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いるか座ベータ星

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いるか座ベータ星
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いるか座β(いるかざベータせい、β Delphini / β Del)は、いるか座多重星である。

概要 いるか座β星 Beta Delphini, 仮符号・別名 ...
概要 いるか座β星 A Beta Delphini A, 見かけの等級 (mv) ...
概要 いるか座β星 B Beta Delphini B, 見かけの等級 (mv) ...
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概要

主星Aは実視等級4.1等の準巨星、伴星Bは4.9等主系列星分光連星である[8]。2つの星は軌道長半径13auの楕円軌道をおよそ26.7年の周期で周回している[8]。地球から見ると、平均して0.65しか離れていないため、小望遠鏡では分解して見ることはできない[8]。さらに13.1等の伴星Cが発見されている[10]

名称

ロタネヴ[2] (Rotanev[3][4]) という固有名を持つ。これは、αのスアロキン (Sualocin) とともに、1814年にパレルモ天文台台長のジュゼッペ・ピアッツィが出版した「パレルモ星表」の第2版で初めて使われた[11]。これらの名前は、当時ピアッツィの助手を務めていたニコロ・カチャトーレの名前をラテン語化した Nicolaus Venator を逆から読んだものから名付けられた[2][3]。カチャトーレは後にピアッツィの後を継いでパレルモ天文台の第2代台長となっている。

2016年9月12日に国際天文学連合の恒星の命名に関するワーキンググループ (Working Group on Star Names, WGSN) は Rotanev を固有名として正式に承認した[4]

脚注

外部リンク

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