暗黒魔術の島
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『暗黒魔術の島』(あんこくまじゅつのしま、原題:英: The Isle of Dark Magic)は、アメリカのホラー小説家ヒュー・B・ケイヴによる短編小説。クトゥルフ神話の1つで、『ウィアード・テールズ』にて1934年8月号に掲載された。
日本では、抄訳と私訳があるのみ。国書刊行会の『ウィアードテールズ』別巻にて、那智史郎があらすじを解説している[1]。
非ラヴクラフトスクールのケイヴによる神話であり、ラヴクラフトの『闇に囁くもの』からの影響が指摘されている[1]。ナイアーラトテップとハスターへの言及があり、この2神は5年後の作品である『臨終の看護』でも着目されている。