PT-91
ポーランドが開発した主力戦車 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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PT-91 「トファルディ」(ポーランド語: PT-91 "Twardy")は、ポーランドで開発された主力戦車。T-72M1の発展型であり、1995年に配備された。開発は機械設備開発研究センター(OBRUM)、生産はブマル・ワベンディ(ポーランド語版)社が行った。この会社はポーランドの軍事コンソーシアム「ブマル(ポーランド語版)」グループの一部である。
概要 性能諸元, 全長 ...
PT-91 (2009年)。 | |
性能諸元 | |
---|---|
全長 | 9.67 m |
車体長 | 6.95 m |
全幅 | 3.59 m |
全高 | 2.19 m |
重量 | 45.9 t |
懸架方式 | トーションバー方式 |
速度 |
60 km/h(整地) 45 km/h(不整地) |
行動距離 |
650 km 700 km(追加燃料タンクで搭載時) |
主砲 | 125mm滑腔砲 2A46M(D-81TM) |
副武装 |
7.62mm機関銃PKT(同軸) 12.7mm機関銃NSVT(対空) |
装甲 |
複合装甲 - 正面と側面のみ - 正面、側面、上面に「エラヴァ-1」または「エラヴァ-2」 ERA, steel side anti-cumulative screens |
エンジン |
PZL-ヴォラ S-12U ディーゼルエンジン 850 hp |
乗員 | 3 名 |
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T-72からの変更点は、射撃統制システム (FCS)、爆発反応装甲、エンジンの高出力化、トランスミッション、自動装填装置などである。他のT-72発展型と違い、ポーランド陸軍のPT-91はエンジン、FCS、通信装置などにほぼ自国製の製品を用いている。チェコのT-72M4CZ(チェコ語版)、グルジアのT-72SIM-1、インドのT-72 Ajeya Mk2などと同様に、これらの部品は既存のT-72を改修するのに用いられた。
ポーランド陸軍ではレオパルト2と並んで戦車部隊の主力を成している。また、2023年からウクライナに60輌が供与されている[1]。