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さかき丸

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さかき丸帝国海事協会の貨客船、義勇艦[2]。「榊丸」[3][4]とも。「さくら丸」、「うめが香丸」に次ぐ3隻目の義勇艦である[5]

概要 さかき丸, 基本情報 ...

「さかき丸」は川崎造船所で建造された[6]。1911年10月9日、契約締結[6]。1913年3月3日に進水し、8月4日に竣工した[6]

帝国海事協会は募金を募り、平時は商船、有事の際は軍用とする義勇艦を2隻建造したが、それらの商船としての評価は芳しくなかった[5][7]。そのため、3隻目となる「さかき丸」では要求は速力21ノットのみとし、使用者である南満洲鉄道の要望を入れて設計された[2]。結果、好評を得た[5]

1913年8月10日、「さかき丸」は南満洲鉄道の大連・上海航路に就航した[8]

第一次世界大戦では通報艦として青島攻略戦に参加した[9]

1922年、海防義会の設立に伴い移籍[10]。同年に大連・上海航路は大連汽船に引き継がれるが、そこでも「さかき丸」は運航されている[11]。翌年、南満州鉄道に売却[10]

1929年、大連汽船に売却[10]

1933年、「東亜丸」建造の見合い船として解体された[1]

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脚注

参考文献

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