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この本を盗む者は

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この本を盗む者は』(このほんをぬすむものは)は、深緑野分ファンタジー小説KADOKAWAより2020年10月8日に刊行された[1]。メディアミックスとして、空カケルによるコミカライズが2021年から2023年にかけて連載[2][3]。劇場アニメが2025年12月に公開予定[4][5][6]

概要 この本を盗む者は, ジャンル ...
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概要

2021年本屋大賞にノミネートされた[7][8][9]。また、紀伊國屋書店主催のキノベス!2021で第3位に選出された[9][10]

深緑の短編集『空想の海』には本作のスピンオフ短編「本泥棒を呪う者は」が収録されている[11]

登場人物

御倉 深冬(みくら みふゆ)
読長町に住む高校1年生の少女。書庫「御倉館」を管理する一家の娘だが、彼女自身は本嫌い[12]
真白(ましろ)
名前の通り、雪のように真っ白な髪を持つ謎の少女。御倉館に現れ、深冬を本の世界へと誘う[12]
御倉 あゆむ(みくら あゆむ)
深冬の父。御倉館の管理人だが、それ以外に柔道場も経営している[12]
ひるね
深冬の叔母。あゆむと共に御倉館の管理人を務める[12]
蛍子(けいこ)
坊主頭が特徴的な女性。御倉館の「秘密」を探ろうと深冬に近づく[12]

書誌情報

  • 単行本:KADOKAWA、2020年10月8日発売[9]ISBN 978-4-04-109269-9
  • 文庫:KADOKAWA〈角川文庫〉、2023年6月13日発売[13]ISBN 978-4-04-113411-5

漫画

空カケルによるコミカライズが『ヤングエース』2022年1月号から2023年4月号まで連載された[2][3]

書誌情報(漫画)

アニメ映画

要約
視点
概要 この本を盗む者は, 監督 ...

2025年12月26日に公開予定[4][5][6]。深冬役の片岡凜と真白役の田牧そらは本作が声優初挑戦作となり[17]、同時に片岡にとっては初の映画主演作となる[18]

登場人物・声の出演

御倉深冬(みくら みふゆ)
- 片岡凜[17][18][19]
本作の主人公。本の街・読長町に暮らす高校一年生。
巨大な書庫「御倉館」を管理する一家に生まれたが、実は大の本嫌い。本作では御倉館の本が盗まれ[20]町は話の世界の中に入ってしまうため[20]、深冬はその犯人を見つけ事態を打開しようとする[20]
真白(ましろ)
声 - 田牧そら[17][18]
深冬の前に突然現れた謎の少女。
本泥棒を捕まえて「本の呪い」“ブックカース”を解くため、深冬を物語の世界に誘う。
御倉ひるね(みくら ひるね)
声 - 東山奈央[17][18]
深冬の叔母。
「御倉館」に住んでおり、1日の大半を眠るか本を読むかで過ごしている。
御倉あゆむ(みくら あゆむ)
声 - 諏訪部順一[17][18][19][21]
深冬の父。
「御倉館」の現在の管理人。柔道場も経営している。
自転車で転んで怪我をし入院中。
与謝野蛍子(よさの けいこ)
声 - 伊藤静[17][18]
本好きで、自称「風来坊」。
春田貴文(はるた たかふみ)
声 - 土屋神葉[17][18]
読長商店街にある春田書店の息子。大学生であるが書店を手伝っている。
本の万引きに頭を悩ませている。
御倉たまき(みくら たまき)
声 - 朴璐美[17][18][19]
深冬の亡くなった祖母。
優れた書物の蒐集家であった。

スタッフ

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脚注

外部リンク

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