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さきがけ文学賞
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さきがけ文学賞(さきがけぶんがくしょう)は、中編小説を対象とした日本の文学賞。プロ作家を多く輩出し、新人の登竜門とされている。
概要
公益財団法人さきがけ文学賞渡辺喜恵子基金が主催する老舗文学賞[1][2]。1983年に直木賞作家・渡辺喜恵子が「秋田の文学振興に役立ててほしい」と1千万円を秋田魁新報社に寄託したのが創設のきっかけとされる[3]。1984年、秋田魁新報社が創刊110年を記念して1千万円を拠出、計2千万円で基金を設立し、本文学賞を創設した[3][4]。1985年、秋田魁新報社は基金に1千万円を追加し、財団法人さきがけ文学賞渡辺喜恵子基金を設立する[注 1][3]。
新進作家の創作意欲を喚起し、文化発展に寄与することを目的として、国内外から文学作品を公募している[5]。規定枚数は、400字詰原稿用紙換算で100枚から150枚[6]。入選(最高賞)に選ばれた者には、正賞のブロンズ像、賞金50万円および副賞が、選奨(佳作)に選ばれた者には、賞金5万円および副賞が贈られる[3]。応募数は例年250編前後。国内だけではなく海外からも応募がある[3]。受賞作は秋田魁新報の紙面で連載される。選考委員は作家・諸田玲子氏、作家・熊谷達也氏、文芸編集者・佐藤誠一郎氏[1]。
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受賞作一覧
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脚注
関連項目
外部リンク
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