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ブルー・オイスター・カルトの曲 ウィキペディアから
「ゴジラ」(Godzilla)は、アメリカ合衆国のハードロック・バンド、ブルー・オイスター・カルトが1977年のスタジオ・アルバム『スペクターズ』で発表した楽曲。1978年にはシングル・カットされている[3]。作詞・作曲はバンドのリード・ギタリストである"バック・ダーマ"ことドナルド・ローザーにより、日本の怪獣映画『ゴジラ』をモチーフとした曲である[4][5]。なお、ローザーが観たのはレイモンド・バーが主演したアメリカ編集版(邦題:『怪獣王ゴジラ』)で、ローザーは後年、PopEntertainment.comによるインタビューにおいて「彼(バー)が日本人の俳優たちと共演するシーンをよく見ると、彼らはカメラの方を向いていないことが分かるよ、だって明らかに別人だからね。彼のシーンはハリウッドで撮影されて、編集で追加されたんだろうね」と語っている[4]。2番の後には、臨時ニュースを模した日本語のスポークン・ワードが取り入れられた[6][5]。
「ゴジラ(ライヴ)」 | |||||||
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ブルー・オイスター・カルト の シングル | |||||||
B面 |
ゴジラ[1] ワイルドで行こう(ライヴ)[2] | ||||||
リリース | |||||||
規格 |
7インチ・シングル(日本盤) 12インチ・シングル(アメリカ盤、プロモ) | ||||||
ジャンル | ハードロック、ヘヴィメタル | ||||||
レーベル |
コロムビア・レコード CBSソニー(日本盤) | ||||||
作詞・作曲 | ドナルド・ローザー | ||||||
プロデュース | ブルー・オイスター・カルト、マレイ・クラッグマン、サンディ・パールマン | ||||||
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収録アルバム『スペクターズ』は全米43位を記録したが、本作はBillboard Hot 100入りを果たせなかった[7]。
ドナルド・ローザーとエリック・ブルームは1998年、アメリカ制作の『GODZILLA』で本作が使用されなかったことに対する返答として「Nozilla」というパロディ・ソングを作った[8]。
2019年には新たにカヴァーされ、同年公開の『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』のエンドタイトルで使用された。
本作はライヴで頻繁に演奏され、『暗黒の狂宴〜B.O.C.ライヴ』(1978年)には1978年6月1日のイングランド公演[9]、『Extraterrestrial Live』(1982年)には1981年10月9日のハリウッド公演の演奏[10]、『A Long Day's Night』(2002年)には2002年6月21日のシカゴ公演の演奏が収録された[11]。また、1978年にはライヴ・ヴァージョンがシングルA面曲としてリリースされており、アメリカ盤プロモーション・シングルに収録されたライヴ音源は1977年のデトロイト公演における録音で、このテイクはレガシー・レコーディングスから発売されたコンピレーション・アルバム『Setlist: The Very Best of Blue Öyster Cult Live』(2010年)にも収録された[12]。
本作は2019年までゴジラシリーズのサウンドトラックに使用されたことはなかったが[8]、『デトロイト・ロック・シティ』(1999年公開)[13]、『DOGTOWN & Z-BOYS』(2001年公開)[14]といった映画で使用された。音楽ゲームの分野では、『ギターヒーロー』で使用され[15]、また、『ロックバンド』[15]及び『Rocksmith』ではダウンロード曲に採用された[16]。
スポーツの分野では、松井秀喜がニューヨーク・ヤンキース入団直後の2003年に入場曲として使用した[17][18]。
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