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かしわ台車両センター
相模鉄道(相鉄線)の車両基地・工場 ウィキペディアから
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かしわ台車両センター(かしわだいしゃりょうセンター)は、神奈川県海老名市にある相模鉄道(相鉄)の車両基地・車両工場である。
概要
本線かしわ台駅に隣接し、相鉄全車両の検査及び改造工事を担当しており、最大の車両基地を併設している。構内には元神中3形蒸気機関車・ハ24号客車、トフ400、6000系(モハ6001・6021)、2000系(モニ2005)、ED10形電気機関車(ED11)が静態保存されている。
2007年(平成19年)9月には、12月に相模鉄道が会社創立90周年を迎えるのを記念して、6001号車の旧塗装(旧標準色)化と6021号車やED11などの車体再塗装が行われた。その後、2018年(平成30年)3月には6001号車が元の若草色塗装に戻されている(#ギャラリーも参照)。
2023年3月18日ダイヤ改正現在、JR車10両編成6本および東急車10両編成2本が夜間停泊されている。
- 敷地面積:19,059 m2(旧工機所エリア)
- 建物面積:13,623 m2(旧工機所エリア)
- 担当検査:仕業検査・機能検査・重要部検査・全般検査
- 検修能力:174両/年
- 収容車両数:224両
- 留置線:19本
- 洗浄線:2本(うち1本は車体洗浄機を設置)
- 検査線:3本(10両×2本・6両×1本)
- 入出場線:2本(うち1本は転削線を兼ねる)
- 折返し線:2本(U線・V線)
- 整備済み車両の車体に記される略号
- 「かしわ台工」
新保全体系の実施
相鉄においても10000系車両の導入に合わせて、JR東日本の新系列車両(基本的に209系以降の電車)に適用する新保全体系による検査業務が行われている[1]。ただし、相鉄ではJR東日本と異なる検査名称となっている[1]。
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沿革
所属車両
2025年(令和7年)6月1日時点で、以下の所属車両営業運転および事業用等、計49編成(446両)の車両が所属している。
- 8000系:10両編成6本(計60両) ※うち1編成 (8709×10) はリニューアル(YOKOHAMA NAVYBLUE塗装)済み
- 9000系:10両編成6本(計60両) ※全編成リニューアル(YOKOHAMA NAVYBLUE塗装)済み
- 10000系:10両編成3本、8両編成5本(計70両) ※うち5編成はリニューアル(YOKOHAMA NAVYBLUE塗装)済み
- 11000系:10両編成5本(計50両)
- 12000系:10両編成6本(計60両)※全編成がYOKOHAMA NAVYBLUE塗装。JR線直通対応。
- 20000系:10両編成7本(計70両)※全編成がYOKOHAMA NAVYBLUE塗装。東急東横線直通対応。
- 21000系:8両編成9本(計72両)※全編成がYOKOHAMA NAVYBLUE塗装。東急目黒線直通対応。
- モヤ700系:2両編成2本(計4両) ※事業用車
- 21000系
- 20000系
- 12000系
- 11000系
- 10000系
- 9000系(リニューアル車)
- 8000系
- モヤ700系
また、相鉄線直通列車を経由して川越車両センター所属のE233系7000番台も相鉄線に入線するため、本車両センターに一部編成が留置される。2023年3月18日改正時点では、E233系7000番代の夜間滞泊は6編成設定(これとは別に相模大塚駅での昼間留置もある)されているが、その入出庫目的でかしわ台駅を発着しているJR東日本車はすべて回送として運転している。
- E233系7000番台
東急車にも本車両センターへの夜間滞泊が設定(これとは別にJR東日本車と同じく相模大塚駅の他、西横浜駅と星川駅での昼間留置や、2024年より新たに厚木線へも乗り入れして厚木での夜間滞泊もある)されており[2]、教習目的などでの試運転時やダイヤ乱れ時に本センターに入線することがある。
- 5050系4000番台
- 3020系
- 5080系
- 3000系
ギャラリー
- 保存されている6001号車、2007年の旧塗装化後(2009年6月22日撮影)
- 同じくモハ6001号車、元の若草色塗装に戻されている(2018年3月11日撮影)
- 保存されているトフ400形
(2016年4月9日撮影)
脚注
参考文献
関連項目
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