伊万里港
日本の佐賀県伊万里市にある港湾 ウィキペディアから
日本の佐賀県伊万里市にある港湾 ウィキペディアから
伊万里港(いまりこう)は、佐賀県伊万里市にある港湾。港湾法による重要港湾で、港則法による特定港である。港湾管理者は佐賀県である。伊万里湾の奥部に位置する。湾内は水深があり天然の良港とされる。
伊万里周辺の炭鉱が栄えた時代はその積出港としても用いられ、1951年(昭和26年)には重要港湾の指定を受けた。取扱貨物の大半を石炭が占めていたが、炭鉱閉山後は港周辺に工業団地を造成し、工業製品の輸出入に重点を移した。近年はコンテナターミナルを整備し、アジア地域とのコンテナ輸送の拠点となっている。
2007年度の輸出額約710億円、輸入額約419億円。主な取扱品はセメント、砂砂利、原木など。
伊万里は江戸時代には佐賀藩の領地で、佐賀藩による有田焼の積み出し港として重要な位置を占めていた。有田の磁器は長崎出島を経由して欧州へ輸出され、本港の名から「古伊万里(オールド・イマリ)」とも称された。
明治時代には佐世保と軍港誘致を巡って争ったが、海軍により佐世保港が選ばれた。戦後、海上自衛隊基地が置かれる際にも誘致合戦が起こっている。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.