アルタイの黄金山地
中国やモンゴルにもまたがるアルタイ山脈のうち、ロシア領内にあるアルタイ自然保護区、カトゥン自然保護区、テレツコイェ湖、ベルーハ山、ウコク高原を含む地域が対象になっている世 ウィキペディアから
中国やモンゴルにもまたがるアルタイ山脈のうち、ロシア領内にあるアルタイ自然保護区、カトゥン自然保護区、テレツコイェ湖、ベルーハ山、ウコク高原を含む地域が対象になっている世 ウィキペディアから
アルタイの黄金山地(アルタイのおうごんさんち)は、ロシアの世界遺産のひとつである。中国やモンゴルにもまたがるアルタイ山脈のうち、ロシア領内にあるアルタイ自然保護区、カトゥン自然保護区、テレツコイェ湖、ベルーハ山、ウコク高原を含む地域が対象になっている。
登録にあたっては、この地方では、ステップ地域から高山植物まで実に多彩な植生の変遷をたどることができ、シベリア中央部の自然環境が良好に保存されていることなどが評価された[1]。また、ユキヒョウ(アルタイ・サヤン地域の高山地帯のアンブレラ種[2])やアルタイアルガリ(盤羊の一種)といった全地球的な絶滅が危惧されている哺乳類の保護区として、ロシア領内のアルタイ山脈が持っている重要性も、あわせて評価された。登録範囲は16,175 km²に及んでいる[3]。
「アルタイ」それ自体が、中央アジアの遊牧民の言葉で「金の山」に由来する。かつては金の鉱脈で知られたことに因むものである。
英語の綴りは世界遺産登録名称、IDは世界遺産登録ID(ともにユネスコ世界遺産センターによる)。
この世界遺産は世界遺産登録基準のうち、以下の条件を満たし、登録された(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。
一帯には山岳、タイガ、ステップの生態系があり、ユキヒョウとアルタイアルガリのほか、オジロワシ、ハヤブサなど豊富な種類の鳥類と哺乳類が生息している。世界遺産範囲内のアルタイ自然保護区はロシアの「アルタイ生物圏保護区」[4]、カトゥン自然保護区はロシアとカザフスタンを跨ぐ「大アルタイ越境生物圏保護区」というユネスコの生物圏保護区の一部にそれぞれ指定されている[2]。
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