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ある日、お姫様になってしまった件について

韓国のオンライン小説 ウィキペディアから

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ある日、お姫様になってしまった件について』(あるひ、おひめさまになってしまったけんについて : 어느 날 공주가 되어버렸다: Who Made me a Princess)は、韓国の小説、韓国の漫画。原作:Plutus、漫画:Spoonで、出版社は小説は위치북(Whichbook)、漫画は캐롯툰(Carrotoon)。韓国版を翻訳した漫画が日本ではピッコマや、KADOKAWAの『ComicWalker』にて2019年7月5日から連載、また同社より単行本も刊行されている[1]

概要 ある日、お姫様になってしまった件について, ジャンル ...

2022年に第5回「アニメ化してほしいマンガランキング」にて2位[2]、翌年の第6回では7位を獲得している[3]。2024年に中国iQiyiで漫画版がアニメ化、日本語吹替版は2025年9月29日未明より地上波先行配信、10月2日未明よりテレビ放送開始予定[4]

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あらすじ

登場人物

宮廷

アタナシア・デイ・エルジェア・オベリア
声 - 諸星すみれ[4]
この物語の主人公。オベリア帝国の皇帝であるクロードの娘。愛称はアーティ。緩くウェーブのかかった金髪の美少女。皇族直系の青い宝石眼持ち。名前の意味は「不滅」。無自覚に育つが強い魔力を持つ。
前世で読んだことのある小説「かわいらしいお姫様」の不遇の脇役姫として転生しており、小説では実の父である皇帝から蔑ろにされて育ったあげくに冤罪で若くして処刑されたため、現世では皇帝を避けて立ち回っていたが、小説の該当時期より早い幼少時に思いもかけずクロードと遭遇してしまってからは、仕方なく父娘関係を改善させるべく奮闘する。
成長するにつれ、強すぎる魔力は自身にも悪影響を及ぼし始めたため、ルーカスの指導により魔力のコントロールを学んでいくことになる。
小説では結果的に悪縁になっていたことにとまどいつつも、ジェニットやイゼキエルとも親交を結んでいく。
クロード ・デイ・エルジェア・オベリア
声 - 前野智昭[4]
オベリア帝国の皇帝。アタナシアの父。皇族直系の青い宝石眼持ちで強い魔力を持つ。皇帝として有能だが、強権を奮うことをためらわず、また、狂帝とはいえ兄から帝位簒奪しているので周囲から暴君としておそれられてもいる。
実父でありながら、生まれたときから後宮であるルビー宮にアタナシアを放置してメイドたちに養育に任せきりで無関心でいたものの、皇帝宮の庭園に迷い込んだ幼いアタナシアと遭遇し、共に過ごす日々の中で娘への想いが強くなっていく。
恋人であったダイアナの死がつらすぎたため、自ら禁術を施してその悲痛を忘れることにしたが、その余波でアタナシアを放置することになってしまっていた。私生活ではダイアナの影響でシオドナの様式の服を身に着けている。
ダイアナ
声 - 花澤香菜
アタナシアの母。作中では故人。シオドナから来た踊り子。クロードの正式な妻ではなく、恋人としてアタナシアを妊娠した際、胎内のアタナシアの魔力が強大すぎるため、母体が危険になったことからクロードから子どもを諦めて欲しいと懇願されたが拒否して出産。アタナシア(不滅)と名前を付けて産後すぐに亡くなる。
ルーカス
声 - 岡本信彦[4]
伝説の黒い塔の魔法使い。強大な魔力を持つ。黒髪赤眼の美少年魔法使いとして登場するが、実年齢は数百歳にも及び、青年の姿でも現れる。
素では大変に口が悪く、きまぐれな変人。転生しているアタナシアの異質さに興味を惹かれ、アタナシアのために力を貸し、相談役ともなる。
フィリックス・ロベイン
声 - 木村良平[4]
アタナシアの護衛騎士。母親がクロードの乳母である。そのためか、クロードはフィリックスに対して心を許している。
リリアン・ヨルク
声 - 和氣あず未
アタナシアの世話役。愛称はリリー。アタナシアの母であるダイアナに憧れて世話係に志願している。「かわいらしいお姫様」では冤罪をかけられたアタナシアを庇ったことによりクロードに殺されている。
アナスタシウス・デイ・エルジェア・オベリア
先代皇帝。名前の意味は「復活」。先々帝の正室の息子でクロードの異母兄であり、ジェニットの実の父親。暴政を行った狂帝としてクロードに除かれたとされているため、公的には故人。
幼少時には異母弟のクロードを気にかけており、兄弟仲は良かった。だが、先々帝の側室にむける母の憎悪に影響されたり、成長するに従って優秀な弟に対する劣等感などの負の感情をつのらせたことにより、アエテルニタスの霊体につけこまれ、依代にされたことで弟を疎ましく思うようになる。クロードの母親を殺し婚約者も奪い、憎悪に満ちたクロードに胸を貫かれ殺され帝位を奪われたことになっている。
アエテルニタス
過去の皇帝。強い魔力を持った偉大な皇帝として帝国の歴史に名を残しているが、その少年期に出会ったルーカスは「ろくな魔力もないカス」と判定して罵倒していた。

アルフィアス公爵家

ジェニット・マグリタ / ジェニット・デイ・エルジェア・オベリア
声 - 石見舞菜香[4]
アタナシアが転生した小説「かわいらしいお姫様」のヒロイン。先代皇帝の娘で、皇族直系の青い宝石眼持ち。
ジェニットの母フェネロペが公的にはまだクロードの婚約者だった時期に生まれたため、周囲はクロードの子供だと思っており、思惑をもったロジャー・アルフィアスが自分の家で養育し、自身もクロードの娘だと思っている。出生にまつわる別の秘密を見抜いたルーカスからは「キメラ」と呼ばれている。
家族への愛が人一倍強い。アタナシアに対しても「異母姉妹」として情愛を抱いており、真実が判明したあとでも親密な友人同士となっている。
イゼキエル・アルフィアス
声 - 梅田修一朗[4]
アルフィアス公爵の息子。アタナシアが転生した小説「かわいらしいお姫様」の男主人公。白髪金眼の美少年で、アタナシアより年上。
原作小説ではジェニットの恋人だが、現世ではジェニットに対する愛情は妹に対するようなものになっており、アタナシアに惹かれている。
ロジャー・アルフィアス(シロおじさん)
帝国の公爵。イゼキエルの父であり、ジェニットの叔父。狡猾で、手段を選ばない性格。
フェネロペ・ユディット
故人。ジェニットの母で、当時はクロードの婚約者でありながらアナスタシウスと密通していた。ジェニットを生んだときに亡くなっている。
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書誌情報

日本版

  • Plutus(原作)・Spoon(漫画)『ある日、お姫様になってしまった件について』KADOKAWA〈FLOScomic〉、既刊12巻(2025年9月5日現在)
    1. 2019年7月5日発売[1][5]ISBN 978-4-04-065651-9
    2. 2019年7月5日発売[1][6]ISBN 978-4-04-065875-9
    3. 2020年4月3日発売[7]ISBN 978-4-04-064347-2
    4. 2020年9月4日発売[8]ISBN 978-4-04-064929-0
    5. 2021年9月3日発売[9]ISBN 978-4-04-680122-7
    6. 2022年3月4日発売[10]ISBN 978-4-04-681256-8
    7. 2022年7月5日発売[11]ISBN 978-4-04-681628-3
    8. 2024年1月6日発売[12]ISBN 978-4-04-682284-0
    9. 2024年5月2日発売[13]ISBN 978-4-04-683631-1
    10. 2024年12月5日発売[14]ISBN 978-4-04-684278-7
    11. 2025年4月4日発売[15]ISBN 978-4-04-684662-4
    12. 2025年9月5日発売[16]ISBN 978-4-04-685142-0

テレビアニメ

要約
視点

日本語吹替版が2025年10月よりTOKYO MXほかにて放送中[4]

スタッフ

  • 原作 - Spoon、Plutus[4]
  • エグゼクティブプロデューサー - 龚宇、陈安妮[4]
  • チーフスーパーバイザー - 王晓晖[4]
  • スーパーバイザー - 陈潇[4]
  • チーフエディター - 王兆楠[4]
  • チーフプロデューサー - 郝博、刘青艳、邓志巍[4]
  • プロデューサー - 王梦桥、黄丽瑛、王欣桐、曾雯丝[4]
  • 企画 - 郝博、王梦桥、王欣桐、翁铭璐[4]
  • 宣伝ディレクター - 孙浩洋[4]
  • 配信ディレクター - 王晓燕[4]
  • ライツマネージャー - 邵远[4]
  • ビジネスディレクター - 牛国柱[4]
  • シリーズ構成 - 张雯[4]
  • 脚本 - 项欣、陈晓婷、朱慧颖、王宽宽[4]
  • アニメーション制作 - 重庆彩色铅笔动漫设计有限责任公司[4]
  • 技術ディレクター - 蒋渝峰[4]
  • 演出 - 史涓生、赵聚散、李文臻、蒋渝峰、丁文明[4]
  • 総作画監督 - 刘柯利[4]
  • キャラクターデザイン - 刘柯利、蔡文婕[4]
  • 美術監督 - 吴佳远、周福琼[4]
  • グラフィックディレクター - 魏鹂影[4]
  • 制作プロデューサー - 林俊帆[4]
  • 制作統括 - 张悦、苏颖攀、左婷婷、黄智涵[4]
  • コンポジット監督 - 张晨[4]
  • 3DCG監督 - 陶振宇[4]
  • モーションキャプチャ監督 - 王越[4]
  • 音響制作 - 上海叽咔文化传播有限公司[4]
  • 音響監督 - 陈雨佳[4]
  • 音楽監督 - 朱瑞文[4]
  • ボイスディレクター - 杨梦露、辛悦[4]
  • 監督 - 张盈盈[4]
  • 製作 - iQIYI、KuaiKan[4]
  • 日本語版製作 - KADOKAWA[4]

主題歌

「いいよ」
Daokoによる日本版オープニングテーマ。作詞はDaoko、作曲はGuruConnectとDaoko、編曲はGuruConnect。
「その瞳で」
XAIによる日本版エンディングテーマ。作詞・作曲はXAI、編曲は亀本寛貴

各話リスト

  1. 動きだす運命
  2. パパ
  3. オベリア帝国の姫
  4. タブーと記憶

放送局

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Web番組

TVアニメ「ある日、お姫様になってしまった件について」アフレコアフタートーク
2025年10月2日(木)より毎週、TVアニメ連動企画として、KADOKAWAAnimeのYoutube公式チャンネルにて配信されている[20]
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出典

外部リンク

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