浮遊霊
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浮遊霊(ふゆうれい)とは、自分の死を理解できないことや受け入れられないことにより、現世をさまよっているとされる霊[1][2]。あるいは、肉体から離れて浮遊している霊全般を指す。「浮遊霊」という語句は、日本における心霊ブームの第一人者、中岡俊哉の造語である[3]。
最初に挙げた意味の浮遊霊は言い換えると、昇天や成仏をせず、この世(現世)をさまよい続けている霊のことである。突然死など自分が死んだことを理解できない場合や、心理的に受け入れられない場合などにこの状態になると、霊能者やスピリチュアル・カウンセラーらによって説明されている。
浮遊霊の中でも、特定の場所や建物に居付いてしまっているものは、地縛霊と呼んで区別することがある。