Loading AI tools
日本のコンピュータゲーム ウィキペディアから
機動戦士ガンダム バトルオペレーション(GUNDAM BATTLE OPERATION)は、バンダイナムコゲームスが運営していたオンラインゲームである。2012年6月28日、PlayStation 3用ゲームコンテンツとして、PlayStation Storeにて無料配信開始。2017年7月31日、サービス終了。
プレーヤーは地球連邦軍またはジオン公国軍の兵士として、同じ軍のメンバーと共に部隊を編成し、相手部隊と対決する(1プレイごとにどちらに所属するか選ぶことが出来る)。これまで発売されてきた「機動戦士ガンダム Target in Sight」「機動戦士ガンダム戦記」のようなアクションゲームの内容を踏襲しつつ、時には歩兵となってモビルスーツや歩兵と戦う、FPSのような要素をも含んだ内容となっている。
基本プレイ料金は無料であるが、1回の出撃ごとに「出撃エネルギー」を1ポイント消費する。消費した出撃エネルギーは2時間毎に1ポイント支給されるが、無料で支給される出撃エネルギーは最大で3ポイントしかストックしておくことができない。この限度を超えて出撃したい場合は、課金アイテムの「備蓄用出撃エネルギー」を購入する必要がある。
プレイヤーには階級が設定されており、二等兵のLv1からのスタートとなる。それぞれの階級Lvが10になると、次のLvアップで上の階級へ昇格することが出来る。二等兵の間は、Lvアップの度に備蓄用出撃エネルギーを1つずつ貰うことが出来、比較的スムーズにプレイすることが可能。上等兵になると機体やパイロットスーツへのペイントやデカールの貼り付けが可能になる等、順次機能が解放されていく。
また課金による売り上げも好調で、2012年9月20日に行われた東京ゲームショウ2012にて、8月末時点でのDLCや備蓄エネルギーによる売上げが8億を超えた事を発表していた。2017年7月31日、サービスを終了した。
本作の続編として、「機動戦士ガンダム バトルオペレーション2」が2018年にPS4で提供されることが発表されており、2018年4月20~21日限定でベータ版が公開された。出撃エネルギーは無制限となっており、グラフィックが大幅に強化されたほか、宇宙ステージの導入などが実現されている。
このゲームでは3タイプのモビルスーツ(以下MS)と歩兵、時にはマップ上に落ちている乗り物など、様々な状況に応じた使い分けと操作が重要になる。特にMSは、格闘戦用機・汎用機・支援用機の3タイプによってジャンケンのような3すくみの関係[1]が成り立っている。以下のモードから1つを選んでプレイすることが出来る。
2014年1月より実装されたシステムで、他のオンラインゲームにおけるクランと同義。好きな部隊に所属することで、部隊同士のスコアを競う「部隊交流戦」に出場することが出来る。また、所属部隊が同じ敵と戦った場合は、出撃後に与えられる開発ポイントにボーナスが加算される。
MSの頭部と脚部には部位ごとのダメージが設定されており、限界までダメージが蓄積すると次のような障害が生じる。
MSを整備し、カスタムパーツのスロット数を増加させることができるコーナー。近距離・中距離・遠距離のどのスロットを強化するか指定し、整備する機体をハンガーに預け、ある程度の時間が経過した後に整備完了となる。ただし、失敗することもあるので注意を要する。
依頼できる整備兵は2種類存在し、「一般整備兵」に依頼する際は開発ポイントを使用して無課金で整備できるが、やや時間がかかり、失敗した際の補償もされない。これに対し「エリート整備兵」に依頼する際は課金アイテムの「整備手配書」が必要になるが、より短時間で整備を完了でき、整備が失敗した際も開発ポイントを配布する形で補償がなされる。
ハンガーもMS同様に設計図が存在し、より高いレベルのハンガーを開発することで、格納できるMSのレベル制限を緩和し、強化できるスロットの数をや強化の成功率を増やすことができる。また、ハンガーの成功率がアップするイベントが開催される場合もある。
作戦終了後ランダムで配布され、達成条件に基づき、達成された場合に達成報酬が貰える。
規定の個数を集めて、設計図、エネルギー、装備などと交換できる交換用アイテム。作戦終了後にランダムで配布される。
中継地点の占領や敵拠点の爆破などは、歩兵でしか行うことが出来ないため、時にはMSを降りることや、MSに乗らずに出撃することが求められる。MSの攻撃を受ける、または足で蹴られるとすぐに撃破されてしまうが、レーダーに映りにくく目視もし辛いため、立ち回り方によっては敵MSの死角を突き、頭部や脚部にピンポイントでダメージを与えて機能不全にすることができる。歩兵には主に次のような役割がある。
括弧内は配置されているステージ。
選択可能なステージは定期的に変更される。
ステージ終了後のポイント精算画面や昇進などによって、プレイヤーに「開発ポイント」が与えられる。このポイントを消費して、新しいMSや武装、強化パーツの開発を行う。全ての開発物には「設計図」というポイントが設定されており、ステージ終了後にこれら設計図の完成度もランダムで上昇し、100%に達したものから順次設計可能となる。物によってはレアリティの高いもの(☆マークの数で表される)や、期間限定のキャンペーンでしか手に入らない設計図もあるため、それを集めることも醍醐味の一つである。強化パーツの中には課金しなければ開発できないパーツも存在する。
また、同一の機体や武装、強化パーツであっても、レベルや階級が上がるに連れてより上位レベルのものが開発できるようになっていく。ある一定のレベルまでは無料で開発できるが、それより上位レベルのものを開発したい場合は課金してリミットを解除する必要がある。
稀に、ステージ終了直後のリザルト画面で「Lucky!ハロ」マークがプレーヤー名の横に表示される場合がある。これが表示されたプレーヤーには「階級Exp増加」「開発ポイント増加」「レアリティ☆☆☆、または☆☆の設計図を必ず1つ提供」の3つのボーナスが追加される。このマークは過去5戦の途中退出率が低いほど入手率が上がり、ルームホストになるとさらに少し入手率が上がる。負けたチームのプレーヤーにも入手権利があるため、負けていても最後まで退出せずにいると恩恵を受けやすい。
既に入手したMSは「再開発」を行うことで、ステータスの増強や特性の付加などの強化を行うことが出来る。再開発を実施した場合、そのMSの設計図がもう一度ドロップするようになり、100%に達した際にもう一度再開発を行うことが出来る。ただし、一度に多くのMSを再開発している場合、新規の設計図がドロップしにくくなるため注意を要する。
汎用MS | |
型式番号 | 機体 |
RGM-79 | ジム |
ジム(ホワイト・ディンゴ隊仕様) | |
RGM-79V | ジム・ナイトシーカー |
RGM-79SP | デザート・ジム |
RGM-79F | 装甲強化型ジム |
RGM-79G | ジム・コマンド |
RGM-79D | ジム寒冷地仕様 |
RGM-79SP | ジム・スナイパーII(ホワイト・ディンゴ隊仕様) |
RGM-79C | ジム改 |
RGM-79 | パワード・ジム |
RGM-79[G] | 陸戦型ジム |
RX-79[G] | 陸戦型ガンダム |
陸戦型ガンダム(ジム頭) | |
RX-79[G]Ez8 | ガンダムEz8 |
RX-79[G]SW | スレイヴ・レイス |
RX-79BD-3 | ブルーディスティニー3号機 |
MS-06F2 | ザクIIF2型(連邦軍仕様) |
RX-80PR | ペイルライダー |
ペイルライダー(軽装備仕様) | |
RX-80PR2 | ペイルライダー・キャバルリー |
RX-80PR3 | ペイルライダー・デュラハン |
RX-81ST | ジーライン・スタンダードアーマー |
RX-77-3-D | ガンキャノン重装型D(レイス仕様) |
RX-78-2 | ガンダム |
RX-78-3 | G-3ガンダム |
RX-78-4 | ガンダム4号機 |
RX-78NT-1 | アレックス |
FA-78[G] | フルアーマーガンダム陸戦タイプ |
RX-78GP01 | ガンダム試作1号機 |
RX-78GP02A | ガンダム試作2号機(MLRS仕様) |
格闘MS | |
型式番号 | 機体 |
RGM-79T | ジム・トレーナー |
RGM-79L | ジム・ライトアーマー |
RGM-79LV | ジム・ナイトシーカーII |
RGM-79F | 陸戦用ジム |
RGM-79FP | ジム・ストライカー |
ジム・ストライカー(重装備仕様) | |
RGM-79HC | ジム・ガードカスタム |
RGM-79KC | ジム・インターセプトカスタム |
RGM-79N | ジム・カスタム |
RX-79BD-1 | ブルーディスティニー1号機 |
RX-78-1 | プロトタイプガンダム |
RX-78-5 | ガンダム5号機 |
RX-78XX | ガンダム・ピクシー |
RX-81LA | ジーライン・ライトアーマー |
支援MS | |
型式番号 | 機体 |
RGC-80 | ジム・キャノン |
RGM-79[G] | ジム・スナイパー |
RGM-79SC | ジム・スナイパーカスタム |
ジム・スナイパーカスタム(シモダ小隊仕様) | |
RGM-79SP | ジム・スナイパーII |
RAG-79 | アクア・ジム |
RGM-79[G] | 陸戦型ジム(ウェポンラック装備) |
RX-79[G] | 陸戦型ガンダム(ウェポンラック装備) |
RX-79[G]Ez8 | ガンダムEz8(ウェポンラック装備) |
RX-79[G]WR | フルアーマー・スレイヴ・レイス |
RX-75 | 量産型ガンタンク |
ガンタンク | |
RMV-1 | ガンタンクII |
RTX-440 | 陸戦強襲型ガンタンク |
RX-77-2 | ガンキャノン |
ガンキャノン(スプレーミサイルランチャー)装備 | |
RX-77-3 | ガンキャノン重装型 |
RX-77-4 | ガンキャノンII |
RX-77D | 量産型ガンキャノン |
RGC-83 | ジム・キャノンII |
RX-78SP | ガンナーガンダム |
FA-78-1 | フルアーマーガンダム |
FA-78-2 | ヘビー・ガンダム |
RX-78-6 | マドロック |
RX-81AS | ジーライン・アサルトアーマー |
汎用MS | |
型式番号 | 機体 |
MS-05S | ザクI指揮官用 |
MS-06 | ザクII |
MS-06S | ザクIIS型 |
MS-06D | ザク・デザートタイプ |
MS-06G | 陸戦高機動型ザク |
MS-06F2 | ザクIIF2型(ジオン軍仕様) |
MS-06FZ | ザクII改 |
ザクII改(Bタイプ) | |
MS-06R-1A | 高機動型ザクII |
MS-06R-2 | 高機動型ザクII後期型 |
MS-08TX | イフリート |
MS-07B | グフ (ヴィッシュ・ドナヒュー機) |
MS-09 | ドム |
ドム(重装備仕様) | |
MS-09F/Trop | ドム・トローペン |
MS-09G | ドワッジ |
MS-09R-2 | リック・ドムII |
MS-10 | ペズン・ドワッジ |
MS-11 | アクト・ザク |
アクト・ザク (指揮官用) | |
MS-13 | ガッシャ |
MS-14S | 先行量産型ゲルググ |
MS-14G | 陸戦型ゲルググ (ヴィッシュ・ドナヒュー機) |
MS-14A | ゲルググ |
ガトー専用ゲルググ | |
MS-14B | 高機動型ゲルググ |
MS-14BR | 高機動型ゲルググ(ヴィンセント・グライスナー機) |
高機動型ゲルググ(ユーマ機) | |
MS-14JG | ゲルググJ |
MS-17 | ガルバルディα |
MS-18E | ケンプファー |
UNKNOWN | ゲム・カモフ |
EMS-10 | ヅダ |
MSM-03C | ハイゴッグ |
MSM-07S | ズゴックS型 |
MSM-08 | ゾゴック |
RX-79BD-2 | ブルーディスティニー2号機 |
RX-78GP02A | ガンダム試作2号機(ビーム・バズーカ仕様) |
AGX-04 | ガーベラ・テトラ |
RX-80PR | ペイルライダー(ヴィンセント・グライスナー機) |
格闘MS | |
型式番号 | 機体 |
MS-05B | ザクI |
MS-06FS | ザクIIFS型 |
ザクII FS型(シン・マツナガ機) | |
MS-07B | グフ |
MS-07B-3 | グフカスタム |
MSM-03 | ゴッグ |
MSM-04 | アッガイ |
MSM-04N | アッグガイ(クロー装備) |
MSM-07 | ズゴック |
MSM-07N | ラムズゴック |
MSM-07E | ズゴックE |
MS-08TX | イフリート(シュナイド機) |
MS-08TX[EXAM] | イフリート改 |
MS-08TX/N | イフリート・ナハト |
MS-09J | ドム高機動試作機 |
MS-14GD | ゲルググG |
MS-14F | ゲルググM |
MS-14D | デザート・ゲルググ |
YMS-15 | ギャン |
YMS-15E | ギャン・エーオース |
支援MS | |
型式番号 | 機体 |
YMT-05 | ヒルドルブ |
MS-05L | ザクI・スナイパータイプ |
ザクI・スナイパータイプ(指揮官用) | |
MS-06 | ザクII(重装備仕様) |
MS-06K | ザク・キャノン |
ザク・キャノン(ラビットタイプ) | |
MS-06JK | ザクハーフキャノン |
MS-06V | ザクタンク(砲撃仕様) |
MS-06M | 水中用ザク |
MSM-04G | ジュアッグ |
MS-12 | ギガン |
MS-14G | 陸戦型ゲルググ |
陸戦型ゲルググ指揮官用 | |
MS-14C | ゲルググ・キャノン |
MS-14Fs | ゲルググM(指揮官用) |
様々なプレーヤーから、バグとみられる症状やシステム上の問題点、マナーの面での問題点が指摘されている。以下はその例である。
上述したバグや不具合は、運営側のシステム上の問題の他、プレーヤー側の回線状態にも左右される場合が多い。特に戦闘における当たり判定の遅れなどは、良好な回線とそうでない回線の通信ラグによって発生することも多いため、可能な限り光インターネットなど高速の回線を用意し、なおかつ無線LANではなく有線LANで接続し、良い通信状況で参加することが望ましい。
ゲーム中の強制退出に関する問題については運営側も認識しているが、通信エラーが原因の場合もあるため安易に罰則を設けられないのが実情と説明しており、ルームに残ったプレーヤーのMSを強化するなどの形で救済措置をとっている。安易な強制終了を防ぐために途中退出率というパラメータが設けられており、10%に達するとペナルティが発生する。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.