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うしかい座プサイ星
うしかい座の恒星 ウィキペディアから
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うしかい座ψ星(うしかいざプサイせい、ψ Boötis、ψ Boö)は、うしかい座の恒星である。見かけの等級は4.54と、暗いが肉眼でみえる明るさである[1]。年周視差に基づいて太陽からの距離を計算すると、およそ259光年である[2][注 1]。
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特徴
うしかい座ψ星は単独のK型巨星で、スペクトル型はK2 IIIと分類される[7][1]。レッドクランプ巨星に位置づけられ、中心核ではヘリウム燃焼によってエネルギーが生成されている[8][9]。年齢はおよそ40億年と中間的な古さであり、光球の有効温度はおよそ4300 K、光度は太陽の135倍程度で、半径は太陽の20倍程度に膨張し、質量は太陽のおよそ1.4倍と推定される[4][3]。
名称
アメリカのアマチュア博物学者アレンは、アッセマーニによればうしかい座ψ星は、うしかい座の右手のおそらくε星と共に、アラビアでは「いやしく小さいもの」を表す Al Aulād al Nadhlāt と呼ばれていた、と記している[10][注 3]。ジェット推進研究所の技術報告に掲載された報文 “A Reduced Star Catalog Containing 537 Named Stars” の星表では、うしかい座ψ星には Aulad Alnadhlat という固有名があてられている[6]。
脚注
関連項目
外部リンク
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