ソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリー
NASAの太陽観測衛星 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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ソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリー (Solar Dynamics Observatory, SDO[1][2])は、アメリカ航空宇宙局(NASA)が打ち上げた太陽観測衛星である。打ち上げは2010年2月11日に行われ、5年以上にわたる太陽の継続観測を予定している。この衛星は、Living With a Star (LWS)プログラムの一環である[3]。LWSプログラムの目標は、日々の生活にも関連の深い太陽-地球系を科学的によりよく理解することである。またSDOの目的は、太陽大気を高い空間分解能・時間分解能で多波長観測し、地球と地球周辺の空間に対する太陽の影響を調査することである。SDOは、太陽磁場がどのようにして形作られ、そこに蓄えられた磁場のエネルギーがどのようにして太陽風や高エネルギー粒子、太陽光に変換されて地球周辺も含む太陽圏に放出されるのかを調査する[4]。
概要 Solar Dynamics Observatory, 所属 ...
Solar Dynamics Observatory | |
---|---|
所属 | NASA |
公式ページ | Solar Dynamics Observatory |
国際標識番号 | 2010-005A |
カタログ番号 | 36395 |
状態 | 運用中 |
目的 | 太陽の観測 |
計画の期間 | 5-10年間 |
打上げ場所 | ケープカナベラル空軍基地 |
打上げ機 | アトラスV 401型 |
打上げ日時 |
2010年2月11日 15:23:00 (UTC) 10:23:00 (EST) |
物理的特長 | |
本体寸法 | 1.6 m x 1.6 m x 4.0m |
最大寸法 |
10 m (太陽電池パドル翼端間) |
質量 | 3100 kg (うち燃料 1400 kg) |
姿勢制御方式 | 3軸姿勢制御 |
軌道要素 | |
軌道 | 円軌道(対地同期軌道) |
高度 (h) | 約36000 km |
軌道傾斜角 (i) | 28.5度 |
観測機器 | |
HMI | Helioseismic and Magnetic Imager |
EVE | Extreme Ultraviolet Variability Experiment |
AIA | Atmospheric Imaging Assembly |
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