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うしかい座イオタ星
うしかい座の恒星 ウィキペディアから
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うしかい座ι星(ι Boötis、ι Boo)或いはうしかい座21番星(21 Boötis、21 Boo)は、うしかい座にある連星である。地球からは、約95光年離れたところにある。
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名称
ラテン語でロバの2番仔のを意味するアセルス・セクンドゥス(Asellus Secundus)という固有名も持っている[9]。
うしかい座ι星は、「ロバの仔」と称される他の2つの恒星、うしかい座θ星とうしかい座κ星も含め、「ハイエナの仔」を意味するAulād al Dhiʼbah(أولاد الضّباع - aulād al dhiʼba)という星列の一部であった[8]。
星系
要約
視点
うしかい座ι星は、約39秒離れた位置にあるHD 234121と、連星系を形成している[7]。
主星である白色のA型主系列星がうしかい座ι星で、視等級が4.75である[1]。うしかい座ι星は、20世紀前半から明るさが変化すると言われていたが、1980年にたて座δ型変光星の捜索の中で変光星であることが確かめられ、そのままたて座δ型変光星に分類された[16][17]。明るさは概ね4.73から4.78等級の間で変化し、変光の周期は約38分で安定している[2][6]。
伴星のHD 234121は、視等級が7.33で、K1型の主系列星とされる[12][15]。うしかい座ι星とは、固有運動が共通しており、重力的に結び付いた真の連星と考えられる[12]。うしかい座ι星との間は、およそ1,100AU離れており、公転周期は2万年以上になるとみられる[7][18]。
ワシントン重星カタログには更に、第3の天体として、90秒離れた位置の14等星が収録されている[19]。こちらは、固有運動の違いから見かけ上の重星に過ぎないとみられる[20]。
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脚注
関連項目
外部リンク
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