯をなしている。その南に児島湾を挟み、瀬戸内海を望む風光明媚な児島半島の丘陵地を成す。
岡山市 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
雨温図(説明) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
北を中国山地、南を四国山地に挟まれた瀬戸内海沿岸部に位置するため、典型的な瀬戸内海式気候に分類される。日照時間は年間約2,000時間と長く、年間降水量は1,100mm程度と雨・雪は全国的に見て非常に少ない。冬季は1月平均気温が4.6℃と関東以西の太平洋沿岸ほど温暖ではなく比較的寒くなり、朝晩は氷点下まで下がることも少なくないが、積雪はない。一方、夏季は瀬戸内海の影響で酷暑となり、猛暑日になることも多く、同規模の都市の中では特に熱帯夜日数が多い。1989年(昭和64年/平成元年)以降、降水量1mm以上の降水日数が全国の県庁所在地で最少であり、岡山県のキャッチフレーズ「晴れの国おかやま」はこれに由来する[2]。
なお、岡山地方気象台は、都市部にある官署地点の中では、1961年(昭和36年) 〜 1990年(平成2年)平年値と比べると気温の上昇が比較的緩いものの、1982年(昭和57年)10月1日の移転前は露場が岡山大学に近い北区津島桑の木町にあり、同年から2015年(平成27年)にかけての露場である北区桑田町よりもヒートアイランドの影響を受けにくく寒冷であった[3][4]。露場は2015年(平成27年)3月5日、かつての観測場所に近い岡山市北区津島に33年ぶりに再び移転された[5]。
岡山市中心部(推定)1月の平均気温6.1℃ 8月の平均気温29.1℃ 年平均気温17.1℃ 年降水量約1000ミリ 年間日照時間約2150時間
2003年(平成15年)からは、市内北区の岡山空港に近い場所(観測地名 : 日応寺)でも観測が行われている。岡山地方気象台に比べ都市化の影響が小さく、また内陸部に位置するため夏季冬季ともに気温が1.5℃ほど低い。冬は寒冷で、夏の熱帯夜もほぼない。史上最低気温は、2021年(令和3年)1月9日の-9.1℃[6]。
岡山市内で最も北に位置する旧建部町に置かれており、日応寺よりも更に内陸寄りであるため、気温の日較差・年較差がより大きい。
岡山地方気象台(岡山市北区津島中、標高5m)の気候 | |||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
最高気温記録 °C (°F) | 18.8 (65.8) |
22.3 (72.1) |
24.8 (76.6) |
29.6 (85.3) |
33.6 (92.5) |
37.0 (98.6) |
38.1 (100.6) |
39.3 (102.7) |
37.1 (98.8) |
33.4 (92.1) |
26.9 (80.4) |
21.5 (70.7) |
39.3 (102.7) |
平均最高気温 °C (°F) | 9.6 (49.3) |
10.5 (50.9) |
14.6 (58.3) |
19.8 (67.6) |
24.8 (76.6) |
27.6 (81.7) |
31.8 (89.2) |
33.3 (91.9) |
29.1 (84.4) |
23.4 (74.1) |
17.1 (62.8) |
11.7 (53.1) |
21.1 (70) |
日平均気温 °C (°F) | 4.6 (40.3) |
5.2 (41.4) |
8.7 (47.7) |
14.1 (57.4) |
19.1 (66.4) |
22.7 (72.9) |
27.0 (80.6) |
28.1 (82.6) |
23.9 (75) |
18.0 (64.4) |
11.6 (52.9) |
6.6 (43.9) |
15.8 (60.4) |
平均最低気温 °C (°F) | 0.1 (32.2) |
0.5 (32.9) |
3.5 (38.3) |
8.5 (47.3) |
14.8 (58.6) |
18.7 (65.7) |
23.4 (74.1) |
24.6 (76.3) |
20.0 (68) |
13.4 (56.1) |
6.8 (44.2) |
2.1 (35.8) |
11.4 (52.5) |
最低気温記録 °C (°F) | −8.9 (16) |
−9.1 (15.6) |
−7.0 (19.4) |
−3.6 (25.5) |
1.0 (33.8) |
7.4 (45.3) |
12.6 (54.7) |
14.8 (58.6) |
7.2 (45) |
1.7 (35.1) |
−3.5 (25.7) |
−6.5 (20.3) |
−9.1 (15.6) |
降水量 mm (inch) | 36.2 (1.425) |
45.4 (1.787) |
82.5 (3.248) |
90.0 (3.543) |
112.6 (4.433) |
169.3 (6.665) |
177.4 (6.984) |
97.2 (3.827) |
142.2 (5.598) |
95.4 (3.756) |
53.3 (2.098) |
41.5 (1.634) |
1,143.1 (45.004) |
降雪量 cm (inch) | 0 (0) |
1 (0.4) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
1 (0.4) |
平均降水日数 (≥0.5 mm) | 5.4 | 6.9 | 9.2 | 9.6 | 9.4 | 11.6 | 10.9 | 7.7 | 9.7 | 7.7 | 6.4 | 6.3 | 100.8 |
平均降雪日数 | 8.9 | 8.5 | 2.7 | 0.1 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.1 | 4.1 | 24.4 |
% 湿度 | 69 | 66 | 65 | 60 | 64 | 71 | 74 | 69 | 71 | 71 | 72 | 71 | 69 |
平均月間日照時間 | 149.0 | 145.4 | 177.8 | 192.6 | 205.9 | 153.5 | 169.8 | 203.2 | 157.5 | 171.5 | 153.7 | 153.8 | 2,033.7 |
出典:気象庁 (平均値:1991年-2020年、極値:1891年-現在)[7][8] |
岡山(岡山市桑田町)・2021年の気候 | |||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
平均最高気温 °C (°F) | 9.7 (49.5) |
10.2 (50.4) |
13.8 (56.8) |
19.6 (67.3) |
24.5 (76.1) |
27.9 (82.2) |
31.9 (89.4) |
33.2 (91.8) |
29.4 (84.9) |
22.7 (72.9) |
17.5 (63.5) |
12.0 (53.6) |
20.7 (69.3) |
日平均気温 °C (°F) | 5.6 (42.1) |
6.3 (43.3) |
8.4 (47.1) |
14.2 (57.6) |
19.6 (67.3) |
23.8 (74.8) |
27.7 (81.9) |
28.8 (83.8) |
24.9 (76.8) |
18.4 (65.1) |
13.0 (55.4) |
7.5 (45.5) |
16.8 (62.2) |
平均最低気温 °C (°F) | 1.3 (34.3) |
2.4 (36.3) |
4.7 (40.5) |
9.9 (49.8) |
14.9 (58.8) |
19.8 (67.6) |
24.4 (75.9) |
25.5 (77.9) |
21.4 (70.5) |
14.0 (57.2) |
8.8 (47.8) |
4.8 (40.6) |
13.0 (55.4) |
出典:理科年表 |
日応寺(2003年 - 2020年)の気候 | |||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
最高気温記録 °C (°F) | 15.8 (60.4) |
21.0 (69.8) |
23.4 (74.1) |
28.5 (83.3) |
31.1 (88) |
34.1 (93.4) |
37.0 (98.6) |
36.8 (98.2) |
36.0 (96.8) |
30.7 (87.3) |
24.9 (76.8) |
19.7 (67.5) |
37.0 (98.6) |
平均最高気温 °C (°F) | 7.7 (45.9) |
8.9 (48) |
12.7 (54.9) |
18.4 (65.1) |
23.3 (73.9) |
26.2 (79.2) |
29.6 (85.3) |
31.4 (88.5) |
27.3 (81.1) |
21.8 (71.2) |
16.0 (60.8) |
9.9 (49.8) |
19.5 (67.1) |
日平均気温 °C (°F) | 2.9 (37.2) |
3.9 (39) |
7.1 (44.8) |
12.6 (54.7) |
17.7 (63.9) |
21.4 (70.5) |
25.1 (77.2) |
26.4 (79.5) |
22.5 (72.5) |
16.8 (62.2) |
10.9 (51.6) |
5.2 (41.4) |
14.4 (57.9) |
平均最低気温 °C (°F) | −1.4 (29.5) |
−0.8 (30.6) |
1.7 (35.1) |
6.9 (44.4) |
12.2 (54) |
17.3 (63.1) |
21.7 (71.1) |
22.6 (72.7) |
18.7 (65.7) |
12.3 (54.1) |
6.2 (43.2) |
0.7 (33.3) |
9.8 (49.6) |
最低気温記録 °C (°F) | −9.1 (15.6) |
−8.1 (17.4) |
−4.9 (23.2) |
−2.1 (28.2) |
3.4 (38.1) |
9.1 (48.4) |
14.8 (58.6) |
15.4 (59.7) |
10.7 (51.3) |
4.6 (40.3) |
−2.3 (27.9) |
−5.9 (21.4) |
−9.1 (15.6) |
降水量 mm (inch) | 30.4 (1.197) |
50.6 (1.992) |
85.4 (3.362) |
100.8 (3.969) |
116.5 (4.587) |
170.1 (6.697) |
208.3 (8.201) |
104.8 (4.126) |
155.8 (6.134) |
96.3 (3.791) |
57.3 (2.256) |
52.0 (2.047) |
1,228.3 (48.358) |
平均降水日数 (≥1.0 mm) | 4.6 | 6.8 | 8.2 | 8.9 | 8.8 | 10.7 | 10.8 | 7.5 | 9.1 | 7.3 | 6.0 | 5.7 | 94.5 |
出典1:Japan Meteorological Agency | |||||||||||||
出典2:気象庁[9] |
福渡(1991年 - 2020年)の気候 | |||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
最高気温記録 °C (°F) | 16.8 (62.2) |
21.9 (71.4) |
24.4 (75.9) |
29.7 (85.5) |
32.8 (91) |
35.7 (96.3) |
39.0 (102.2) |
38.3 (100.9) |
36.4 (97.5) |
31.8 (89.2) |
26.3 (79.3) |
21.0 (69.8) |
39.0 (102.2) |
平均最高気温 °C (°F) | 8.6 (47.5) |
9.8 (49.6) |
13.6 (56.5) |
19.6 (67.3) |
24.6 (76.3) |
27.4 (81.3) |
31.1 (88) |
32.5 (90.5) |
28.3 (82.9) |
22.6 (72.7) |
16.5 (61.7) |
10.9 (51.6) |
20.5 (68.9) |
日平均気温 °C (°F) | 2.5 (36.5) |
3.3 (37.9) |
6.7 (44.1) |
12.2 (54) |
17.3 (63.1) |
21.5 (70.7) |
25.5 (77.9) |
26.3 (79.3) |
22.2 (72) |
15.9 (60.6) |
9.7 (49.5) |
4.5 (40.1) |
14.0 (57.2) |
平均最低気温 °C (°F) | −2.3 (27.9) |
−1.9 (28.6) |
0.7 (33.3) |
5.4 (41.7) |
10.9 (51.6) |
16.6 (61.9) |
21.4 (70.5) |
21.9 (71.4) |
17.6 (63.7) |
10.9 (51.6) |
4.7 (40.5) |
−0.1 (31.8) |
8.8 (47.8) |
最低気温記録 °C (°F) | −10.1 (13.8) |
−9.5 (14.9) |
−6.5 (20.3) |
−3.7 (25.3) |
0.5 (32.9) |
6.6 (43.9) |
12.0 (53.6) |
13.9 (57) |
5.6 (42.1) |
0.2 (32.4) |
−3.1 (26.4) |
−7.7 (18.1) |
−10.1 (13.8) |
降水量 mm (inch) | 40.4 (1.591) |
48.5 (1.909) |
91.9 (3.618) |
102.1 (4.02) |
131.0 (5.157) |
171.0 (6.732) |
200.3 (7.886) |
111.2 (4.378) |
159.2 (6.268) |
95.6 (3.764) |
56.5 (2.224) |
46.7 (1.839) |
1,249.8 (49.205) |
平均降水日数 (≥1.0 mm) | 5.4 | 6.6 | 9.2 | 9.1 | 9.6 | 11.0 | 11.3 | 8.4 | 9.5 | 7.2 | 6.2 | 6.0 | 99.6 |
平均月間日照時間 | 144.1 | 142.3 | 174.0 | 192.3 | 202.9 | 142.1 | 156.6 | 193.8 | 157.8 | 169.6 | 147.6 | 139.1 | 1,962.1 |
出典1:Japan Meteorological Agency | |||||||||||||
出典2:気象庁[10] |
岡山市内には以下の4つの行政区が設置されている。
人口はいずれも2024年8月1日時点の推計人口
「平成の大合併」で編入した御津・灘崎地区は2010年(平成22年)3月21日まで、建部・瀬戸地区は2012年(平成24年)1月21日までにそれぞれ合併特例区が設けられていた。
歴史的には倉敷市との関係は江戸時代、外様の岡山藩と天領の倉敷との関係であったものの、高度成長期以降は倉敷市で水島コンビナートが発展し、岡山市の都市圏が膨張するとともに国道2号岡山バイパスや山陽本線の高頻度ダイヤが組まれるなどインフラ整備が進み、今や買い物や仕事で行き来する日常生活圏として一体化が急速に進んでいる。倉敷市は岡山市の雇用都市圏に入っており、150万人を超える中四国最大の岡山大都市圏の一角となっている。
香川県高松市とは宇高連絡船(発着は玉野市)の時代から相互交流が盛んである。また、民放テレビは岡山県と香川県のエリアが同一のため、お互いの地域の情報が得やすい状況にある。1988年(昭和63年)の瀬戸大橋の開通以降は、マリンライナーにより岡山駅と高松駅が1時間弱で結ばれたこともあり、相互交流がより密になっている。
2009年(平成21年)7月6日に岡山市長と高松市長の会談が行われ、両市で共同の観光PRに取り組むことや、ケーブルテレビ・ホームページを活用して情報発信を行うこと、渇水時における岡山市から高松市への水の提供など、非常時の協力体制を構築することなどについて合意がなされた[11]。
岡山駅から瀬戸大橋線で四国と直結しており、日本で唯一四国の全ての県庁所在地へ向かう特急が発着するほか、特急やくもで山陰主要部(米子・松江・出雲市)と、智頭線経由の特急スーパーいなばで鳥取市とも結ばれており、岡山駅は本州と四国を結ぶターミナル駅になっている。
高速道路は東西に山陽自動車道が貫き、岡山JCTで岡山自動車道と接続し、県北部・山陰方面と結ばれている。加えて、隣接する倉敷JCTでは瀬戸中央自動車道と接続し、四国方面と結ばれており、日本海から太平洋へ抜ける交通の結節点となっている。
中国地方または中四国地方においては、交通の結節点である岡山市は物流拠点都市としての位置付けが大きく、食品・流通業系の企業は中国・四国地方の拠点を岡山市に設置している例も多い。
市の推計人口は2021年(令和3年)現在71万人を超えており、全国の市で18番目に多い。2020年(令和2年)国勢調査確定値[12] では724,691人となっている。
人口増加率では2015年(平成27年)国勢調査 - 2020年(令和2年)国勢調査で(東京都区部を除く)政令指定都市20市中9位(0.73%増)となっており、現在微増傾向にある。
岡山市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 岡山市の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 岡山市
■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
岡山市(に相当する地域)の人口の推移
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||
総務省統計局 国勢調査より |
古代の岡山は吉備国の一角であり、弥生時代と古墳時代に、吉備は大和、筑紫、出雲などと並ぶ古代日本の四大王国(四大王権)[13] の一角であった。日本列島を代表する政権として繁栄し、ヤマトと連合して列島の統一・治世に貢献した。
しかし、吉備の興隆を快く思わないヤマトに勢力を削減され、備前国・備中国・備後国・美作国に分割され、これ以後現在に至るまで、経済・文化の面で連関の強い旧吉備国の政治的な統一は達成されていない。吉備国が分割された後、備前国の国府は現在の岡山市域内に置かれたと見られる。
岡山周辺は室町時代までは農村地帯で、16世紀には金光氏が小規模な城を築いて拠点にしていた。戦国時代に岡山の地の交通の便と土地の広さに目を付けた宇喜多直家は1570年(元亀元年)に金光宗高を謀反の疑いありとして切腹させて、岡山城を奪った。その後城を大規模に拡張し、山陽道を岡山経由に付け替えて、備前国内外の商人を呼び寄せ、1573年(天正元年)に本拠にすべく移住した。直家が始めた城下町・岡山の振興は、秀家の代にも続けられ、これ以後、岡山は主に備前国の政治経済の中心地となった。
宇喜多秀家が関ヶ原の戦いで没落すると、1601年(慶長6年)に小早川秀秋が岡山城に入った。秀秋は翌1602年(慶長7年)に死に、小早川家は断絶した。1603年(慶長8年)には池田忠継が入り、以後江戸時代を通じて、岡山は池田氏の城下町となった。
城下町としての岡山は発展を続け、池田氏第四代の綱政の代である1707年(宝永4年)には町方人口が3万0635人(武家・寺社方を含めた総人口は推定4万 - 5万人)に達し、国内でも十指に入る経済力を持つ城下町となった。後楽園が造成されたのもこの時期である。しかるに町方人口は享保のころから漸減し、幕末の1858年(安政5年)には2万0092人となる。これは岡山藩の新田開発による農村商業の発達とは対照的であり、藩当局が農村から都市への人口流入を抑制する政策をとったことによるものとみられる。
明治4年7月14日(1871年8月29日)の廃藩置県により、岡山は岡山県の県庁所在地となった。
1878年(明治11年)9月29日に郡区町村編制法が岡山県において施行され、岡山市の前身となる岡山区が発足した。同法は府県により施行日が異なっており、同法を最初に施行したのが岡山県だったことから、岡山区は全国で最初の区となった。
1889年(明治22年)6月1日に市制が施行され、岡山区は岡山市へ移行した。郡区町村編制法では最初の区となった一方、市制では最初の31市から2ヶ月遅れての施行となった。市制施行当時、面積5.77 km2、人口4万7564人。1920年(大正9年)には人口9万4585人を数えた。
1927年(昭和2年)2月1日、岡山市に本店を置いていた奨学貯金銀行が資本金不足を理由に業務停止命令を受け[14] 事実上倒産。
1939年(昭和14年)11月27日、岡山市役所本庁舎(木造2階建て)が全焼。御真影や戸籍原簿は持ち出されて焼損を免れた。後日、放火容疑で用務員が逮捕[15]。
第二次大戦末期の1945年(昭和20年)6月29日に岡山空襲で大きな被害を受けて1000人以上が犠牲となり、10万人以上が家を失った。
混乱期を過ぎると街は順調に発展し、周辺市町村との編入合併を進めた。1960年(昭和35年)ごろには、倉敷市を含めた県南広域都市の構想を岡山県知事が提唱したが、倉敷市長の失踪に端を発する騒動により、白紙撤回された。
1972年(昭和47年)3月15日には山陽新幹線が岡山駅まで延伸開業、1988年(昭和63年)3月20日には瀬戸大橋線が開業し、それ以来鉄道交通の要衝となっている。
1996年(平成8年)には、国から中核市に指定された。その後の2005年(平成17年)3月22日、隣接する御津郡御津町・児島郡灘崎町の2町を編入、2007年(平成19年)1月22日、隣接する御津郡建部町・赤磐郡瀬戸町の2町を編入した。
2007年(平成19年)6月26日夕方に、市の人口が70万人を突破した。
2009年(平成21年)4月1日には新潟市・浜松市(2007年4月移行)に続いて全国で18番目、中国・四国地方では広島県広島市に次いで2番目となる政令指定都市に移行し、北区・中区・東区・南区の4つの行政区が設置された。
2012年(平成24年)6月1日には、市制123年目となるこの日に「岡山市民の日」が制定された。主に岡山商工会議所青年部が中心となり、政令市移行をきっかけにさらに市民が郷土愛を深めるために、岡山市へ働きかけたものである。
2012年(平成24年)3月まで副市長(2007年(平成19年)3月以前は助役)を2名置いていたが、2012年(平成24年)4月から試行的に1人制となった[16]。その後、同年8月24日から、再び2人制となった[17]。
歴代 | 氏名 | 在任期間 |
---|---|---|
1 | 花房端連 | 1889年(明治22年)9月17日 - 1890年(明治23年)10月30日 |
2 | 新庄厚信 | 1890年(明治23年)10月30日 - 1894年(明治27年)5月15日 |
3 | 小田安正 (1期) | 1894年(明治27年)7月4日 - 1900年(明治33年)7月3日 |
4 | 小田安正 (2期) | 1900年(明治33年)8月8日 - 1902年(明治35年)7月10日 |
5 | 岡田磐 (1期) | 1902年(明治35年)7月25日 - 1908年(明治41年)7月24日 |
6 | 岡田磐 (2期) | 1908年(明治41年)7月28日 - 1914年(大正3年)7月23日 |
7 | 岡田磐 (3期) | 1914年(大正3年)8月3日 - 1918年(大正7年)8月2日 |
8 | 中山寛 | 1918年(大正7年)10月19日 - 1922年(大正11年)10月18日 |
9 | 窪谷逸次郎 (1期) | 1923年(大正12年)5月10日 - 1927年(昭和2年)5月9日 |
10 | 窪谷逸次郎 (2期) | 1927年(昭和2年)5月10日 - 1928年(昭和3年)8月18日 |
11 | 守屋松之助 (1期) | 1929年(昭和4年)2月25日 - 1932年(昭和7年)12月12日 |
12 | 守屋松之助 (2期) | 1933年(昭和8年)3月16日 - 1933年(昭和8年)8月2日 |
13 | 石原市三郎 | 1934年(昭和9年)2月25日 - 1938年(昭和13年)2月24日 |
14 | 時実秋穂 | 1938年(昭和13年)3月19日 - 1940年(昭和15年)1月8日 |
15 | 国富友次郎 | 1940年(昭和15年)9月4日 - 1944年(昭和19年)9月3日 |
16 | 竹内寛 | 1944年(昭和19年)9月4日 - 1945年(昭和20年)10月9日 |
17 | 橋本富三郎 | 1945年(昭和20年)11月22日 - 1947年(昭和22年)2月22日 |
18 | 田中弘道 | 1947年(昭和22年)4月6日 - 1951年(昭和26年)3月24日 |
19 | 横山昊太 | 1951年(昭和26年)4月23日 - 1955年(昭和30年)4月12日 |
20 | 田淵久 | 1955年(昭和30年)5月1日 - 1959年(昭和34年)4月30日 |
21 | 寺田熊雄 | 1959年(昭和34年)5月1日 - 1963年(昭和38年)4月30日 |
22 | 岡﨑平夫 (1期) | 1963年(昭和38年)5月1日 - 1967年(昭和42年)4月30日 |
23 | 岡﨑平夫 (2期) | 1967年(昭和42年)5月1日 - 1971年(昭和46年)4月30日 |
24 | 岡﨑平夫 (3期) | 1971年(昭和46年)5月1日 - 1975年(昭和50年)4月30日 |
25 | 岡﨑平夫 (4期) | 1975年(昭和50年)5月1日 - 1979年(昭和54年)4月30日 |
26 | 岡﨑平夫 (5期) | 1979年(昭和54年)5月1日 - 1983年(昭和58年)4月30日 |
27 | 松本一 (1期) | 1983年(昭和58年)5月1日 - 1987年(昭和62年)4月30日 |
28 | 松本一 (2期) | 1987年(昭和62年)5月1日 - 1991年(平成3年)1月14日 |
29 | 安宅敬祐 (1期) | 1991年(平成3年)2月12日 - 1995年(平成7年)2月9日 |
30 | 安宅敬祐 (2期) | 1995年(平成7年)2月10日 - 1999年(平成11年)2月9日 |
31 | 萩原誠司 (1期) | 1999年(平成11年)2月10日 - 2003年(平成15年)2月9日 |
32 | 萩原誠司 (2期) | 2003年(平成15年)3月24日 - 2005年(平成17年)8月25日 |
33 | 髙谷茂男 (1期) | 2005年(平成17年)10月11日 - 2009年(平成21年)10月10日 |
34 | 髙谷茂男 (2期) | 2009年(平成21年)10月11日 - 2013年(平成25年)10月8日 |
35 | 大森雅夫 (1期) | 2013年(平成25年)10月9日 - 2017年(平成29年)10月8日 |
36 | 大森雅夫 (2期) | 2017年(平成29年)10月9日 - 2021年(令和3年)10月8日 |
37 | 大森雅夫 (2期) | 2021年(令和3年)10月9日 - 現職 |
主要な組織(局室)のみ記載(2017年(平成29年)4月1日現在)
名称 | 所在地 | 管轄地域 | 備考 |
---|---|---|---|
岡山市役所 | 北区大供一丁目1番1号 | 市内4行政区を統括 | |
北区役所 | 北区大供一丁目1番1号 | 岡山市北区域 | 市役所の一部に設置 |
吉備地域センター | 北区庭瀬416番地 | 岡山市北区域 | 吉備公民館1階に設置 |
高松地域センター | 北区高松原古才247番地 | 岡山市北区域 | 旧・高松町役場 → 旧・高松支所 → 旧・高松ふれあいプラザ跡地に設置 |
一宮地域センター | 北区一宮553番地1 | 岡山市北区域 | 旧・一宮町役場 |
津高地域センター | 北区栢谷1682番地 | 岡山市北区域 | 旧・津高町役場 |
足守地域センター | 北区足守718番地 | 岡山市北区域 | 足守公民館に設置 |
御津地域支所 | 北区御津金川1020番地 | 旧・御津町域 | 旧・御津町役場 |
建部地域支所 | 北区建部町福渡489番地 | 旧・建部町域 | 旧・建部町役場 |
中区役所 | 中区浜三丁目7番15号 | 岡山市中区域 | 旧・RSKメディアコム敷地に設置 |
富山地域センター | 中区円山115番地1 | 岡山市中区域 | ハピーズ円山店店舗内に設置 |
東区役所 | 東区西大寺南一丁目2番4号 | 岡山市東区域 | カネボウ錦糸西大寺工場跡地に設置 |
上道地域センター | 東区東平島161番地 | 岡山市東区域 | 上道公民館1階に設置 |
瀬戸支所 | 東区瀬戸町瀬戸45番地 | 旧・瀬戸町域 | 旧・瀬戸町役場 |
南区役所 | 南区浦安南町495番地5 | 岡山市南区域 | 浦安運動公園東側敷地に設置 |
藤田地域センター | 南区藤田508番地 | 岡山市南区域 | 藤田公民館東隣に設置 |
興除地域センター | 南区中畦589番地1 | 岡山市南区域 | 興除公民館敷地内に設置 |
妹尾地域センター | 南区箕島1024番地8 | 岡山市南区域 | 南消防署妹尾出張所西隣に設置 |
福田地域センター | 南区古新田1186番地 | 岡山市南区域 | 福田公民館敷地内に設置 |
児島地域センター | 南区北浦716番地 | 岡山市南区域 | 旧・甲浦村役場敷地に設置 |
福浜地域センター | 南区福富中一丁目16番22号 | 岡山市南区域 | 福浜公民館敷地内に設置 |
灘崎地域支所 | 南区片岡207番地 | 旧・灘崎町域 | 旧・灘崎町役場 → 旧・灘崎支所 → 旧・南区役所 |
市内の各福祉事務所は区役所の直轄組織となっている。
保健センター名称 | 所在地 | 管轄地域 | 備考 |
---|---|---|---|
北区中央保健センター (岡山市保健所) |
北区鹿田町一丁目1-1 | 岡山市北区の中心部 | 岡山市保健福祉会館内 |
北区北保健センター | 北区谷万成二丁目6-33 | 岡山市北区の北部、旧・御津町、建部町域 | 北ふれあいセンター内 |
中区保健センター | 中区桑野715-2 | 岡山市中区域 | 岡山ふれあいセンター内 |
東区保健センター | 東区西大寺中野本町4-5 | 岡山市東区域 | |
南区西保健センター | 南区妹尾880-1 | 岡山市南区の西部 | 西ふれあいセンター内 |
南区南保健センター | 南区福田690-1 | 岡山市南区の南部、旧・灘崎町域 | 南ふれあいセンター内 |
福祉事務所名称 | 所在地 | 管轄地域 | 備考 |
---|---|---|---|
北区中央福祉事務所 | 北区鹿田町一丁目1-1 | 岡山市北区の中心部 | 岡山市保健福祉会館内 |
北区北福祉事務所 | 北区谷万成二丁目6-33 | 岡山市北区の北部、旧・御津町、建部町域 | 北ふれあいセンター内 |
中区福祉事務所 | 中区赤坂本町11-47 | 岡山市中区域 | 岡山市東山プール敷地内に設置 |
東区福祉事務所 | 東区西大寺中二丁目16-33 | 岡山市東区域 | 西大寺ふれあいセンター内 |
南区西福祉事務所 | 南区妹尾880-1 | 岡山市南区の西部 | 西ふれあいセンター内 |
南区南福祉事務所 | 南区福田690-1 | 岡山市南区の南部、旧・灘崎町域 | 南ふれあいセンター内 |
1961年(昭和36年)岡山県知事だった三木行治が新産業都市の受け皿として、全国6大都市(当時)に次ぐ大都市形成のため打ち出した計画で、邑久町(現・瀬戸内市)から鴨方町(現・浅口市)、南は児島半島までの33市町村による当時での人口が約90万人(その後の人口規模は約130万人に達している)の大規模な合併であった。
三木知事と自治省(現・総務省)出身の森県企画室長を中心に推し進められ、全ての関係市町村議会で合併の議決が行われ(岡山市においては1962年(昭和37年)12月17日、22対16の賛成多数で議決)、岡山市・倉敷市・児島市(現倉敷市児島)を除く首長も承認し国に合併申請をした。しかし、倉敷市長が年末年始に公印を持ったまま上京し一時失踪する騒動が発生したことで倉敷市の調印が行われず、このことで岡山・児島の二市も脱退、1964年(昭和39年)には三木知事の急逝により構想は頓挫した。
高度経済成長期に入り、岡山市は郊外へ市街地を拡大させ膨張していったことで、周辺市町村のあちこちで急速なベッドタウン化が進み社会資本整備が追いつかなくなり合併が一気に進んだ。1969年(昭和44年)に財政再建団体転落直前であった西大寺市を皮切りに一宮町、津高町、高松町、吉備町、妹尾町、福田村、足守町、上道町、興除村さらに1975年(昭和50年)の藤田村に至るまで11市町村との大合併が行われ、岡山市は政令指定都市の法律要件である人口50万人を突破した。
2002年(平成14年)2月 岡山青年会議所が岡山市と玉野市との合併による政令指定都市移行の要望書を岡山市長に提出し、7月には岡山市と玉野市、灘崎町、御津町、瀬戸町による合併研究会が設置され、さらに2003年(平成15年)4月には 瀬戸町を除いた任意合併協議会が設置された。2004年(平成16年)1月に新設合併、既存の独自の行政サービスの維持などの内容で中間答申がなされるが、玉野市では議会と市民グループの反対があり2月に岡山市との合併を断念し離脱した。しかし残る灘崎町・御津町は岡山市との合併協議を続け2005年(平成17年)3月に編入合併した。(岡山県南政令市構想第一次合併)
他の町と合併協議をしていた建部町・瀬戸町は相次いで方針を転換し、政令指定都市移行を前提に岡山市に合併を申し入れ、2007年(平成19年)1月に編入合併された(岡山県南政令市構想第二次合併)(国勢調査人口69万6千、合併時推計人口69万8千人)。そして、2007年(平成19年)6月には推計人口70万人突破し(市調査の推計人口、県の月次報告では8月1日)、政令市移行のための人口要件が満たされたこととされた。
1889年(明治22年)の市制施行以来、周辺の市町村と合併を繰り返してきた現在の岡山市は御津郡(旧・御野郡・津高郡)・上道郡・吉備郡(旧・賀陽郡)・児島郡・邑久郡・都窪郡(旧・都宇郡)・赤磐郡(旧・赤坂郡・磐梨郡)・和気郡・久米郡(旧・久米南条郡・久米北条郡)と備前国・備中国・美作国の広範囲の地域に及んでいる。
年月日 | 合併された市町村 |
---|---|
1889年(明治22年)6月1日 | 市制施行 |
1899年(明治32年)8月1日 | 御野村、伊島村、石井村、鹿田村、古鹿田村、福浜村の各一部と、三櫂村全域 |
1921年(大正10年)3月1日 | 伊島村、石井村、鹿田村全域と、御野村の大部分 |
1931年(昭和6年)4月1日 | 宇野村、平井村、福浜村 |
1950年(昭和25年)12月1日 | (児島湾埋立地を編入) |
1952年(昭和27年)4月1日 | 牧石村、大野村、今村、芳田村、白石村、甲浦村、三蟠村、沖田村、操陽村、富山村 |
1953年(昭和28年)3月1日 | 牧山村、高月村の各一部 |
1954年(昭和29年)4月1日 | 高島村、幡多村、財田町、小串村全域と、御津町の一部 |
1969年(昭和44年)2月18日 | 西大寺市 |
1971年(昭和46年)1月8日 | 一宮町、津高町、高松町 |
1971年(昭和46年)3月8日 | 吉備町、妹尾町、福田村 |
1971年(昭和46年)5月1日 | 上道町、興除村、足守町 |
1975年(昭和50年)5月1日 | 藤田村 |
2005年(平成17年)3月22日 | 御津町、灘崎町 |
2007年(平成19年)1月22日 | 建部町、瀬戸町 |
※ 1969年(昭和44年)以降に合併された旧市役所・町村役場は、岡山市の区役所・支所・地域センターとして引き継がれている。
-2005年(平成17年)3月21日 | 2005年(平成17年)3月22日 - 2007年(平成19年)1月21日 |
2007年(平成19年)1月22日 - 2009年(平成21年)3月31日 |
2009年(平成21年)4月1日 - 2010年(平成22年)3月21日 |
2010年(平成22年)3月22日 - 現在 | |
---|---|---|---|---|---|
旧・岡山市域 | 岡山市○○ | 岡山市北区○○ | |||
岡山市中区○○ | |||||
岡山市東区○○ | |||||
岡山市南区○○ | |||||
旧・御津町域 | 御津郡御津町○○ | 岡山市御津○○ | 岡山市北区御津○○ | ||
旧・灘崎町域 | 児島郡灘崎町○○ | 岡山市灘崎町○○ | 岡山市南区灘崎町○○ | 岡山市南区○○ | |
旧・建部町域 | 御津郡建部町○○ | 岡山市建部町○○ | 岡山市北区建部町○○ | ||
旧・瀬戸町域 | 赤磐郡瀬戸町○○ | 岡山市瀬戸町○○ | 岡山市東区瀬戸町○○ | ||
選挙区 | 氏名 | 会派名 |
---|---|---|
北区・加賀郡 (8) | 河本勉 | 自由民主党岡山県議団 |
波多洋治 | 自由民主党岡山県議団 | |
太田正孝 | 自由民主党岡山県議団 | |
福田司 | 自由民主党岡山県議団 | |
高原俊彦 | 民主・県民クラブ(立憲民主党) | |
大塚愛 | 民主・県民クラブ(緑の党推薦) | |
増川英一 | 公明党岡山県議団 | |
蜂谷弘美 | 無所属 | |
中区 (4) | 小倉弘行 | 自由民主党岡山県議団 |
髙橋徹 | 民主・県民クラブ(国民民主党) | |
笹井茂智 | 公明党岡山県議団 | |
氏平三穂子 | 日本共産党岡山県議会議員団 | |
東区 (3) | 福島恭子 | 自由民主党岡山県議団 |
乙倉賢一 | 自由民主党岡山県議団 | |
中川雅子 | 民主・県民クラブ | |
南区 (4) | 小林孝一郎 | 自由民主党岡山県議団 |
大橋和明 | 自由民主党岡山県議団 | |
荒島俊造 | 公明党岡山県議団 | |
木口京子 | 無所属 |
警察署は市内に6箇所あり、政令指定都市であるため岡山県警の市警察部が統括している。管轄区域は概ね行政区の区域と一致するが、一部は合併以前の管轄のままとなっている地域がある。
※ 詳細な管轄区域については、岡山県警察署の名称、位置及び管轄区域に関する条例において確認することができる。
消防は全域を岡山市消防局が担当し、北・中・東・西・南の5消防署・1分署・13出張所(うち1出張所は岡山市へ消防・救急業務を委託している吉備中央町に設置)・1救急ステーションが設置され、岡南飛行場には消防航空隊の基地が設置されており、北消防署には特別高度救助隊が組織されている。
2009年(平成21年)度以降の管轄区域は概ね行政区の区域と一致している。北区については北消防署と西消防署の2署が管轄する。新設の西消防署の管轄区域は、北区のうち、京山、石井、中山、高松、足守の各中学校区、御南中学校区のうち笹ヶ瀬川以西、吉備中央町である。北消防署の管轄区域は北区のうち西消防署の管轄区域を除く区域である。また、西消防署の新設により、三門出張所と庭瀬出張所は西消防署に統合という形で廃止された。2010年(平成22年)度より西消防署の高度救助隊が、政令指定都市に設置が義務付けられている特別高度救助隊へと格上げされた。2014年(平成26年)には岡山市では22年半ぶりとなる分署、番町分署が開設された。2016年(平成28年)に北消防署新築移転に伴い、西消防署から特別高度救助隊が配置転換された。2017年(平成29年)に西消防署吉備津出張所新築移転に伴い、高松出張所へ改称された。
郵便番号は以下の通りである。
岡山市は、海外の6都市・2地域と交流を行っている[22]。
北部の高原・丘陵地帯では、全国的にもブランド力のある品目を多く抱えている果物の栽培が盛んであり、岡山市の一大産業となっている。「桃(白桃、清水白桃、黄金桃など)」や「葡萄(マスカット、シャインマスカット、ニューピオーネ、桃太郎ふどうなど)」や全国シェアトップである「愛宕梨(あたご梨)」、「鴨梨(ヤーリー)」がその主なブランド品目である。また、乳牛を中心とした畜産も盛んであり、加えて「椎茸」や全国でも珍しい「黄ニラ」の栽培が行われている。
南部の広大な児島湾干拓地に田園地帯を有るため米の生産量が8,900tにのぼり岡山県全体の四分の一を占める。品種は「朝日米」が多く、一部では酒米の「雄町米」も栽培している。その他では「蓮根」、「茄子」やビールの原料となる「二条大麦」などの栽培も行われている。かつて、冬期には「イグサ」栽培の一大産地であったが、現在は僅かになっている。また、日照時間が長い岡山県南の平野部は生花の生産が盛んなところでもある。岡山市内でも「スイートピー」、「デンドロビウム」、「ラークスパー」などが栽培され全国各地に出荷されている。
隣接する倉敷市とともに瀬戸内工業地域に属しており、製造品出荷額は8,200億円と岡山県全体の約10%を占める(50%を超える倉敷市に次ぐ2位)[29]。機械・化学・食品・印刷などの業種が中心である。
臨海部の児島湾は旭川や吉井川などの一級河川から流出する土砂の堆積により水深が浅く、1万t級の船舶が航行可能な航路を整備することが困難なため重化学工業地帯は形成されていない。そのため、岡南工業地帯にクラレ・DOWAホールディングス・西日本ダイケンプロダクツなど、また、旭川東岸の新岡南地区と九蟠地区には、ヤンマーアグリ(ヤンマーグループ)や中四国セキスイハイム工業(セキスイツーユーホームを製造)、永谷園など全体的に軽工業系の工場が多い。
これらのことから、内陸部の工業団地開発に力を入れており、市内近郊の久米、東岡山や新岡南、などに鉄工、鋳物などに中規模の内陸工業団地が多い。また、「岡山リサーチパーク」や「西大寺新産業ゾーン企業団地」などに研究や物流に重点を置いた事業所の誘致を進めている。周辺4町の編入に伴い、2005年に御津町のカバヤ本社工場と4つの工業団地、2007年には瀬戸町のキリンビール岡山工場などが加わった。
岡山都市圏の中心都市で県内では圧倒的な集客力があり、代表的な商業地としては表町と岡山駅周辺があげられる。近年の都心商業地の流れとしては、アーケードの商店街から主要施設を結ぶ道路沿いに移行し、分散傾向にあったが、岡山駅周辺の再開発や商業施設進出が相次ぎ、近年都心回帰が起きている。
小売店舗の新規出店などは、1970年代から90年代までは郊外が中心となり、中心部は停滞傾向であった。その後、都心回帰へと流れが変わると、1998年JTが市役所筋の工場跡に建設したイトーヨーカドーとジョイポリスの複合施設「ジョイフルタウン岡山」が再開発の先駆けとなった。また、高層マンションの建設も相次ぎ、中心部の居住人口が増加傾向に転じたことも後押しになり、飲食店や雑貨、衣類などの路面店も中心部への出店が活発になっている。
岡山市および岡山県の一大商業集積地であり、中心市街地。旧・城下近くに発展した商業地である。岡山駅前からは徒歩でも行ける範囲であるが、バスや路面電車も走っている。市内バス経路の多くが表町中央部の天満屋バスステーションを経由して岡山駅に向かうことから、買い物客が集まる構造となっている。周辺には中国銀行の本店や岡山県庁なども控え、表町商店街中央部に立地する地場百貨店最大の売上を誇る地元百貨店の天満屋本店を核としてロレックスやカルティエの路面店やロフトやスターバックス、無印良品など幅広い年齢層をターゲットとした商業店舗が集積している。また、商店街北東側の「オランダ通り」が裏通りから若者の街へと変貌している。
近年の動きとしては1999年のクレド岡山や2023年の岡山芸術創造劇場を核とした複合施設などが挙げられる。一方で、北端に岡山シンフォニーホール、南端に岡山芸術創造劇場、東には旧・日銀岡山支店跡を再生したルネスホールなどの劇場・音楽ホールを有し、文化的な色合いを強めている。
岡山城・後楽園などの歴史的施設、美術館や博物館などの文化施設が数多く立地する城下・天神地区などは「岡山カルチャーゾーン」とも呼ばれ、観光ゾーンにも隣接しているため、岡山県風致地区条例で建築物などの制限が課せられている。
岡山駅は広島駅とともに中国四国地方を代表するターミナル駅である。1972年の山陽新幹線・新大阪駅 〜 岡山駅間開業を挟み、髙島屋などの県外資本の大型店の出店や中四国初の本格的、かつ中四国最大の地下街である岡山一番街が開業し、市内中心部の商業地図を2極に塗り替えた比較的新しい地区である。
ここ数年は再開発が相次ぎ、西口に岡山コンベンションセンターとリットシティビル、東口では岡山駅の橋上化による商業施設さんすて岡山、成通岡山ビルに大型家電量販店のビックカメラや杜の街グレースなど、商業施設が相次いでオープンした。
かつて林原(現・ナガセヴィータ)が所有していた岡山駅東口の南側の土地(約46,000m2)は、中四国地方最大規模の複合商業施設イオンモール岡山となった。これまでの郊外型ではない初めての政令指定都市中心駅前に立地する都心型商業施設として、ハンズ、H&M、ZARAなどのテナントやシネマコンプレックス、岡山放送のスタジオ・報道部門のオフィスが併設されている。なお、市役所筋を介して向かい側には同じイオングループのファッションビル岡山ビブレがあったが、イオンモール岡山の開業に伴い、2014年(平成26年)5月11日をもって閉店した。
※ 太字は上場企業
民放の地上波テレビ放送では、岡山県は香川県と同一の放送エリアになっており、岡山市には3局が、高松市には2局が本社を置いている。岡山・玉野市境の金甲山送信所には、岡山県と香川県のテレビ放送局の送信所の親局が設置されている。
ラジオ放送については岡山・香川の各県域放送であるが、両県の多くの地域で聴取が可能であり、岡山市においても香川県の県域放送を聴取できる。
※ 本社が香川県高松市にあるが、岡山市も放送対象地域に含まれている放送局(ともに岡山市に岡山本社を置いている)
ケーブルテレビは2局がサービスエリアであるが、2局のエリアが混合している地域は今のところない。また、この2局はoniビジョンの番組は視聴可能である。
岡山市の市外局番は次のとおりである。
2013年(平成25年)5月1日より、岡山瀬戸MA・玉野MA・福渡MAに該当する岡山市内・久米南町内の区域はすべて岡山MA(上記1. のエリア)に編入された。
岡山県内の大学と政財界により、知的資源の活用と地域社会や産業界との連携を図ることによって「時代に合った魅力ある高等教育の創造」と「活力ある人づくり・街づくりへの貢献」を目指し2006年(平成18年)4月に設立された。現在、当組織に加盟しているのは岡山県内16の4年制大学、および岡山県と岡山経済同友会で、事務局は岡山理科大学内にある。
市内に公立大学は存在しない。
1993年3月まで、岡山県立短期大学が存在した。同年4月に総社市へ移転(同時に岡山県立大学短期大学部へ改組)し、その跡地に、「岡山県生涯学習センター」が1997年2月に開設された[30]。岡山県立大学及び岡山県立大学短期大学部の項も参照。
岡山市内には中学校38校(うち国立1校)が設置されている。
高等学校を併設していない中学校については、各区の記事を参照されたい。
幼稚園・小学校については、各区の記事を参照されたい。なお、市内には幼稚園80園(うち国立1園、私立9園)、小学校93校(うち国立1校、私立2校)が設置されている。
岡山駅を中心に放射状に鉄道路線が延び、市内のほとんどの主要地域と結ばれているなど、鉄道網は充実している[注 9]。
特にJR発足以降は、国鉄時代の列車型ダイヤから都市圏輸送に重点を置いたものになり、合わせるように沿線人口の多い山陽本線には徐々に駅が増えている。
今後の計画として、吉備線のLRT化構想などがある。
民営の岡山電気軌道が運行している。岡山駅前から表町や県庁のある旧城下町を中心に2路線がある。総延長4.7kmと日本でもっとも短い路面電車だが、1日に約1万人が利用するなど市民の足として定着し、黒字経営を続けている。
今後の展望として岡山駅東口駅前広場への乗入れ、市役所筋を南下し市役所のある大供(だいく)から岡山大学病院までの延伸、また大供から東の清輝橋線・大雲寺前を結ぶ環状化などの新線計画がある[31]。
同時に市役所筋をトランジットモール化する構想もあり、車線減少に伴う交通渋滞の影響を調査する社会実験が行われたことがある。また、LRT化を予定しているJR吉備線との相互乗り入れが岡山電気軌道とJRとの間で既に合意されている。吉備線LRTは基本合意直後のコロナ禍により一時中断中だが、路面電車の延伸計画は短期・中期・長期に分け段階的に整備を進めている[31]。
岡山市は戦後のバス会社の統合が中断され統合が進まなかったため、同規模の都市と比べて市内を走るバス会社が非常に多く、各社がエリアを分けて運行し、公営交通(市営バス)の運行実績はない。路線は岡山駅東口のバスターミナルと天満屋バスステーションを中心に放射状に路線網が形成されている。また、岡山駅西口バス乗り場が2010年4月24日に開設、岡山駅から北西方面の路線バスと高速、観光、空港リムジンバスが発着している。
八晃運輸が乗車方法は後乗り前降り後払いで、運賃は整理券による特殊区間制である以外は、乗車方法は後乗り前降り後払いで、運賃は整理券による対キロ区間制である。
なお、両備バス・岡電バス・東備バス・下電バス・宇野バス・中鉄バスでは非接触ICカードであるHarecaを採用しており、共通に利用できる。一方、備北バスは備北バス専用バスカード(プリペイドカード)を発行している。Hareca導入各社(宇野バスと中鉄バスの一部路線を除く)はスルッとKANSAI協議会に加盟しているため、全国相互利用サービス対応のICカードも使用できる。
愛称名 | 運行会社 | 運行区間 |
---|---|---|
首都圏 - 岡山(夜行) | ||
ルミナス・マスカット号 | 両備バス 下津井電鉄 関東バス 小田急ハイウェイバス |
東京(バスタ新宿) - 津高・岡山大学筋・岡山駅西口 |
ままかりライナー | 両備バス | TDL・東京(上野駅前・東京駅八重洲通り) - 岡山インター・岡山駅西口 |
WILLER EXPRESS | TDL・東京(バスタ新宿) - 岡山駅西口 | |
ドリーム岡山・広島号 | 中国JRバス | 東京(東京駅八重洲南口)・横浜市(YCAT) - 岡山駅西口 |
オリオンバス | オー・ティー・ビー | 東京(東京駅鍛冶橋駐車場) - 岡山駅西口 |
東京(東京駅鍛冶橋駐車場・バスタ新宿) - 岡山駅西口 | ||
船橋市(船橋駅)・東京(東京駅鍛冶橋駐車場)・横浜市(横浜駅東口) - 岡山駅西口 | ||
JAMJAMライナー | ジャムジャムエクスプレス | 東京(バスタ新宿・BT東京八重洲)・横浜市(YCAT) - 岡山駅西口 |
かごたびライナー | 武井観光 | 千葉市(千葉駅)・東京(東京駅鍛冶橋駐車場) - 岡山駅西口 |
KBライナー | 千葉みらい観光バス | 東京(バスタ新宿)・横浜市(横浜駅東口) - 岡山駅西口 |
首都圏外 - 岡山(夜行) | ||
(愛称名なし) | 両備バス 名鉄バス |
名古屋市(名鉄BC) - 岡山インター・岡山駅西口 ※夜行・昼行あり |
ペガサス号 | 両備バス 下津井電鉄 |
福岡市(博多BT・天神高速BT)・北九州市(引野口・砂津・小倉駅前) - 岡山駅西口 |
京阪神・中四国 - 岡山(昼行) | ||
京都エクスプレス | 両備バス 下津井電鉄 京阪京都交通 |
京都市(京都駅八条口) - 岡山インター・岡山駅西口 |
吉備エクスプレス大阪号 | 両備バス 下津井電鉄 中国JRバス |
大阪市(USJ・OCAT・なんば高速BT・大阪駅JR高速BT) - 岡山インター・岡山大学筋・岡山駅西口 |
リョービエクスプレス ハーバープリンス |
両備バス 中鉄バス |
神戸市(神戸ポートタワー前・神姫バス神戸三宮BT) - 岡山インター・岡山商大前・岡山大学筋・岡山駅西口 |
リョービエクスプレス徳島 エディ |
両備バス 徳島バス |
徳島市・松茂町 - 岡山インター・岡山大学筋・岡山駅西口 |
マドンナエクスプレス | 両備バス 下津井電鉄 伊予鉄バス JR四国バス |
松山市 - 津高・岡山駅西口 |
龍馬エクスプレス | 両備バス 下津井電鉄 とさでん交通 JR四国バス |
高知市 - 津高・岡山駅西口 |
サンサンライナー | 両備バス 中国JRバス 広交観光 |
広島市(広島BC・新白島駅・不動院・中筋駅) - 岡山インター・岡山駅西口 |
ももたろうエクスプレス | 両備バス 中鉄バス 中国JRバス 日ノ丸自動車 一畑バス |
出雲市・松江市・米子市 - 岡山インター・岡山駅西口 |
新倉吉街道エクスプレス | 日ノ丸自動車 | 倉吉市 - (関金温泉・真庭市蒜山高原・湯原経由/三朝町経由) - 岡山インター・岡山駅西口 |
ロマンチックロード | 中鉄北部バス | 真庭市 - 岡山市内各地 |
岡山空港リムジンバス | 岡山電気軌道 中鉄バス |
岡山桃太郎空港 - 岡山市内各地 |
岡山市において広域的な移動軸となっている幹線道路は南北方向が国道30号と国道53号、東西方向が国道2号バイパスと旧国道2号(現国道250号、岡山県道162号岡山倉敷線)、北西方面が国道180号である。特に国道2号バイパスは岡山市を東西に貫く幹線道路のうちで唯一4車線以上の道路であり、なおかつ旭川や百間川などの大規模河川を渡っていることもあって、多い場所で一日10万台以上が通過する。
岡山市出身の人物一覧を参照。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.