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かいじゅう色の島
日本の漫画シリーズ ウィキペディアから
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『かいじゅう色の島』(かいじゅういろのしま)は、はっとりみつるによる日本の漫画作品。『ヤングドラゴンエイジ』(KADOKAWA)にて、5号から連載中[1][2]。島を舞台として、伝奇と百合を絡めた作品である[3]。
『さんかれあ』のはっとりみつるが描く、伝奇×青春ストーリー[1][2][4]。『さんかれあ』はゾンビとラブコメをかけ合わせた作品であったが、『かいじゅう色の島』は伝奇と百合をかけ合わせている[3]。作中では鼓動を「こきゅん」と表現するなど独特の擬音語が使われる[3]。
作者のはっとりが三重県出身であり、離島が身近にあったことから企画が始まった[3]。季刊誌に掲載する漫画であるため、各話の発表間隔が長くなってしまうことから、2人の物語を深く掘り下げていくという方向性が定まり、百合を描くことが決まったのはその後である[3]。連載が始まった2018年は『やがて君になる』がヒットした年であり、これ以降、百合漫画の多様化が進行した[5]。
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あらすじ

舞台は2018年の夏[7]、「かいじゅうさん」の言い伝えがある離島[† 1]。島の中学生・千川棔(ちがわ こん)は、都会からやって来た一門歩流夏(ひとと ふるか)が海に転落するのを目撃し、彼女を助ける[2]。2人が目を覚ますと、「かいじゅうさんの穴」と呼ばれる洞窟の前で倒れていた[2]。ひとりぼっちだった2人は次第にひかれ合うが、島では不思議なことが起こり始める[2]。
登場人物
- 千川 棔(ちがわ こん)
- 声 - 東山奈央[1]
- 島に住む中学生[2]。島から出たことがない[8]。方言[† 2]で話す[9]。同世代がみんな恋をしている中、自分だけ恋愛感情が分からないことをコンプレックスとしている[4]。同級生から無視されており、1人で「かいじゅうさんの穴」へ向かう途中で歩流夏と出会う[3]。
- スク水に短パン、裸足という格好で、髪は三つ編みにしている[† 3]。
- 一門 歩流夏(ひとと ふるか)
- 声 - 上坂すみれ[1]
- 都会からやって来た少女[1][2](家出中[10])。性格はツンデレ[10]。島へ来てスマートフォンの電波が圏外になり、電波の届くところを探し求めていたところ、海に転落し[11]、棔に助けられる[2]。
- 顔にそばかすがある[10]。外見はギャル風で[10]、真っ赤なネイルをしている[12]。3年前とは風貌が大きく変わっている[13]。
- シロ
- 棔の弟[14]。能天気な性格[15]。
- 克美(かつみ)
- 歩流夏の叔母[16]。歩流夏を自宅に泊まらせている[13]。
- まり
- 棔の同級生[17]。彼氏にちょっかいを出されたと思い、歩流夏に文句を言いに来る[18]。
- 木下 ハイヤ(きのした ハイヤ)[† 4]
- まりの彼氏[19]。店番をしているときに歩流夏と出会う[20]。
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書誌情報
- はっとりみつる『かいじゅう色の島』 KADOKAWA〈ドラゴンコミックスエイジ〉、既刊2巻(2024年3月8日現在)
- 2021年3月9日発売[21]、ISBN 978-4-04-074015-7
- 2024年3月8日発売[22]、ISBN 978-4-04-075362-1
PV
単行本1巻発売を前にして、2021年3月5日にアニメPVが公開された[2]。アニメーション制作は『トリニティセブン』のSeven Arcs[1]。声優を務めた東山奈央と上坂すみれが、演じた感想などを語った対談が3月9日発売の『月刊ドラゴンエイジ』に掲載された[2]。
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
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