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おおぐま座アルファ星

おおぐま座の恒星、北斗七星を形成する恒星の1つ ウィキペディアから

おおぐま座アルファ星
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おおぐま座αは、おおぐま座恒星で2等星。北斗七星を形作る恒星の1つでもある。

概要 おおぐま座α星 Alpha Ursae Majoris, 仮符号・別名 ...
概要 おおぐま座α星A, 見かけの等級 (mv) ...
概要 おおぐま座α星B, 見かけの等級 (mv) ...
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特徴

βとともに指極星として用いられる。この星とβ星とを結んだ線分をα星の方向へ伸ばすと北極星へ、β星の方向へ伸ばすとレグルスへと導かれる[5]

4つの星からなる連星系で、黄色巨星で2等星のA星と白色の5等星のB星とは23au離れた距離を44年かけて周回している[5]。また、その400倍離れたところにもう一つの伴星があり、これもまた連星系を成している[5]

北斗七星の7つの星のうち、ηとこの星以外の5つの星はおおぐま座運動星団に属している[5]

名称

学名はα Ursae Majoris(略称はα UMa)。固有名ドゥベー[2] (Dubhe[3][4]ドゥーベ[9]とも表記される)はアラビア語で「熊」を意味する al-dubb(اَلدُّبّ, 実際の発音:ʾad-dubb, アッ=ドゥッブ)[10][11]に由来している[3]。古くは edubh と綴られたものが、e が語頭から語尾に移動してしまい、dubhe となったとされる[3]2016年6月30日に国際天文学連合の恒星の命名に関するワーキンググループ (Working Group on Star Names, WGSN) は、Dubhe をおおぐま座α星Aの固有名として正式に承認した[4]

中国における呼称は、『史記』「天官書」など正史の天文志では天枢[2]密教教典『仏説北斗七星延命経』では貪狼どんろう)である。

脚注

関連項目

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