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『COME ON, LET'S GO』(カモン・レッツ・ゴー)は、1976年(昭和51年)6月21日に発売された近田春夫&ハルヲフォンのファーストアルバムである。
1972年(昭和47年)に結成されたハルヲフォンが、前作の企画盤シングル『FUNKYダッコNo.1』(1975年)を経て、本格デビューを果たしたのが本作である。
表題曲の『COME ON, LET'S GO』は、『ラ・バンバ』(1958年)で知られるリッチー・ヴァレンスの1958年(昭和33年)のデビューシングル『Come On, Let's Go』(Del-Fi Records)のカヴァーである。原曲は、同年2月発売のヴァレンスのデビューアルバム『Ritchie Valens』にも収録されている[1]。
収録曲の『シンデレラ』は、元々は1975年(昭和50年)に近田春夫がプロデュースしたクールスのデビューアルバム『黒のロックン・ロール クールスの世界』へ近田が提供した曲であり、ハルヲフォン版はセルフカヴァーということになる。クールス版は、現在CDやデジタル音源で入手可能である[2][3]。同曲と、『レインコート』は、前者をA面、後者をB面として、アルバム発売の翌月である7月にシングルカットされ、バンドの正式なデビューシングルとなった[3]。
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