トップQs
タイムライン
チャット
視点

オフリド湖

ウィキペディアから

オフリド湖
Remove ads

オフリド湖マケドニア語: Охридско Езероラテン文字表記:Ohridsko Ezero、アルバニア語: Liqeni i Ohrit)は、北マケドニアアルバニアの境にある。おそらくヨーロッパでも最古の湖で、古代湖のひとつ。

概要 オフリド湖, 所在地 ...

地理

Thumb
地図
オフリド湖(左)とプレスパ湖(右)
Thumb
衛星写真
オフリド湖(左)とプレスパ湖(右)

オフリド湖はバルカン半島で最も水深の深い湖である。最深で288メートル、平均で155メートルである。最長30.4キロ、幅14.8キロ、湖岸線の長さは87.53キロメートルで、北マケドニア側が56.02キロ、アルバニア側が31.51キロを領有している。湖の南東部にはサタ山英語版がある。

オフリド湖の東10kmにある大プレスパ湖とは標高差が150mもあるため、大プレスパ湖から流れ出た水は初めカルスト台地の地中を通り、湧水となってオフリド湖にそそぐ。オフリド湖からは黒ドリニ川英語版がアルバニア国内を流れ、ドリニ川を経てアドリア海へ注いでいる。

湖周辺は渡り鳥が越冬するストゥデンチシュテ湿地英語版などの湿地およびマケドニアマツ英語版ギリシャビャクシン英語版ハンガリーオーク英語版の森林があり、湖には腹足類Acroloxus macedonicusオランダ語版およびサケ類ベルシュカ英語版オフリドトラウト英語版、そしてコイなどの魚類が、周辺にはニシハイイロペリカンメジロガモハクチョウ類カラフトワシカタシロワシビロードキンクロといったまれな鳥類およびギリシャモグラ英語版バルカンオオヤマネコ英語版タイリクオオカミヒグマなどの哺乳類が生息している[1][2]。2014年に生物圏保護区[1]、2021年にラムサール条約湿地にそれぞれ登録されている[2]

Remove ads

世界遺産

Thumb
オフリド湖畔にたつ聖ヨヴァン・カネオ教会

1979年から1980年にかけて、オフリド湖は、湖畔のオフリド市街と共に「オフリド地域の自然・文化遺産」としてユネスコ世界遺産に登録された。

脚注

関連項目

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads