1996年のナショナルリーグチャンピオンシップシリーズ
メジャーリーグベースボールの第27回ナショナルリーグ優勝決定シリーズ / ウィキペディア フリーな encyclopedia
1996年の野球において、メジャーリーグベースボール(MLB)のポストシーズンは10月1日に開幕した。ナショナルリーグの第27回リーグチャンピオンシップシリーズ(英語: 27th National League Championship Series、以下「リーグ優勝決定戦」と表記)は、9日から17日にかけて計7試合が開催された。その結果、アトランタ・ブレーブス(東地区)がセントルイス・カージナルス(中地区)を4勝3敗で下し、2年連続16回目のリーグ優勝および8回目のワールドシリーズ進出を果たした。
概要
1996年のナショナルリーグ チャンピオンシップシリーズ | |||||||
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シリーズ情報 | |||||||
試合日程 | 10月9日–17日 | ||||||
観客動員 | 7試合合計:37万5202人 1試合平均:05万3600人 | ||||||
MVP | ハビー・ロペス(ATL) | ||||||
NLDS | ATL 3–0 LAD STL 3–0 SD | ||||||
殿堂表彰者 | ジョン・シャーホルツ(ATL GM) ボビー・コックス(ATL監督) トム・グラビン(ATL投手) チッパー・ジョーンズ(ATL内野手) グレッグ・マダックス(ATL投手) フレッド・マグリフ(ATL内野手) ジョン・スモルツ(ATL投手) トニー・ラルーサ(STL監督) デニス・エカーズリー(STL投手) オジー・スミス(STL内野手) | ||||||
チーム情報 | |||||||
アトランタ・ブレーブス(ATL) | |||||||
シリーズ出場 | 2年(5大会)連続7回目 | ||||||
GM | ジョン・シャーホルツ | ||||||
監督 | ボビー・コックス | ||||||
シーズン成績 | 96勝66敗・勝率.593 東地区優勝 | ||||||
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セントルイス・カージナルス(STL) | |||||||
シリーズ出場 | 9年ぶり4回目 | ||||||
GM | ウォルト・ジョケッティ | ||||||
監督 | トニー・ラルーサ | ||||||
シーズン成績 | 88勝74敗・勝率.543 中地区優勝 | ||||||
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ワールドシリーズ |
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両球団がポストシーズンで対戦するのは、1982年のリーグ優勝決定戦以来14年ぶり2度目。この年のレギュラーシーズンでは両球団は13試合対戦し、ブレーブスが9勝4敗と勝ち越していた[1]。ポストシーズンの7戦4勝制シリーズにおいて1勝3敗から逆転優勝したのは、今回のブレーブスが1986年アメリカンリーグ優勝決定戦のボストン・レッドソックス以来10年ぶり、延べ8球団目である[2]。ブレーブスは第5戦に14-0で勝利しポストシーズン史上最大点差記録に並ぶと、3日後の第7戦では15-0の大勝を収めて記録を更新した[注 1][3]。シリーズMVPには、第1戦の8回裏に勝ち越し・決勝の2点適時打を放つなど、7試合で打率.542・2本塁打・6打点・OPS 1.607という成績を残したブレーブスのハビー・ロペスが選出された。しかしブレーブスは、ワールドシリーズではアメリカンリーグ王者ニューヨーク・ヤンキースに2勝4敗で敗れ、2年連続4度目の優勝を逃した。