海人
海に潜って貝類や海藻を採集する漁を職業とする人 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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海人(あま、海士または海女とも)は、海に潜って貝類や海藻を採集する漁を(専業あるいは兼業で)職業とする人。「アマ」は本来は家船などを用いて水上で生活する人々を意味した[1]。
日本の海人についての最古の記録は『魏志倭人伝』に見える。歌集『万葉集』、『小倉百人一首』に収められた和歌の題材ともなった。江戸時代から昭和時代にかけて漁労に携わる海人は多かったが、21世紀に至りその数は減少している。
海人が活動している地域には、代表的である三重県の志摩地域と石川県の能登地域のほか、久慈市や医師島八幡、韓国の済州島がある。
2020年代現在において、藻場の荒廃にともなう海人の減少、ならびにその育成が課題となっている。