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10の-9乗メートルと等しいSIの単位 ウィキペディアから
ナノメートル(nanometre、記号: nm)は、国際単位系の長さの単位で、10−9メートル (m) = 10億分の1メートル。
SI基本単位であるメートルに、基礎となる単位の10−9の量である事を示すSI接頭語のナノを付けたものである。
光の波長(100 - 1000 nmオーダー)や、原子・分子の構造(0.1 - 10 nmオーダー)などを表すのに使われる。
ミクロン(micron, マイクロメートル (micrometre) の旧称)の1/1000であることから、ミリミクロン(millimicron、記号 mµ)とも呼ばれた。1967年の国際度量衡総会でミクロン自体が廃止されており、現在は原則としてミクロンもミリミクロンも使われない。
記号 | Unicode | JIS X 0213 | 文字参照 | 名称 |
---|---|---|---|---|
㎚ | U+339A | - | ㎚ ㎚ | ナノメートル |
現在の電子デバイスや微細加工、あるいは分子生物学では、ナノメートルの領域の技術が使われている。そのため半導体産業などでは、ナノテクノロジーという言葉がよく使われている。最近では、微細ナノ加工・ナノスケール技術・ナノ構造物質などについて具体的な長さを示すのではなく、単に「小さい」ということを示すための接頭辞としての用例である。という誤解が見られるが[要出典]、実際にはそれらの技術はナノスケールで起きる物性の変化と不可分に関わっている技術である。
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