雷州半島
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雷州半島(らいしゅうはんとう/レイチョウはんとう、簡体字中国語: 雷州半岛、拼音: Léizhōu Bàndǎo)は、中華人民共和国南部、広東省南西部にある半島。山東半島・遼東半島と並ぶ中国三大半島の一つで、南北に約140 km、東西に約70 km。面積は約7800 km2。南シナ海にあり、中国大陸から海南島に突き出た形になっている。東側は雷州湾、西側はトンキン湾となる。また、半島南部からは瓊州海峡を挟んで約30 km先に海南島を眺望することができる。半島の中心都市は湛江市。
半島の沿岸各地には24種のマングローブ植物が生えるマングローブ林が広がり、2002年にこれらは「湛江マングローブ国家級自然保護区(中国語版)」としてラムサール条約に登録された[1]。かつて半島と海南島周辺には、ジュゴンやコククジラ、セミクジラなど貴重な海洋大型生物類[2]が数多く見られた。