板取川電気
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板取川電気株式会社(いたどりがわでんき かぶしきがいしゃ)は、明治末期から大正にかけて存在した日本の電力会社である。中部電力パワーグリッド管内にかつて存在した事業者の一つ。
概要 種類, 本社所在地 ...
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 岐阜県武儀郡美濃町(現・美濃市) |
設立 | 1909年(明治42年)7月25日[1] |
解散 |
1921年(大正10年)8月21日[2] (名古屋電灯へ合併) |
業種 | 電気 |
事業内容 | 電気供給事業 |
代表者 | 武藤助右衛門(社長) |
公称資本金 | 100万円 |
払込資本金 | 70万円 |
株式数 | 2万株(額面50円) |
配当率 | 年率8.0% |
特記事項:代表者以下は1921年1月時点[3] | |
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現在の岐阜県美濃市にあった電力会社で、社名にある板取川に水力発電所を建設して同市と関市を中心に電気を供給した。加えて周辺地域にも複数の系列電力会社を持ち、その供給区域は一部愛知県にもまたがった。1921年(大正10年)に傘下の2社とともに愛知県の名古屋電灯(後の東邦電力)に合併された。
本項目では、傘下企業の一つで現在の愛知県犬山市にあった尾北電気株式会社(びほくでんき)についても記述する。