ヴィエノワズリー(仏: Viennoiserie)は イースト発酵させたパン生地または様々なペイストリー生地を焼いた菓子パンの総称である。「ウィーンの物」の意。
概要
ヴィエノワズリーは、鶏卵やバター、牛乳、クリーム、砂糖などを用い、豊かな味わいや甘さを強調する[1]。しばしば、ヴィエノワズリーの生地は薄く層化(ラミネート)される。ヴィエノワズリーは朝食や菓子として食べられるのが普通である。
1893年にオーストリア人の実業家アウグスト・ツァングがパリに開いたウィーン風パン屋を契機に、フランスにおいてウィーン風の焼き菓子が人気を博すようになった。 「ウィーン風パティスリー」("pâtisseries viennoises")という表現が最初に使われたのは、アルフォンス・ドーデが1877年に出版した『ナバブ』(Le Nabab)においてである[2]。
種類
- クロワッサン
- ウィーンパン - フランスでpain viennois(ウィーン風のパン)と呼ばれるものと同じである。
- ブリオッシュ
- パン・オ・ショコラ
- パン・オ・レ
- パン・オ・レザン
- シューケット
- デニッシュ
- ビューニュ
- ショーソン・オ・ポム
- アップル・ターンオーバー
- パン・オ・レザン
脚注
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